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コロナ対策で密かに推奨されている『ニゲラ・サティバ(カロンジ)』について調べてみた。

ニゲラ・サティバ。
なんか怖い名前ですが、植物の種子(スパイス)です。
FLCCCという組織が新型コロナ予防に推奨しています。

推奨している『FLCCC』も含めて普通の人は知らないと思いますが、それらについて簡単にまとめてみました。
(長い記事になってしまったので適当に読み飛ばしてください。)


◆FLCCC(Front Line COVID-19 Critical Care Alliance)とは?

FLCCCについては、世界各国が新型コロナ治療に関して無策とも思われる中、多数の現場の医師達が治療について試行錯誤し情報共有していく中で作り上げられた組織(おそらく中枢はアメリカ)、という認識です。

正直言えば、参加している医師達が信頼のおける存在なのかはわかりません。(私のような一般人はその判断が出来ないでしょう。)
なんなら、各国が『無策(ワクチンや新規治療薬開発を除き)』を推進していく中で既存薬等による積極的な治療を行ったことから、公的な組織からは目の敵に、または無視されている感さえあります。

とはいえ、彼らのメッセージは論理的であり、患者を治そうという意思を強く感じるものでした。
情報が少ない中で、多数の現場の医師達に認められたと思える予防・初期治療プロトコルは、私にとって参考にするべきものとなっています。

というわけで、私はイベルメクチンも持っており状況により服用するものの、ニゲラ・サティバについてもちょっと興味が湧いてきたわけです。


◆FLCCC・新型コロナ予防プロトコル

FLCCCはウェブサイト上で新型コロナの予防・初期治療プロトコルを公開しています。プロトコルは状況に応じて細かな変更が加えられ、たまにバージョンアップします。たしか、『ニゲラ・サティバ』が追加されたのは昨年秋くらいだったと思います。
(なお、『プロトコル』は『規約』『手順』等の意味でいいかと思います。)

以下、現在[2022.01.27]の予防プロトコル抜粋です。

I-MASK+ | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防および早期の外来患者治療に関するプロトコル [第18版 – 2021年10月12日]より抜粋 [2022.01.27]
https://covid19criticalcare.com/wp-content/uploads/2021/03/FLCCC_Alliance-I-MASKplus-Protocol-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9EJapanese.pdf

イベルメクチンの代替として<ニゲラ・サティバ 40mg/kg>が推奨されていますね。(毎日!)


◆新型コロナへの効果(FLCCC)

FLCCCサイト内で以下の説明があります。

ニゲラサティバ(ブラッククミンシード): 免疫調節、抗炎症、抗酸化物質COVID-19で肺の炎症と傷害を予防する。
有効成分はチモキノン(フェノール化合物)で、カロンジまたはカロジェールとも呼ばれる。
また、肺、腎臓、肝臓、心臓を保護し、血圧やコレステロールを低下させ季節性アレルギーの軽減、消化促進、血糖値調整など。

COVID-19で考えられる治療効果。
アラキドン代謝のCOXおよび5-リポキシゲナーゼ経路を阻害し、白血球を抑制する。と好酸球(抗炎症、抗酸化)。

Nutritional Therapeutics - FLCCC | Front Line COVID-19 Critical Care Alliance [2022.01.27](自動翻訳)
https://covid19criticalcare.com/covid-19-protocols/nutritional-therapeutics

知識の乏しい私ではその作用機序は全然わかりません。
とはいえ、広範な効果が期待できそうですね。


◆新型コロナへの効果(論文)

ガチの論文は以下です。
この論文自体は2020.06.30に発表されたもののようです。早いですね。

上記は非常に長いので、概要のみ翻訳したものが以下。
(これも長いので面倒な人は読み飛ばしてください。)

概要
コロナウイルス病-19(COVID-19)は、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS CoV-2)によって引き起こされます。現在、COVID-19患者の管理は、主にクロロキン、ヒドロキシクロロキン、ロピナビル/リトナビル、リバビリン、レムデシビル、ファビピラビル、ウミフェノビル、インターフェロン-α、インターフェロン-βなどの再利用薬に依存しています。このレビューでは、抗ウイルス、抗酸化、抗炎症、抗凝固、免疫調節、気管支拡張、抗ヒスタミン、鎮咳、解熱、および鎮痛作用。PubMed、Google Scholar、Science Direct、オープンアクセスジャーナルのディレクトリ(DOAJ)、および参照リストを検索して、Nの抗ウイルスおよびその他の特性に関連する記事を特定しました。COVID-19の兆候と症状に関連するサティバ。さまざまなランダム化比較試験、パイロット研究、症例報告、およびinvitroおよびinvivo研究により、N.sativaには、抗ウイルス、抗酸化、抗炎症、免疫調節、気管支拡張、抗ヒスタミン、鎮咳作用があり、COVIDの原因となる有機症および徴候と症状に関連することが確認されました。 19。N. sativaは、COVID-19の患者を管理するために、再利用された従来の薬剤とともに補助療法として使用できます。

Prophetic Medicine-Nigella Sativa (Black cumin seeds) ? Potential herb for COVID-19? [2022.01.27](自動翻訳)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7338708/

◆スーパーフードとしてのニゲラ・サティバ

ネット検索してみたところ、コロナ以前からその薬効が注目されていたのがわかります。リンクは貼りませんが、多数のまとまった記事があります。

前記の概要から引用すると、
<抗ウイルス、抗酸化、抗炎症、抗凝固、免疫調節、気管支拡張、抗ヒスタミン、鎮咳、解熱、および鎮痛作用>
すごい!

日本のネット記事の中では『死以外の全てを癒す』などと書かれているのも見受けられましたが、上記のガチの論文をざっくり見たところ、それもわからなくもないです。

習慣として取り入れることが出来れば、イベルメクチンを定期で飲むよりは総合して体に良い影響がありそうな気がします。


◆おわりに

ということで、買ってみた。

Amazon | カロンジ 400g アメ横 大津屋 スパイス ハーブ nigella かろんじ nutmeg ニゲラ にげら シード ニジェーラ | ohtsuya | スパイス・ハーブ 通販 [2022.01.28]

まだ届いていませんが、そのうち食レポ記事を書きます。

ちなみに、成城石井とかKALDIに売ってるかなー、と思ったが甘かった。
基本的にカレー等に使うスパイスだと思うのですが、実店舗で取り扱ってるところはスパイス専門店くらいのもんだと思います。

まあ、昨今のオミクロンを見ていると、『わざわざ不味そうなスパイスまで買わなくても』という感じではあります。(複数のレビュー見た限り、絶対に不味いし。。。)

とはいえ、健康について改めて重要だと思う今日この頃、まだ先は長いでしょうし選択肢は多いほうがいいですからね。

ではでは。




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