自信満々にクラスの前で発表出来た16歳のわたしと、泣きながら嫌いなわたしと向き合った19歳のわたしへ
わたしの高校では高校1年生の授業でライフプランを考えて最後の授業で発表するっていうのが必修科目であって。
一年かけてみんな自分がどんなことが好きでどんな進路を選んだらその仕事に就けていつまで仕事をするのか、結婚するのは子どもを持つのはどのタイミングなのか、、要はどんな風にしてこれからの人生を歩んでいくかを色んな課題と向き合いながら考えて行くそんな授業だ。
16歳のわたしはケーキで人を笑顔にすることができると思っていたからいつからかずっとパティシエールになることが夢で高校3年間地元のケーキ屋さんで働きながら沢山の有名なお店を巡ってケーキ食べてこんな味の組み合わせあるんだ〜とかこんなものをケーキに、、とかケーキのことばかり考えてバイトが休みの日もお菓子を家で作ったりしていた。
そんなわたしがそれはもう自信満々にみんなの前で発表したライフプランは、高校を卒業したら製菓の専門学校に行って、卒業したら日本で3年くらい働いた後にパリに修行に行って、そこで賞を取れるくらいのトップのパティシエールになって30歳までにお店をもちます。って発表したの。
(23〜25歳くらいで結婚して子どももいる予定だったはず。)
だってパティシエールになるってずっと思ってたから。それから絶対にトップなるんだって。
何も恥ずかしくなかったし、こうなりたい!っていう自分が見えてたんだと思う。
それから月日が経って、わたしはパティシエールになる夢は高校3年生の夏にトップのパティシエールにわたしにはなれないって思った時にトップになれないならパティシエールになることは意味ないと思って高校卒業と同時に辞めた。
今となればトップじゃくても楽しかったらいいと思うけどその時はトップになることに自分自身の意義や価値があると思ってたんだと思う。
高校卒業して大学や専門学校に行って楽しんでいる友だちを羨ましく思ったりこの先どうしたらいいのかわたし自身もわかんなくて苦しくてもがいてた時があって。その時に出先でなんとなく寄った本屋さんで一冊の本に出会って。
その本は自分の感情や自分の過去のことに向き合う本なんだけど
気がつかなくて傷つけなかったことにちゃんと気がついて傷ついて、傷つくのが怖くて向き合えなかったことに傷つきながら向き合う為にノートに書き出しすの。
それから声に出して読んでも涙がでないくらい慣れるまで涙を沢山流して。
自分の嫌いな自分と向き合うって本当に体力もいるし、やっぱりしんどいし、目を背けていたいし、それを受け入れることって本当に難しいよね。
でも好きなことやものを大切って思うことと同じかそれ以上に必要で理解すべきと思うの。
19歳の10月に1ヶ月ひとりでヨーロッパを旅行した時もたくさん時間がある中で沢山ものをみて感じてまた考えて。そこでまた好きや大切を見つけて。
ひとりで行って帰ってきたあと、そのノートを読んだ時のわたしはちょっと自分の嫌いな自分を受け入れることができて。
自分で自分のこと時間をかけて考えているうちに嫌いな自分も自分として思えるようになってる気がする。
My rule 6
自分を知ること。自分を考える時間を作ること。
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25歳のわたしは19歳〜20歳のわたしが書いたノートを読んでまた涙します。それはね、自分の嫌なところちゃんと受け入れて少しだけ自分のこと好きになれているからです。向き合ってくれてありがとう。
これからも自分が自分として好きな自分であるために自分の好きや大切をもっと好きで大切でいられるようにたまには自分の時間を作って自分と向き合うこと戦うことをしてほしいな。