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キミは未来の花嫁様

新年明けましておめでとうございます。
本年もル・グラン・ミラージュnoteをよろしくお願い致します。

いつもルグランnoteをご覧いただきありがとうございます。私たちは静岡県浜松市にて貸切メゾンで過ごせる結婚式場としてご案内しております。

前回のnoteでは世界中で同じ結婚式などはなく、100組100通りの結婚式がある。そのようなことについて書かせて頂きました。

季節は巡りあっという間にクリスマスの季節は過ぎて、早いもので新しい1年が始まりました。
ルグランnoteをご覧の皆様はどのような年末年始を過ごされていらっしゃいますか?

さて、少し時間を遡るのですが、そこでの可愛らしいエピソードがありましたので今回のnoteではそちらをご紹介致します。

12月のル・グラン・ミラージュでは以前のnoteでもご案内しましたがクリスマス期間中は《CHRISTMAS MIRAGE 2021》と題したクリスマスのイベントを開催していました。
この8日間のイベント期間中は250名を超える、本当に大勢のお客様にご来場いただきました。改めて感謝申し上げます。

ご来場くださったお客様はかつて結婚式を挙げてくださった新郎新婦様がお子様と一緒に来てくださったり、もちろんこれから結婚式を予定している新郎新婦様もいらっしゃいました。
それに今回はル・グラン・ミラージュのある浜松市西区の志都呂エリアのお客様にもお越しいただくことが出来ました。

地域に馴染むこと。
地域の皆様に知っていただくことは結婚式場と言う場を持つ私たちにとって、欠くことの出来ないことなのだと思っています。
新しい門出をみんなでお祝いする場所が結婚式場であり、ル・グラン・ミラージュの在り方。

なので、こうしてイベントにたくさんの地域の方々に来ていただくことは何よりも嬉しいことなのです。

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その日は12月19日の日曜日。唯一ランチタイムが設定されていた日。
そこにある親子連れのお客様がいらっしゃいました。パパ、ママ、そして幼稚園の娘さんと一緒に3人で。

パパもママも特別な時間を楽しみにお酒も楽しみたいと少し離れた場所から歩いてご来場されました。(こう言うのが結構嬉しいです!)
そして娘さんも最初から落ち着かない様子。だって、結婚式場に来ることが初めてだったから。

周りの別のお客様たちに目をやったり、ワインを注ぐスタッフに目をやりながらなんだかとても楽しんでくれている様子。
ドリンクはコーラを選んで、おかわりしながらご満悦。特製のお子様ランチも「美味しいよ!」と言って食べてくれて、お子様が一緒のイベントはやっぱり楽しくていいなと感じていました。

コース料理も進んで、ペアリングに白ワインを注いでいるとママから声を掛けられます。

「今日はガーデンや、チャペルって見学出来ますか?」

そのお二人は結婚式をもう挙げていらっしゃるので、少し不思議に思っていたところ、こう続けて仰いました。

「娘が結婚式場に来るのが初めてで、どうしても見せてあげたいんです」

なるほど。それはなんだか素敵だな。そう思いました。

「もちろんご案内致します。デザートまでお楽しみ頂いたらご一緒に行きましょう」

そうお返事をするととても喜んでくださって、

「◯◯ちゃん、チャペル見れるって!良かったね!」

娘さんよりもなんだかママの方が嬉しそう。親の気持ちってそう言うものなんだろうなって感じて見ていました。

食事を終えると家族3人での会場見学のスタートです。

娘さんは少し探検するみたいな気分なのかテンションが高くなっていました。それを見るとスタッフも「さぁ、行こう!」そう声をかけてチャペルへと進んで行きます。

チャペルの扉を開ける。パパとママは並んでバージンロードを進む。きっと無意識だったであろうけれど、本当に並ぶように前方へと進む。

娘さんも高い天井を見上げながら「ここが結婚式場なの?すごいね」と言いながら後について行く。

これから誓いを立てるでもない2人と娘さんのちょっと不思議な会場見学の時間。でも、なんだかとても穏やかな時間でした。

聖壇前に立ちパパとママは振り返ります。

言葉は発することなく深呼吸をするようにして。ただ、黙ってこのチャペルの空気を感じていました。

「結婚式場ってやっぱりいいですね」
「うん、なんだろうね心が落ち着く感じ」

お2人はそう口を揃えて仰っていました。

「ねぇ、○○ちゃん。いつかキミはそのバージンロードを歩くときが来るんだよ」

パパはちょっぴり複雑そうな表情。でも、ここに来れたことがなんだか嬉しかったみたい。

「きっとまだ出会ってもいない人たちがここに集まってくれることになるんでしょうね」

ふと、スタッフは呟く。

「そうだね、これからたくさんの友達と出会うんだもんね」
ママがそうやって娘さんに話し掛ける。

「それがこのチャペルに来てくださる皆さんになるってことです」
まだ見ぬ未来。それは親子の未来、そしてこの幼い娘さんの未来。それがなんだか輝いているみたいに感じてウルっとしてしまいました。

結婚式場は未来を約束する場所。
そして、未来を思い描く場所。

いつの日か大人になって「結婚します」なんて言ってここに来てくれたらどんなに嬉しいだろうか。
それまでずっと私たちはここにお祝いの場で在り続けていたい。そう感じました。

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エントランスでお見送りすると「バイバーイ」と元気に手を振る娘さんと、何度も会釈するパパとママの姿。

このエントランスでいつの日か出会う運命の相手とこうやって写真に収まる時が来るだろうか。そうであれば幸せなこと。本当にそう思います。



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ルグランnoteでは、日々の出来事から感じた想いを2000文字程度の文章に綴って、今後は隔週の月曜日に更新して参ります。お楽しみに。

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