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おもしろかった日本の作品(ドラマ)

映画やドラマを見るのが大好きです。
以前は海外ものしか見ませんでしたが、最近は日本の作品を見ています。

今までは日本の作品をどこかつまらなく感じ、曖昧な表現、歯切れの悪い終わり方に魅力を感じていませんでした。

でも、改めて日本の作品たちと向き合うと、なんと奥深いこと。
台詞がない雰囲気で感じる場面や曖昧な空気感から無言のメッセージがたくさん込められていることに気づきました。

歯切れの悪い終わり方も、見た者に対してのメッセージがありました。

「あなたはどう感じる?」

「この後、どうなっていきたい?」

そんな問いかけを残すメッセージ性のある作品が数多くありました。

邦画の魅力。

自分の人生経験と照らし合わせて、より深く感じさせられる。

5年前、10年前は、「で、結局どうなったの?」で終わっていた自分の感想が、登場人物の心情や生活の状況に共感できることが多くあることに気づきました。

自分にも起こりうること、誰にでも起こりうること。

そんなリアルが見る者を夢中にさせ作品の中に引き込んでいくのです。

同じ作品を見ても10年後はまた違った感想に出会うのだと思います。


最近見た日本の作品で興味深かったものを紹介します。

東野圭吾さんの作品から

〇片想い

〇幻夜

〇分身

東野圭吾さんは言うまでもなく有名な方でファンも多いと思います。名前は知っていましたが、初めて彼の作品を見ました。世界観が他の作品とは違く個性を確立されているなと感心しました。一筋縄ではいかないありそうでなさそうなストーリー仕立ては先が読めない分、次はなんだろうともっと見たくなります。東野圭吾さんの世界に魅了されファンができるのも頷けます。


つぎは道場瞬一さん小説が原作の

〇誤断

こちらも見ごたえがありました。主演に玉山鉄二さんをお迎えしていますが、玉山さんの演技力が個人的には素晴らしいなと思います。もちろん作品のストーリーも「本当の人のためとは何か」という人間の心として大事なものと社会経済地域のために大事なものとの狭間で大きく揺れ動く模様を描いています。誰にとっての正義なのか。そんなところを玉山さんは見事に演じています。


そして最後に薬丸岳さん小説が原案の

〇天使のナイフ

こちらは小出恵介さん主演の作品です。小さな赤ちゃんがいる前で奥さんが殺害されてしまうという衝撃的な場面から幕を開けるのですが、ストーリーが進むにつれて予想を上回る展開になっていきます。どの人間にも過去はある。過去があり現在があることを考えさせられる作品になっています。小出恵介さんの演技力も素晴らしいと思います。上記に挙げた玉山さんもですが、千差万別さまざまな役柄を身に纏い演じていられるのはご本人の努力と能力ですね。小出恵介が芸能に復帰されたらまたいろいろな作品で楽しませて頂きたいです。


以上、最近見ておもしろかった日本の作品でした。

興味がある方はぜひ見て下さい。

ちなみにHuluだと全部見られます。

みなさんのオススメの作品があればコメントで教えて下さい。


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