手作り絵本「やさいだいすき」
娘が2歳~5歳くらいまでクリスマスや誕生日のプレゼントに絵本を作っていました。
今日は娘のためにはじめてつくった絵本を紹介します。
切り絵でつくりました。
アレルギーのおかげもあったのですが、娘は野菜が大好きだったのでこの題材にしたのだと思います。野菜でのエピソードも多かったので。
手さぐりで作り始めたのですが、次々にアイデアがわいてきて、楽しくなってしまい、もしかしたらわたし天才!?と自画自賛しながら、娘のお昼寝の時間にせっせとつくったことを思い出します。
読み返してみると、2歳4か月のこどもに読むのにずいぶんと文字数が多い気がします。娘はおしゃべりが早かったのと、絵本に親しんでいたので、これを普通に読んであげてた記憶があって、なんとなく不思議です。
さて、中から何枚か紹介しましょう♪
だいこんと切り干し大根
だいこんを薄味で煮たものを
小どんぶりに山盛りいっぱい食べた逸話を
持つ娘です。
にんじん
わたしはにんじん大嫌いなので
娘が大好きになるようにしむけました。
そして「だいすきだよね~」と
娘のお皿ににんじんを移してきたわたし。
でものちに
「わたしそんなにニンジン好きなわけじゃない」と
いわれて超びっくり。
れんこん。
れんこんはお弁当のうたにでてきますよね。
今も大好きなんですが、ロンドンでは
なかなか手に入らないようです。
彼女は筑前煮のような煮物が大好きでした。
トマト
アレルギーになりやすいので
あまりたくさんはあげませんでしたが
やっぱり大好きでした
かぶ
煮るととろとろに甘くなる
野菜が好きだったむすめ。
それが理由で太ネギも好きでした
きのこ
きのこは苦みがあるのか
あまり好きではなかったのですが
きのこをほぐすお手伝いを
してもらっていたので残すことは
ありませんでした
というわけで
スーパーで「ねぎかって」と
ネギを指さす2歳児でした
本人が当時絵本の空きページに書いた絵、お弁当の絵ですね。
おさかな、れんこん、あとはなんだろう。線はたどたどしいけど、気持ちが伝わってくるところがかわいいです。
わたしはスケッチブックに絵本を作っていました。最後のページには当時の娘へのメッセージが書かれています。このあと、何冊か作ったのですが、
先日見直していて、忘れていた本もでてきてびっくりしました。
(自分の作風のすごさに)
またぜひご紹介させてくださいね。
すでにお気づきだと思うのですが、私は娘への愛情を思う存分注いでいます。でもそれは、娘が注いでくれといったからではなくて、私が注ぎたいから注いだんですよね。だから、見返りがなくても全く不満なく、「これこれしてあげたんだから、期待に応えなさい」みたいな気持ちには全くなりませんでした。それが本当に幸せなことだと思います。
むしろ、思う存分注がせてもらって、ありがとう、みたいな気持ちのほうが強くて、もちろん育児がすべて楽しくて嬉しくてらんらんらん♪というわけではなかったし、悩んだことだっていっぱいあるのですが、でも、愛情ってなくならない、こんこんとわいてくるようなものだと知りました。
そして、こんな風に愛情を注がせてもらえて、むしろ清々しい気持ちです。まあ、娘は適当にあしらって、うまいこと私を手のひらの上で転がしているのでしょうけど、ね。
**きょうのゆめ*****
何度も書いてるけど
わたしの絵本ができました!
かんげき。
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