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The Latest Mythology -vol.85-(note神話部週報)

【今週の神話】

すーさん/人生は50から! 信長公、アフリカへ行く 二十五話「鬼たちを止める」

義憤に駆られる信長公には贖罪の思いがあった。奴隷貿易にかかわる鬼たちの跡をつける。すみよっさんの加護を得て、いよいよバトルの幕開けか!?

すーさん/創作未来神話「ガーディアン・フィーリング」29話 恋人たちはノマド .ae(アラブ首長国連邦1)

人類の起源をたどると、紀元前四千年ほど前にアラビア半島の名が文献に現れる。ドメイン.ae アラブ首長国連邦に到着したジョニーと絵美。想定外の豊かな森林、そしてあの有名な天使の歓迎を受ける。

悠凛さん〘新話de神話〙異聞でも何でもないやつ9

副部長・悠凛さんのオタク……じゃなくて神話遍歴! 数多のフィクション作品に浸透する神話的資源。もはや正統、異端などと区分することも難しいのかもしれない。Enjoy Your Mythology!

悠凛さん/女神頂上決戦

ふとしたコメントから始まった女神らによる三つ巴。世界が滅びてしまいそうです……

【今週の活動報告】

投稿期間:2021/8/8〜2021/8/21

今週の作品:4点(ストーリー3, エッセイ1)

今週の部員:すーさん、悠凛さん

皆さま、いつもたくさんご投稿をありがとうございます!!

【神話部関連リンク】

note神話部マガジン・目次
ご投稿頂いた作品は順次こちらに収録させて頂きます。

note神話部作品募集要項
note神話部では常時、皆さまの作品を募集しています。要項を確認の上「 #mymyth 」をつけてお寄せください!

部長のひとり長台詞4/沈黙の難しさ

大盛況のうちに幕を閉じたnote神話部2021年夏の企画。改めて部員の皆さんの文芸の「巧さ」と「旨み」を感じる機会となった。

少しでも文芸をかじった人なら、長編小説を書くよりも掌編小説を書く方が難しいことが分かると思う。もちろん長編だって大変だ。書く期間も長くなるし、事前設定、プロット、調査のどれがおろそかになっても、容易に破綻してしまう。ただこれは「難しい」ではなく、あくまで「大変」なのだと思う。

掌編は物語を予感させる場面を魅せるものなのだろう。といっても100頁の物語を1頁に凝集したり、切り抜いたりするわけではない。1頁の物語が、読者それぞれに100頁の膨らみを与えるといった具合だ。短いからといって、妙な説明でまとめようものなら、その豊かな膨張力はたちどころに消え失せてしまう。

微細な表現、一語の選択の重み。加えて登場人物の魅力、読者を引き込むための瞬発力、広く受け入れられるための設定……こうして掌編に必要な要素を列挙しているだけで眩暈がしてくる。

沈黙の難しさ、という言葉がふと浮かんだ。逐一物語らない、説明や言い訳をしない。しかしこういう態度を取りながらも、人と心を通わせ合うことは諦めるわけではない。もしかしたら掌編小説とは「聞き上手な人」なのかもしれない。……うん、ますます難しく捉えてしまいそうなので、今日はこの辺で。

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#小説   #企画 #エッセイ

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