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矢口れんと
2019年4月30日 19:36
弱々しい指の感触残る左手幻にしては鮮やかすぎて ふと見やる歩こうか 引き連れるべき瑞々しさよ花びらが 光を透かして青く照る路
2019年4月4日 21:10
心ゆらゆら瞳も揺れる鏡を見ればまた取り繕う誰かが言った「私はいない」 信じられること信じることどんな本にも書いていない誰の口からも出ない言の葉 ーーそれは誰かの涙の底に宿る詩誰かの瞳に火を灯した詩言葉であることを忘れた詩