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起業コーチが教える本当に価値のあるものとは?「安い=いいもの」は誤解かも

このページではポッドキャスト番組
「毎日5分パリのアトリエからフリーランス!」より
毎月おすすめエピソードをご紹介しています。

フランス・パリに住む
クリエイティブディレクター&ビジネスコーチSAKIの言葉をお届けしていきます。

キャリアや起業に関する悩みを解決したり、
これから起業したい人に向けて
ためになる情報をnoteでは発信していきます😍

Podcast番組は記事最後のリンクから5分前後で聴けるので、
忙しい方でも手軽にキャリアアップのヒントを得ることができます。

前回の記事はこちら💡


【お知らせ】Voicyで配信開始!


SAKIのpodcast番組「パリのアトリエからフリーランス!」が
2024年2月より音声配信プラットフォームVoicyで配信が開始されました!

Voicyは応募通過率5%と厳選されたパーソナリティーだけが
放送出来る音声配信コンテンツです。

毎週日曜 日本時間よる8時から生放送もやっています!

コメント、お手紙機能を気軽に送れるので
何か話したいことや質問を送りながらお話しが出来ます✨
ぜひエピソードを聞いたり、や生放送でリアルタイムで一緒にお話ししましょう!

いいものを安くはいいこと?

今回のテーマ「商品や価値の値段について」

あなたは洋服を購入するとき、どんなことを基準に買いますか?

例えば流行の色や形、好きなブランドであることでしょうか。
それとも機能性に優れていて着心地がいい、
または値段が安いことが重要でしょうか?

今回のエピソードではSAKIさんがパリで五感が満たされた
和菓子コース体験を通しての気づきからシェアしていきます。

SAKIさんがパリで住んでいてとても恋しいものが2つあるそうです。
それはずばり、「家族」「日本食」

日本食の中でも和菓子はパリではとても希少で
出来立てで食べようとなるとなかなか手に入らないそうです。

そんな和菓子をパリにいながらカウンターで、
しかも、目の前で作ってくれて楽しめるという機会があったそう。

さくらをテーマにしたコースでお菓子とお茶を組み合わせて
いただくというとても華やかな体験をされたSAKIさん。
職人さんのコースへのこだわりをお菓子やお茶、食器から感じて、
見た目や味、かおりの五感で堪能させて頂くことが出来て
とてもありがたかった!とおっしゃっていました。

そこで感じたこと「いいものを安く買うというのはいいことだろうか?」

実は「いいものが安い」は当たり前ではない?

SAKIさんはエピソードの中でいいものを安くに賛成ですか?
という質問を投げかけていました。

わたしがもし日本にいたら、
「いいものを安く」は当たり前でしょ!
SAKIさん、何言ってんですか〜!って
反対派になっていたと思います。笑

日本には百円均一、ファストファッションなど服や物、
生活用品や食事までなんでも手頃で安い価格で
しかも品質のいいものが簡単に手に入りますよね。

しかし現在海外に来て約1ヶ月、
「いいもの=安い」は当たり前ではないと気づきました。

私が今いるカナダには1ドルショップという
百円均一もどきがあるのですが、
1ドルと謳っているのに
だいたい2〜5ドル(約300~600円)で売られています。笑

しかも品質は日本の百円均一と比べると
「なんじゃこりゃ?」という品質のものが
売られていることが大概あります。

さらに食べ物に関してはもっと顕著で
円安の影響もあるかもしれませんが、
日本と比べると価格は高めです。

日本食はカナダでは大人気なんですが
中でも人気なのがお寿司とラーメン。
ラーメンはだいたい1杯20ドル前後(約2000円)。
飲みものやチップが加わると30ドル近い値段になります。

日本と比べると倍以上の値段でラーメンが提供されていますが、
こちらの人は「日本のラーメンはおいしい!」とすごく評判で
高くても好んで食べる人が多いです。

SAKIさんはエピソードの中で、
「いいものを安くはいいこと!という意見には
色々な意見があると思うが反対です。」

と率直にお話しされていました。

ただいいものを安く提供してくれている企業には
とっても感謝していて、自分もありがたいと思う。

だけどそもそも「いいものを安くはありえないこと!」
を知ってほしいとお話しされていました。

「安くていいもの」を実現している背景

そもそも「安くていいもの」が当たり前ではないのに、
それが実現している背景ってどこにあると思いますか?

それは大手企業のシステムや企業努力によって実現されています。

例えば大量生産によるコストの削減や
効率的なシステムや自動化による人件費の削減や配置など。
大手企業だからこその人員、システム、
技術を駆使して製品が作られている。

その上でのいいものが安い価格で買える、が実現している。

それを個人や中小規模の組織でやろうとすると
膨大な時間とお金が掛かったり、個人に負荷が掛かったり、
事業が破綻してしまい長く続かなくなってしまいます。

なのでいいものを安くは実は当たり前ではない。
どこかで常に「安いから買おう」「高いからやめよう」
そんな価値観が固定化されていたなと気づきました。

それと同時に、値段が高く
クオリティが高いものへもっと目を向けて、
楽しんだり大切にしたり、
お金を払うことで敬意を表しているんだという認識を
改めて持とうと思いました。

高いものにはリスペクトの気持ちを持ってお金を支払う

エピソードではさらに「いいものが安い」が当たり前になると
陥る危険な認識についてSAKIさんはお話しされていました。

それはクオリティが高いものへのリスペクトがなくなること

クオリティが高いの定義は人それぞれだと思いますが、
SAKIさんは下のように定義されていました。

服でいうと良い製法、素材、形。
またそこに至るまでの(職人さんや企業の)努力、
知識、経験やリサーチがあって出来ている。

SAKIさんは
本来だったらそのクオリティに至るまでの経緯に
リスペクトを評してお金を払うべきだと思う。

大企業が持っている資金体力や企業努力の末、
実現できている「安くていいもの」をすっとばして
安いからという理由で購入する認識が生まれると
いろんな経験や技術を総動員してクオリティが高くていいものに対する
価値を見出しにくくなるのではないか?とお話しされていました。

価値が高いものには相応の支払いがあるべきで、
それを知りながら買い物をするのとでは認識が全く違うなと思いました。

安くていいもの、の背景を知っていますか?

またSAKIさんは「安くていいもの」に潜んでいる問題も
忘れてはいけないとお話ししていました。

例えばファストファッションが安いの背景には

  • 低コストで大量生産することで利益を上げている

  • 安い労働力で稼動している

  • 他にもファストファッションの生産過程では環境問題や子供の労働問題を抱えている

  • 人権侵害に関わる労働環境の上で安いが成り立っている場合もある


そこを含んでの購入である、と認識しないといけない。
そうお話されていました。

ビジネスでも安さを購入理由にするといいものに辿り着けない

SAKIさんはエピソードの中でビジネスでも同じことが言える、
そうお話ししていました。

そこにいくまでの努力がある、
経験・知識の積み重ねがあっていいサービスがある、企業努力がある。

いいものが安くが当たり前になっていて、
値段が高いからやめておこう。
そういった基準を持つと
いいものに辿りつきにくくなる。

ビジネスをやっている側もサービスが売れないのは
「安くないからか?」から「安くしよう」と値下げして
疲弊してしまい、その結果続かなくなってしまう。

いいものが安くは大手企業が出来る企業努力、
それを当たり前だと思わない。
その背景を認識しておくべき。

💡ビジネスについておすすめ記事

高いものに敬意を払うとすべてのクオリティが上がっていく

この記事を読んであなたは
これからどんなお金の使い方や買い物の基準を持ちましたか?

また安い=いいもの、または高い=買わない
もしそんな価値観を持っていたとしたら、
その価値観に影響はありましたか?

SAKIさんからエピソードの中で
こんなメッセージもありました。
あなたはどんな風に感じましたか?

高いものにはそれ相応の対価を支払うべき。

それを支払える自分になるべきだし、
ビジネスでもそれを提供出来る自分になるべき。

そうするとすべてのクオリティが上がっていくなと思います。
みなさんはどう思いますか?

今回の関連エピソードはこちらから🎧

Podcast「フランス・パリのアトリエからフリーランス!by SAKI」

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<パリのキャリアカウンセラーSAKI>

・クリエイティブディレクター、 ビジネスコーチ
・フランス・パリから  心が動くクリエイティブな仕事を
・ パリ在住7年目。 日仏で起業。
・主にクリエイター、アーティストの 起業コーチング、コンサルやってます
・感性を活かしたビジネスで 社会にインパクトを・起業スクール“メゾンコワーク”代表 ・パリビジネス出張の通訳
▶️お仕事のご依頼はこちら maison.cowork4@gmail.com
▶️インスタグラム https://www.instagram.com/saki.paris_freelance/

<この記事を書いた人Emily>

・SAKIさんのポッドキャストが大好きな元会社員、今はライフコーチ。
・SAKIさんの起業サロン「メゾンコワーク」でビジネスを学び、心からやりたいことを見つける。
・働き方・生き方にモヤモヤしていた会社員時代から今は好きな仕事をフリーランスに!
・2024年2月からカナダへ留学中・今は過去自分がモヤモヤしていた経験を元にポッドキャストで発信中。

▶️インスタグラム:https://www.instagram.com/emily.choiceforwomen/
▶️ポッドキャスト:https://open.spotify.com/show/1VSsdGmAJ7roOvoBYQNfe7

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