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「自分を許す感覚を味わえた」LetterMeセミナー実施レポート

健康経営宣言を掲げ、様々な取組を推進する株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)様。そんな同社に設置された、社員の健康サポートを行う専門部署CHO(Chief Health Officer)室と一緒に、「パフォーマンスアップのためのセルフマネジメント」というテーマで、社員様向けにLetterMeセミナーを開催しました。この記事では、セミナー参加者の感想や、CHO室担当者のセミナー企画にあたる思いを、前後編にまとめお届けします。

前半では、実際にLetterMeセミナーに参加頂いた社員さんにお話をお伺いしていきます。

インタビューした社員さん
・Wさん(ゲームのプラットフォーム運営担当。育休から復帰し現在はリモートワーク勤務)
・Nさん(パブリックリレーション部・法務部のアシスタント業務担当。週一出社のリモートワーク勤務)

セミナータイトル

仕事のオンモードから、自分に向き合うオフモードへ

LetterMe)LetterMeセミナーにはなぜ参加しようと思いましたか?

W)私はコーチングを副業で行っていて、その中で出会った「セルフ・コンパッション」についていつか知りたいなと思っていたので、セミナーに参加しました。当日は、午前も午後もミーティングに囲まれていて、その翌週ぐらいには大事な会議があったりで、状況的には結構仕事モードで参加したのですが、セミナーではBGMもかかっていたりして、気が付いたらリラックスモードに切り替わっていましたね。

N) 私はコロナによって働き方が変わり、自分の中にあるストレスをどう回避していったらいいのかということに興味があったので、セミナーの案内の中に「ストレスマネジメント」と書かれているのをみて参加しようと思いました。在宅勤務が増えて働き方が変わった中で、頭の中にいろんなテーマで、悩み事というか考えていることが結構パンパンに入っていて…それを整理したいなと思っていました。

セミナー当日は、結構タスクに囲まれていて、直前までバタバタしていました。でも参加してみると強制的にリセットされた感じで、セミナーの中のガイドやBGMなども含めて、スイッチが切り替わったので、オンモードから一気にオフモードになりました。

DeNA様セミナー風景

自分の中にある感情との向き合い方が変わった

LetterMe)実際に自分宛てに手紙を書いてみていかがでしたか?

W) 実はセミナーの1ヶ月ぐらい前に色々忙しくてすごくストレスが溜まっていたんです。あんまり頑張りすぎないよう色んなことを止めた1ヶ月後にセミナーの案内がありました。中断していることに対する自分の中での折り合いを、どうつけていくのかずっと悩んでいたので、この時間ではこの悩みととことん向き合おうと思っていました。

手紙を書き終わった後は、こういうことって、すごく意味があるんだなっていうのをシンプルに感じました。それこそコーチングをやっているので、自己対話の部分で日々意識しているとは思っていたし、ストレス状態にあった1ヶ月間も、自分の中で何度も反芻していたつもりではいました。でも、改めてこうやって言葉にすることで、「もっとこういうことも感じてる」とか「こういうことも言いたい自分がいる」みたいなものがどんどん出てきて、すごいなって思いました。

それと、自分について考えるといっても、それまではお皿を洗いながら考える、みたいな感じでちゃんとまとまった時間をとって考えることができていなかったんです。ですが、今回は集中力も全然違って、たくさんの自分に出会えたと思いました。手紙を書いてからは、「今は焦らなくてもいいんじゃない」と、自分の中で感情との向き合い方が変わってきた感じがします。

LetterMeセミナー 最終(バックアップ分)

何か解決したわけではなくても、1ヶ月後には多分解決しているだろうと思える

N) LetterMeワークのはじめにあった、ジャンルを問わず今の漠然とした気持ちを書いてみる、ジャーナリングの部分もすごく良かったと思います。そのあと手紙を書くときに、仕事のこと、プライベートのことを半々ぐらいにわけて書いたのですが、漠然と考えていることを先に書き出すことによって、自然と整理されました。

私はヨガもやっていて、ヨガの場合は体を使うことで悩みがリセットされるというか、前向きに考えられる良さがあるんですよね。LetterMeワークは、書き出すことで頭の中が整理されて、何か解決したわけではなくても、「次はこうしよう」みたいなことがわかったり、すっきり解決しないことでも、その1ヶ月後には多分解決してるだろうなと見えたりすることがよかったと思います。あとは自分1人で考えようと思ってもなかなかできないので、心地のいい雰囲気に乗っかることで書くことができたと思います。

セミナー参加後は、頭の中でちらばっていたものが整理されたので、そのときに悩んでいてもしょうがないことだったら、一旦置いておこうと思え、「次に進もう」という感覚で、その後の仕事にも取り組めました。あと、単純に短い時間でしたが、雰囲気ですごくリセットされたので、マインドフルネスな感覚というか、すっきり感みたいなのがありました。


手紙を受け取り、今のわたしでもいいかなと、自分を許すことができた

LetterMe)1カ月後に手紙を受け取ってみた時はどんな体験がありましたか?

N) 手紙を書いている時点で、1ヶ月後はこれってあんまり悩んでないんだろうなとか、もう全然状況は変わっているんだなろうな、なんて思いながら書いていたんです。でもその1ヶ月後に改めて見るとすごく新鮮で、そのときに考えてることと同じこともあるし、全然状況が変わってることもあるし、やっぱり忘れているところもいっぱいあったので、1か月後にこうやって見て、定期的に振り返るっていう時間を取れるのはすごくありがたいなと思いました。

W) 私は、なんか「許される」みたいなところが多かったです。ずっと、少し頑張り過ぎてしまうことに対して、「頑張り過ぎないように」と、自問自答を繰り返していましたが、それについても手紙の中にはメッセージがたくさんあったんですよね。やっぱりでもあなたはこうだよねとか、頑張らなくていいんじゃないとか、もうそれより楽しいことはやりなさいよ、みたいなことが手紙には書いてあって。そっか、今の私でもいいかもな、みたいに許される感覚がすごくありました。なんかちょっとウルッとくる感じです。自分で自分によしよししてもらった感じがありました。


頭ではなく心で思っていることにアクセスするのが苦手な人にやってほしい

LetterMe)LetterMeワークをおススメしたい人はいますか?

W) LetterMeワークは社員みんなにオススメできると思います。社内でコーチングをさせていただいても、やっぱりお仕事大好きで、頭の中が仕事だけになっている人ってすごく多いんですよね。「どういう気持ちですか」とその時の感情を聞いても、「私はこう考えます」みたいに「考え」で戻ってきたり。自分の生の感覚の部分とか、本当に思ってること、頭ではなく心で思っていることにアクセスするのが苦手な人が多いイメージがあって。なので私はみんながやればいいなって思います。

N) 私も、社内の皆さんはすごくお仕事が忙しいと思うので、この中で時間を取れるのはすごくいいなと思います。あとは仕事も関係なく、例えば子育てをしていて忙しく時間が取れないお母さんとか、自分自身に対して、メッセージを送っていくことの意味はすごくあるんじゃないかなと思います。

インタビュー写真黒入り

※画像:インタビュー時の様子


▼実施レポート後編/DeNA CHO(Chief Health Officer)室 植田さんへのインタビュー記事はコチラ

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