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#17 アイルランド

こんにちは。leoです。

2016年8月〜2017年3月までアイルランド留学をしていたのですが、
この期間中に他のヨーロッパの国々へ旅行し、これまではその旅行記を投稿してきました。
ただ、アイルランドに関することは#4で少し触れただけで、写真なども全く載せず、どこを訪れたなども書いていませんでした。
今回は約半年間の時系列に沿ってアイルランドの思い出を書いていきます。

ダブリン市街地(City Center)
ダブリンの尖塔(The Spire)
留学1週目の昼ごはん

アイルランドに着いた翌日から留学先の語学学校に行っていました。
初日はオリエンテーションを受けたり、学校内を回ったりと忙しくしていたと思います。その日の午後は学校の人にダブリン市街地の案内をしてもらいました。留学初日で全くリスニングスキルが身についていない中、色んな説明を受けるのは大変で、何となくで理解していたと思います。

「ダブリンの尖塔」、通称スパイアーは街の中心にそびえる高い鉄柱で、何度も目印にしたり、待ち合わせの参考にしていました。
通っていた学校は大学に併設している語学学校だったので、大学の施設を使用できるのですが、いきなり食堂に行くのはハードルが高く、コンビニ飯で済ますこともありました。

ダブリンからキルケニー
(Dublin → Kilkenny)
キルケニー(Kilkenny)
キルケニーキャッスル&パーク (Kilkenny Castle & Park)
ノア川(Nore River)
ダンモア洞窟(Dunmore Cave)
洞窟からの景色

語学学校では週末に週替わりのアクティビティが行われていました。
その内容はアウトレットに出かけたり、近くの街への観光など様々なもので、費用もピンキリでした。留学初期の頃は、ほぼ毎週参加しており、アイルランドの観光を楽しんでいました。

留学2週目の週末アクティビティでは、ダブリンから車で南西方向に1時間半ほどの距離にある、キルケニーに出かけました。
キルケニーは街の中心を流れるノア川を中心に発展しています。また、「大理石の都市」と称されるほど、多くの中世建築物がある街で、キャッスル&パークは城の建築と芝生の自然が調和しとてもいい雰囲気でした。
ダンモア洞窟はキルケニー近くの観光洞窟です。何百万年もかけて形成された石灰岩の洞窟で、「アイルランドで最も暗い場所」なんて言われているそうです。

ダブリンからゴールウェー
(Dublin → Galway)
ゴールウェー(Galway)

3週目のアクティビティで向かったのは、ダブリンから車で西に2時間ほどの距離にある、ゴールウェーです。
エド・シーランが歌う「Galway Girl」という曲があり、そのMVはゴールウェーで撮影されました。私は留学をするまで全く洋楽を聞いておらず、2016年当時、エド・シーランやブルーノ・マーズを知らないことをブラジルから来た留学生に「信じられない!」とまで言われるほどでした。この曲は私の留学が終わった後にリリースされ、アイルランドを思い出させる曲なので、今でも聞いています。アイリッシュ音楽を想起させるメロディがとても心地いいです。

ゴールウェーからコネマラ国立公園
(Galway → Connemara National Park)
コネマラ国立公園 (Connemara National Park)
キラリー港でのクルーズ(Killary Harbour)
カイルモア修道院 (Kylemore Abbey & Victorian Walled Garden)

ゴールウェーを散策した後、車で北西方向に1時間半ほどの距離にあるコネマラ国立公園に向かいました。アイルランド西部は全体的に穏やかでダブリンほど発展していません。その中でもコネマラは何十年、何百年も変わらない手つかずの荒涼とした自然が広がっています。移動中のバスから羊を見つけたのですが、放牧されているのか野良なのかわからないぐらい自由に過ごしていました。ダイヤモンド・ヒルという有名なハイキングコースがあるのですが、時間がなく行くことができませんでした。その頂上からはコネマラを一望できるそうです。

近くにあるカイルモア修道院は元々、19世紀にイギリスの男性が愛する妻のために建てた城でした。その後、1920年に修道院となり、2010年まで全寮制の女子校となっていました。公園や湖、森林などの自然風景の中に佇んでいる修道院はとても美しかったです。

ダブリンからベルファスト
(Dublin → Belfast)
ベルファスト市庁舎(Belfast City Hall)
ダウン大聖堂(Down Cathedral)

4週目には、北アイルランドの首都ベルファストに行きました。ダブリンから車で2時間ほどで着き、入国にあたってパスポートの提示などは必要なく簡単に訪れることができました。
以前、#7 ドイツで留学期間中、初めての国外旅行はドイツと記載したのですが、ドイツに行く1ヶ月前にベルファストに行っていたので、初めては北アイルランドでした。ただ国外旅行の感じがなかったので、12月に行ったロンドンとまとめてイギリスに行ったことにしています。

アイルランド共和国歴史博物館(Irish Republican History Museum)
平和の壁(Peace Wall Belfast)

アイルランド共和国歴史博物館は、アイルランド問題や北アイルランド紛争に焦点を当てており、北アイルランドの政治家、アイリーン・ヒッキーやその家族によって残されたアイルランド全体の歴史が展示されています。
博物館近くにある平和の壁はベルリンの壁のようにグラフィックが描かれており、イギリス派と反イギリス派を隔ているとされているそうです。
19世紀にイギリスに併合されたアイルランドでは、イギリスの統治に対する不満が強く、民族主義運動が活発になりました。これがアイルランド問題と呼ばれています。
1919年にはアイルランド共和国の樹立が宣言され、それを認めないイギリスとの戦争の結果、1921年に北アイルランドを除いて独立を認めるアイルランド自由国が誕生しました。その後は、北アイルランド内でアイルランドとの合併を求めてイギリスに対するテロ活動を繰り返す、北アイルランド紛争が起こり、最終的に、1998年に北アイルランド和平合意が成立し、平穏が保たれ始めました。
アイルランドではイギリスとの問題に敏感な人もいるらしいですが、私のホストファミリーは親英的で私のイギリス旅行も喜んでいました。

タイタニック・ベルファスト(Titanic Belfast)
ベルファストの日本食レストラン(Obento)

ベルファストは世界一有名な船、タイタニックが造られた場所です。タイタニック・ベルファストは別名「タイタニック博物館」と呼ばれていて、ベルファストで完成したタイタニック号について詳細に知ることができます。

この日の昼ごはんは日本食レストランを見つけたので、留学生活で初めて日本食に手を出しました。海外で日本食を食べること自体が初めてで、味噌うどんと寿司を食べました。不味かったわけではないのですが、日本で食べる日本食のクオリティは高いことを実感しました。また、「寿司」と「Sushi」「和食」と「Japanese風」に明らかな違いがあり、手軽に日本食を味わうのにはいいのですが、ガチの日本クオリティを求めるものではないのだと思いました。

9月の思い出だけでも、内容が盛りだくさんになってしまったので、10月以降の思い出はまた次回に投稿します。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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