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【市役所職員が思う】オンライン時代の対面自主勉強会の価値

会食・飲酒が解禁になって、なんだか皆さんの顔色に楽しさがにじみ出ている金曜日。それぞれがそれぞれの楽しい場所へ繰り出し始めた金曜日の夜。

私は何をしていたかというと、自主勉強会で~す。


飲み会もいいけど、勉強会もいい

飲んで飲んで、悪口・愚痴込みのくだらない話で大騒ぎするのも嫌いじゃないけど、ちょっと真面目に正直なところを話す、そんな場所があってもいいと思います。
選択肢のある人生は楽しいのです。


みんなでテレビ見よう、ほんで話そう、みたいな自主勉強会

今日は、「自治体3.0」で知られている、奈良県生駒市の小紫市長が登場される動画を一緒に見ようという内容で、自主勉強会をしてみました。

大きい画面のテレビを、座り心地のいい椅子で、お茶とお菓子持って。

そのテーマは、今の時代の、次の時代を考える公務員の働き方。聞こえてくるのは、同じ自治体として同じような課題を持っている、私たちの所属するコミュニティと同じようなコミュニティのこと。

小紫市長、私が言うのもなんですが、よく考えてらっしゃる方だと思います。
背中を押してもらったというか、それでいいんだ、やっぱりやってみようと思う勇気をいただきました。

オンライン時代のありがたい題材として、(勝手に)つかわせていただきました。ありがとうございました✨


自分の気持ちを聞いてもらう喜びは対面ならでは

結論から言うと、生駒市の小紫市長のお考えを聞くのも楽しかったのですが、少人数でも対面で、それぞれが自分の考え、感想を話す場になったのが、とてもよかったです。

こういう会を準備する自分は、もちろんいろんな伝えたいことがあって、こういうことをしています。
私は、できる限り自分の考えはしゃべらないでおこう、聞き手に回ろうと決めています。
自分が話すことで、自分が変わる。それも学びだと信じています。

コロナ後のデジタル時代の職域自主勉強会


コロナ後の自主勉強会のテーマは、コロナで止まったこの2年を取り戻すためにも、一方的にお話しを聞くだけじゃなく、自分の感想を話し、気持ちを聞いてもらう場づくりとして、より磨きをかけてバージョンアップできたらいいなと思います。

デジタルがこれだけ進んでいれば、よいお話を聞くだけならどこでもできます。アーカイブもたくさん。

自分の思っていることを聞いてもらう喜び、感想や考えを聞いてもらうことで得られる学びは、オンラインでは、いまいちさみしいのかなと思います。

デジタルミーティングは、話し手と聞き手が明確すぎて、双方向を心がけていただいていても、参加者は進行に協力することを考え、結局いつも一方的な感じがします。

デジタルミーティングだと、話し手になったとき、ええことを言わなければいけないような気持ちになりません?
どうやって発言を終らせるのかなと不安になるような冗長なご発言、ありません?
もう、いい加減話すのをやめてよと思った経験がある人ほど、そういうことがあることがわかっているだけに、自分が発言することが怖くなりません?

対面ならそんな不安は少ないのかなと思います。

受け取る一方じゃなく、安心して感想を話し聞いてもらうこと。
どうでもいいことですけど~で始まる発言。
みんなが会議を盛り上げていこうという協働。
そんな参加ができる会は、対面ならではと思います。

なんなら、最後に後片付けを一緒にすること。こういう一体感。


考える人が増えて欲しい「自主勉強会」なら、そこに価値があって、そこに注力すべきかなと思います。


違いを学ぶ、違いを認められる対面の良さ

同じ職場で働いていて、同じ場所にいて、同じ動画を見ているにもかかわらず、その人その人によって感じていることが違う。
本当にステキだと思う。
その違いを知ることがとっても楽しい。

安心して今の思いを話すことができ、聞いてくれる人がいて、違いを学ぶことができて。自分の人生を自分で豊かに楽しくする人を増やしたいな~と思う。

自分で自分を幸せにする人が増えて欲しいな。
それは、自主勉強会のテーマというか、私の人生の哲学かもしれないけど。

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