はんぺん

恋愛は過ぎ去ってしまえばフィクション。 だから忘れないように書き続ける。 偏見と独断の…

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恋愛は過ぎ去ってしまえばフィクション。 だから忘れないように書き続ける。 偏見と独断の塊です。

マガジン

  • 歌詞のやつ

    無になりたい時に、暇つぶしの時に、音楽をひたすら聴いて歌詞を打ち込むの。それによって歌詞を身体中に染み込ませて、そこで初めて歌詞の意味を知るの。

  • この想いをどう言葉にしていいかわからない

    冬から春にかけて、フィクションとノンフィクションの狭間な恋の話。ぎゅっはあるけどきゅんは無いかな

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きっかけ

初めまして。 このページを開いていただき、ありがとうございます。 ここには、私が感じた恋愛観について好きなように書きたいと言う思いから やってみようと思いました。 恋愛は、人によって答えが違うから、これが正解だと言われてもしっくり来ない。 だからアドバイスとかはする気はありません。 ただ、私の独断と偏見で恋愛、と言うものを語る場にしたいと思います。 それでは はじまりはじまり

    • どこにもだれにもいけないはなせない

      • 疲労+涙−恋人の優しさ=?

        水曜日。今日はなんだかとても疲れた。帰ってきてコートすらもベッドに投げ捨ててそのままベッドに倒れ込む。天井を何も考えずに見つめる。こんなに白かっただろうか。火災報知器の穴に手を突っ込んでみたいなとかどうでもいいことを考えていたら涙が出てきた。別に特に忙しかったわけでも、嫌なことがあったわけでもない普通の一日。今日も働いた。それだけで全員偉い。うん、なんで涙が出てくるんだろう。 「つらい」「しんどい」「できることならやめたい」 そんな本音が声に出て漏れてきてしまった時、そいつ

        • この想いをどう言葉にしていいかわからない6

          眠りの中の記憶の何処かに、寝返りをしたわたしを後ろから抱きしめてくれる彼がいた。その背中から伝わる熱と呼吸の音でまた深い眠りについて、次に目が覚めた時に彼は隣にいなかった。 少しの不安にさらわれて飛び起きて彼を探す。隣の部屋でソファーに座りテレビを見ながらマグカップで珈琲飲んでいた彼の後ろ姿にホッとして頬が緩む。彼は振り向き「おはよう」と言い、ソファーをポンと叩く。その手につられるようにわたしは彼の隣に座り、彼が差し出したマグカップを受け取った。 ブラックコーヒーが好きだ

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        きっかけ

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        記事

          この想いをどう言葉にしていいかわからない5

          スピッツのたくさんある曲の中に正夢という曲がある。歌詞の中に「愛は必ず最後に勝つだろう そういうことにして生きていける」「ずっとまともじゃないってわかってる」というフレーズがある。これが今の私にぴったりの言葉。じゃなければ連絡をたまにしか取らない彼に「Switch対決しようね」の一言だけ送るよううな馬鹿な真似はしないはず。きっとこれにも彼の返事は無い。あっても「うん」かスタンプの二択だ。 そんな話はさておき、友人の結婚式で東京に来た。友人のウエディングドレス姿はやっぱり綺麗

          この想いをどう言葉にしていいかわからない5

          この想いをどう言葉にしたらいいかわからない4

          近いようで遠い距離にいる彼と連絡を取ったり取らなかったりする日々の中で、わたしの彼に対する想いは言葉にできるものではなくなっている気がしていた。 改めて言葉にできるというほどの想いは確かなものだったのかもしれないと届かない空を見つめて思う。青空に白い雲が形を変えて流れていく。届くはずのない雲を掴みたくて手を伸ばしてみたけれど、雲は見向きもせずに進んでいく。まるで私が彼にしていることみたいに思えて漠然と失望した。 今月末に友達の結婚式があり、彼の住む東京へ行く。 彼とも会

          この想いをどう言葉にしたらいいかわからない4

          この想いをどう言葉にしていいかわからない(寄り道)

          【話は進展しないのですが、このもぞもぞする気持ちを言葉にしたかったので寄り道編として】 彼のいる場所はもう梅が咲いていて、私の住む場所はまだ雪がちらつく。同じ国にいるのにたった数時間で行ける距離なのにこんなにも季節も気温も違うものなのかと改めて感じる。 東京にいる彼も友達ももう遠い存在のようだ。地元の友達は働いていて結婚していて、東京にいる友達は働いていていろんなところに行って、どちらにもなりきれない私は今どこの部類に属しているのか、もう家族は私より姉の子供の話が好きで、

          この想いをどう言葉にしていいかわからない(寄り道)

          この想いをどう言葉にしていいかわからない3

          おはようっ!おやすみなさいっ!小さい[っ]をつければ絵文字もうまく使えないわたしの文章力でも少しは可愛くなるのだろうかと。必ずわたしから。 返事はそっけないものだった。会話はいつの間にか既読で終わってそれでも私は毎日その二言を送った。 それで良かったと思えたのは数日だけだった。メッセージ、電話、連絡の全てがわたし発信のものでその内容もわたしから振ったものばかりで楽しくないのだ。 楽しくないと思うのは彼以外の部分での私生活がうまく行ってないことも要因としてあるのはわかって

          この想いをどう言葉にしていいかわからない3

          この想いをどう言葉にしていいかわからない2

          連絡が途絶えても彼から連絡が来ることはなかった。元々連絡と言っても業務連絡くらいしかしてなかったのでたいして気にならないのだろう、と半ば諦めて1週間が経った。 仲の良い同期からメッセージが来た。 「あんた彼氏、最近イライラしてるらしいけどもしかして別れた?」 驚いた。あんなに落ち着いて何考えてるかわからないような人が? いや、でも単に仕事が忙しいからかもしれない。だから連絡はしないでおこうと思った。 次の日、地元の友達に久しぶりに会った。家族以外の人と地元で会ったの

          この想いをどう言葉にしていいかわからない2

          この想いをどう言葉にしていいかわからない1

          昨日友達と見た映画に「愛する人と出会えたことだけでも奇跡だ」という台詞があった。いつもならこのありきたりな言葉を聞き流していたけれど、昨日の私にはとてつもなく響いた。 恋人と距離ができてしまうことになった。お互いに理解してさよならすることを決めた。別れが近づくにつれて離れがたくなった。だから遠距離恋愛というものをやてみようという話になった。よくある話だ。 私が帰った日、彼は焦ったように連絡をしてきた。 「鍵を無くしたから合鍵を送って欲しい」 今思えば管理会社に連絡した

          この想いをどう言葉にしていいかわからない1

          ビショビショに泣きたい夜に

          二十代も慣れてきて、ふと思う時がある。 思いっきり泣きたい。顔がぐしゃぐしゃになって、過呼吸になってしまうくらいビショビショに。次の日には目がパンパンに腫れてもお構いなし。私が満足するまで ずっとそうしたいと思っているのに、全く泣けない。 頑張って泣こうとしても数滴。 私がもともとあまり泣かないからなのか、それとも大人になったのかわからないけどびっくりするくらい泣けない。 泣ける映画、本、思い出。どれも試したが効果は感じられなかった。 どうしたら泣けるか考えていた

          ビショビショに泣きたい夜に

          東京という街

          東京にいると、 ・いろんなところに行ける。 ・いろんな人に会える。 ・いろんな事ができる。 東京にいると、 ・だんだんと夢が薄れて、諦めてるふりができる ・1人でいても孤独を感じないと言える ・いろんなことに見て見ぬ振りができる 行き着いた東京で見えたものは、なんだったんだろう。 見て見ぬ振りをして、もう会わないからと切り捨てて、何を感じてる? 地元が戻る場所じゃない所と分かっていながら、東京にも居場所が無いと感じる 、ひとり。

          東京という街

          日常という失った後に気づく幸福

          もし、また何かできるとしたら私は「恋がしたい」と答えるだろう。 あんなに感情的になって人生が変わったあの恋愛体験をもう一度味わいたい。 それは、たった1年と少しの話だったけど、今でも時々思い出す。あの時私は幸福だった。 何が幸福かというと、シングルベッドに恋人と2人で寝る。そして起きる。これだけ。 ただでさえ狭いのに、ぴったりくっついて腕の中で眠る。そのうち暑くなって離れるんだけど、ふと目が覚めてその人を探す。そしてまた腕の中に戻って眠る。 この幸福感が再び味わえるのなら

          日常という失った後に気づく幸福

          未読本がどんどん溜まっていく話

          こんにちは 私の母は暇があれば読書をする人で、お薦めの本を毎月何冊か送ってくる。 その本の中で私が読んだ本は、10分の1だ。 面白くなさそうな本はほぼ無いのにも関わらず、私の部屋には読んでいない本が溜まっていく一方。 理由。 スマホをいじっている時間が多い。 スマホで何をしているか 無限にできるネットサーフィン。コスメの新情報を見ているとあっという間に時間が過ぎていく… 後は、スマホで漫画を読んでいる。実際、紙媒体でも漫画なら読める、すぐ読む。最近も鬼滅を全巻

          未読本がどんどん溜まっていく話

          23歳のリアル 3

          23歳(年女)のリアル3日目。 今日は「結婚」に対しての考えが変わった話。 きっかけは、姉の結婚。出産。 姉の結婚は唐突で、いわゆるできちゃった婚。 できちゃった婚は私の母もだったし、子供できたから結婚って効率が良いとも思っているから別に驚かなかったし反対も無かった。 あっという間に籍を入れて、子供が産まれた。 母になった姉は、私が見る姉の中でダントツ好きになった。みるみる強くなって母になっていく。あんなに泣いてた姉が、子供のためならなんでもできるようになっていた

          23歳のリアル 3

          23歳のリアル 2

          3日しか… 3日しか続かなかったんです。マッチングアプリ。 理由は、顔で良い悪いを片手一本の指で判断している自分の顔はどうなんだ?と思ったこと、マッチした人との返信が気になって他のことが疎かになる恋愛依存を早速発揮しそうになったから。 私は現代の人じゃないのだろうかと思うくらい、苦手意識がありすぎて退会してしまった。 普通に会って「はじめまして」ってするよりはるかに違和感があるのはなぜだろう。 私が苦手だった事 ・メッセージなんてどんな顔して打ってるかわからない(

          23歳のリアル 2