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イギリスさんぽ スノードロップが揺れながら春を誘っているようで

美しく晴れた月曜日、
天気予報は明日から五日間連続☂️雨と表示されている。次にお天気になる日にはもうスノードロップにはギリギリかもと焦ってみたものの、今日も猫の手活動が予定されていた。

イギリスの二月はどこか春めいている。十二月には午後三時半にはとっぷりと日が暮れたけれど、この時期は、日が確実に伸びたのを感じる。そして、そのことが冬の終わりを伝えているような気がする。スーパーマーケットはバレンタインコーナーとイースターコーナーで賑やかだし、お花売り場にはもうネギみたいな水仙が水にも入れてもらえず、山積みになっている。心なしか薄手のぴらぴらワンピースを着ている人の真似をしたくなる。

猫の手活動が終わったのが3時近く、満を持して恐る恐る切り出してみる。

「あの、ヤマギワにあるなんだっけ?English heritageの修道院に行くにはちょっと遅いかしら。庭に行きたいだけなんだけどね。」

スノードロップが咲いているかもしれないから

❄️

四時までやっていることを確かめて、連れてきてもらいました。

ほんの三十分のお散歩でしたが、気持ちの良い時間を過ごしたのでお裾分けさせてくださいね。

❄️

入り口に向かっていきますが
もうすでにたくさんのスノードロップが
目に入ってきました
これは大粒の花が咲いています
スノードロップの品種はもともと15種類くらいですが、
今は園芸用に250以上あるとか。
うさぎが俯いているようにも
見えます
ここは夏になると
シクラメンで埋まるのです
いまはスノードロップの番です
森は生きている
のお話を
思い出します
雨上がりで
ことさらイキイキしてる気がします
お日様を浴びると花を開くのです
夜は閉じてしずくの形で眠ります
ちらりと修道院あともみる🤭
こちらはガーデンの方です。
雨上がりで立ち入りできませんでした。
小川が氾濫してるらしい!
夢のように
たくさん咲いています
なんてすてきなのー。
うずくまって夢中でみていたところ
トラオさんが
Snowdrops are dancing
といったのです
花たちがゆらゆらと揺れていました。
小さな風に。
あらやだ、詩人じゃない!といったら
僕の俳句の最後の一節にする
といっていました🤭
英語の俳句の作り方がよくわかりませんが。
ねえ
すてきでしょう?
摘んだらいけない気がします

そして今日のとっておきを最後に。

青空とスノードロップたち
春が来るよと
言っているような気がします

❄️

ほんの束の間でしたが、満喫してきました。トラオママが、

子どもの頃、
ついスノードロップを摘んだけど、
家の中ですぐ萎れてしまって、
その度に後悔したのよ

と教えてくれました。

スノードロップの群生する場所に行ってみたい、という長年の夢を叶えた日です。

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