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書類選考の通過率アップ!履歴書の書き方

履歴書の書き方は「リンク」が鍵

「履歴書」と「職務経歴書」は、自分の分身です。

書類選考の時点で、すでに面接が始まっています。


書類選考の突破口は、「相手と自分をリンクさせた内容」に仕上げることで、通過率は格段に高まります。



「リンク」の作り方

就職・転職活動の時に必ず必要になるのが

「履歴書」

「職務経歴書」


みなさん、どのような心持ちで、どのような書き方をしていますか?


今回は、書類選考の通過率を格段に上げる

「履歴書」「職務経歴書」の書き方についてお話します。


①「相手」を知る:企業研究

まずは、相手を知ることから始まります。

就職・転職活動は、「お見合い」と同じです。


相思相愛(採用)

自分が好きでも、相手が好きじゃない場合。(不採用)

相手が好きでも、自分には他に好きな人がいる場合。(他社決定)

そして、2人の出会うタイミング。(採用募集の時期)


まるで恋愛。

似たような要素が絡み合い、「採用」というゴールに到達するのです。


ということで、自分に興味を持ってもらいたいのであれば、まずは相手を知ることから始めましょう。


・応募する会社

(会社概要、社風、会社沿革、実績)

・応募する会社の職種

(職種の業務内容、求める人物像)

・応募する会社の業界

(同じ業界で活躍している他の会社)


基本のキである、こちらの3つを徹底的にリサーチしましょう。

②「自分」を知る:自己分析

自己分析をいかに掘り下げて取り組んだかによって、自分の適職に出会えるか、効果的に自分をアピールできるかにかかってきます。


・自分のつよみ(人に褒められるところ、自分が好きなこと、得意なこと)

・自分のよわみ(人に指摘されるところ、自分が苦手なこと、できないこと)


ノート1冊を用意して、この2つを洗い出しましょう。

箇条書きでもいいです。

まずは、自分で気づいたことを書く。次に家族や友だちにも「自分のつよみ」「自分のよわみ」を聞いて回りましょう。


ちなみに私が客室乗務員を目指していた大学生の当時、自己分析で書き記したノートが3~4冊におよびました。


③「相手」と「自分」をリンクさせる

企業研究でリサーチした「相手」の会社が求める人物像と、自己分析で洗い出した「自分」のつよみを擦り合わせて共通点を見つけましょう。


まったく同じキーワードが見つからなくても大丈夫です。

似たようなキーワードを探して紐づけていくのです。


「つよみ」で見つからない場合は、「よわみ」でキーワードを探します。


え!?「よわみ」で?(´゚д゚`)

驚かれるかもしれませんが...


そうです、「よわみ」と「つよみ」は紙一重なんです。


例えば、細かくて几帳面、いちいち確認しないと不安になる。

これが「よわみ」だとしたら。


逆を返せば「緻密な作業、確実性を重視する仕事」にとっては、求める人物像の1つの要素としてリンクするのです。


「よわみ」だと思っていたのが、実は「つよみ」である。

このように、視点や捉え方を変えるだけでアピールできるポイントを発見することができます。


「つよみ」だけではなく、「よわみ」にも目を向ける。

このようにして、「相手」と「自分」をリンクして履歴書の内容を作っていけるのです。


いやいや、そうは言っても自分には何もないから...。

そうおっしゃる人もいますが、何もない人はこの世に1人も存在しません。


自己分析で本気で向き合って、掘り下げれば、必ずアピールできる材料は出てきます。


何もないという人は、自己分析を正しくできていないか、本気でやろうとしていない、どこかに諦めと怠惰な気持ちがある表われなのです。


④何度か練り直す

①~③の手順に沿って仕上がった履歴書は、1度作って終わりではありません。

時間を置いて見直してみる、可能であれば家族や友だち、知り合いに見てもらうなどしてアドバイスをもらうもの効果的です。


あとから見直して誤字脱字に気がついたり、文章の流れや言い回しが不自然な箇所に気がついたりします。書類を提出する前にこの過程を踏むことによって、さらに質のいい履歴書に仕上がります。


地味なようで、結構大切な工程です。

面接官は、細部まで見ています。


目指せキラリと光る履歴書

履歴書は自分の分身であり、先陣を切って採用試験に挑んでくれています。


面接官には多忙な人も多くいます。大企業の人事部で採用専門のチームがあれば話は別ですが、だいたいの中小企業は自分たちの日常業務をしている中に予定として組み込み、採用の書類選考や面接を行います。そのため、ゆっくりじっくり書類を眺めるという時間も正直とれないケースも多いでしょう。


そんな時、面接官の目にパッと留まるような「見やすくて」「読みやすい」履歴書があれば、キラリとひかり必ず手を止めてくれます。


それでいて、内容も「相手」と「自分」をリンクさせているものであればなおさら応募者に対して興味が湧きます。


要は、「この人に会ってみたい!」

そう思って頂ける履歴書にする必要があるのです。


私も人事に携わる仕事をさせて頂いた経験がありますが、どれだけ考えて、思いを込めて書いて下さった履歴書か。はたまた、適当にとりあえず出す気持ちで書かれた履歴書か、怖いくらいストレートに伝わるものだと実感しました。


このキラリと光るような、そんな心持ちを持って作られた履歴書と、そうでないものは、一目瞭然。


面接官は1枚の紙切れから「あなた」を見ています。


今回、紹介させて頂いた履歴書の書き方①~④の手順。

ぜひ、試してみて下さい。

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