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自分の核にあるものって?

連日自己分析をしていて、それも後半に差し掛かろうとしていてかなり明確に私が密かに葬っていたが好きだった、熱中出来ていたことを掘り出せてきた。

私は思春期ごろから生きづらさをなんとなく強く感じていてそれを大学まで引きずっていた。

大学に入ってから、日本社会的に排除されそうなハチャメチャ人間や、知識の深さがとんでもない人間、好きなことを全力でみんなにアピールする人間など、出会う人間の幅広くなり世界が一気に広がった。
そこで、あ、自分もこんな風に生きたいなって思うようになって、少し遅めの反抗期がきた。特に真逆の性格の母親とは刺し違える覚悟で全力反抗した。

その時により自分を自由にしてくれたのは「性」だと思う。
20歳を過ぎて成人向けコンテンツやコーナーに入れるようになってから、もっともっと主張の強い人や製品に出会った。主張してはいけないと思っていた私にとってはとてつもない衝撃だったが、ここでようやく生きづらさを大方取っ払うことができた。

特に女性向けのセルフプレジャー製品は様々な性能の物があり、デザイン面も洗練されている物が多く、国内外を問わずアダルトグッズショップを巡るマニアになっていた。カナダで訪れた、妙齢の女性が経営しているアパレルショップのようなおしゃれなお店には感動した。
そのころから私のように親や人の視線のせいで窮屈であったり、性別が原因で抑圧されていたりする状態から、もっとありのままで生きられるような人を増やしていけたらいいなと思うようになっていた。

就活の時に改めて思い知ったのだが、私の好きなことと、この理念に近い理念を掲げている会社はほとんどなく、かの有名なTENGAただ一社だった。
その時期は新卒募集もなく、先方に連絡をしてみると、難しいかもしれないけれど、履歴書を送ってくれたら見てくれるとのことだったが、学歴も実績もない私になんて無理かも…という怖さと、親や周りの大人たちに猛反対されたことで、挫折経験が無かった私は簡単に心が折れて、そこを目指すのはやめようと逃げてしまった。これは今も後悔している。

それからもう何でもいいやと、特に興味がある分野でもなく、最初の理念以上に強い思い入れも無い会社たちに入社したが、心残りが強く、なんとなく不完全燃焼感があった。

転職を考えて、学生時代ぶりに先入観や後悔など関係なしに、ちゃんと自己分析をしてみるとやっぱり私には「性」に関することの不安や不満を解消して、快適さや、楽しさなどポジティブな感情の人を増やしたいというところに着地した。それを仕事にできたら…、仕事を通じて実現できたらとんでもなく幸せだろう。

ちょうどそれが分かってきた頃に、業務委託先のベンチャー企業からフルタイムで働いてくれないかと打診があった。
新しい事業も立ち上げているし、社員のやりたい!をプッシュしてくれる会社だ。そこでチャンスを拾っていって、しっかり成長して、プロジェクトの立ち上げをするっていうのが、目標への第一歩に近づいていくのが良いのではないかと思った。

ここ1カ月間、転職ウィークと題して週一労働でのんびり暮らしていたから、毎日を無駄に過ごすことに罪悪感を感じていた。
その結果として自分としっかり向き合えて、目標が定まったので、必要な時間だったんだろう。なにより仕事の打診のタイミングが良すぎて、これに乗れということでは…?と感じた。

恐らく来月からお仕事でバタバタすることが目に見えているが、今は楽しみ!って気持ちが大きい。今回みたいな働かない期間を作るのも、仕事をもっと頑張るために大事だよ~っていう日本ではまだまだ難しいことも、社内で推進していけたらいいなぁ!


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