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マンションに光の柱が立つCM

YouTubeで動画見てると、ぶつ切りでCMが入ります。
このCMの入り方、いまだに慣れずに不快です。
スキップ待たずに動画そのもの閉じたりします。

私がテレビ番組の制作してる時、CM前は、ちょっと煽るような引っ張った編集をしたりしました。
あざといとも言えますけど、CMに入りますよという心の準備にもなると思います。
自分がテレビ観てても、あ、CM入りそうだなとわかります。
一方YouTubeは、突然に後から膝カックンされるような、流れもクソもなくバチンとCMが入っています。
演出はほとんどホラー映画ですね。突然現れてビクっとさせます。

ほんとに気に食わないんですけど、さらに気に食わないのがマンションCMだったりします。
特に子ども目線に語らせる、パパはこうだとか、ワタシは公園に住みたいとか、子どもが大人を評するのが大人目線で、虫唾が走ります。
馬鹿な大人が無理矢理考えて、子役でがんばっている子供にアホみたいに演技させる。思いたくなくても勝手に現場を想像させられ不快です。

若い頃にCM制作していた時に、そこにいる妻子あるクリエイターの何人もが、子どもに嫌われてました。夜遅くまで仕事で、子どもの相手しないで妻に疎んじられ、影響を受けた子どもにもパパ嫌いと言われてるそうです。
口々に、子供はそういうものだと言われましたが、んなわけないじゃんと思ってました。
案の定、そんなわけありませんでした。
そんな子供に嫌われてるクリエーターが、子供目線のコピーを考える、なんの喜劇でしょう。

コピーで思い出しましたが、私も広告コピーを仕事してたこともありつい目に入るのですが、マンション広告のコピーは独特なものがありますね。
私はマンション広告を制作したことありません。広告界でもメジャー媒体をやらない界隈がやるようですね。

マンション広告のコピーは、マンションポエムと呼ばれてるようです。
「東京の暮らしが取り戻すべき、日常」
「大好きな暮らし方と出逢う」
フワッとしてますが、まだわからなくもない。

「日本を、結ぶ」
「都心の煌めき」
「緑陰に佇む」
「一生愛せる、佇まいがある。」
「理想は、ここにある。」
だいぶわからないですね。
なんとなくスピリチュアルのインフルエンサーの香りもします。
佇むって、好きですね。建ってるだけだけど。
上のは検索して適当にコピペしたんですけど、街で偶然見るコピーで、スピってるなぁ〜と思うことよくあった気がします。


マンション広告でよくある表現、“光の柱”が建設予定地に立っている。

こんなの

スピリチュアルのソーラーフラッシュです!
ヒーリングエネルギーが注ぐ場所だから、ローンに不安を持つネガティブ感情は手放して、宇宙メッセージの書かれた契約書に印鑑を押しましょう!


すみません、マンション広告をディスりまくってます。
そんな私もマンション住まい。
マンションでアセンションと語呂良くいきましょう。

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