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マイノリティにも居心地のよい会社

こんにちは、Acompany(アカンパニー)のLemo-changです。
この記事は「#アカンクリスマスアドベントカレンダー2023」21日目の記事です。

はじめに

株式会社Acompanyは、名大発のベンチャー企業です。
私は8月に入社したのでちょうど4ヶ月ですが、入社してすぐに『なんかステキな会社だなー!』と思い、今はとても居心地が良いです。
そんな大好きな会社のアドカレ用に、私のカミングアウトを捧げて盛り上げたいという気持ちになり、初投稿です。

永遠のテーマだと悩んでいた頃

私は、自分で言うのもなんですが、温厚で優しいほうの性格だと思います。(決してどぎつい冷徹な人間ではないということを言いたい)
と言っても、言う必要があることはちゃんと言うべきと思っているので、決して内向的とかではないことろが厄介です。
そして、圧倒的に社内での『忖度』とか『ホンネトタテマエ』みたいなことが苦手です。なので、過去の職場では、ずっと悩んできました。

例えば、社長が、業務上のことで勘違いして『A』と言っていて、答えは絶対に『B』だった場合に、以前の職場では『Aということで業務を進める』が正とされていて、私はどうしてもそれを理解できなかった・・・
私は、すごくさりげなく「Bでよかったですよね?」と言ってみたのですが、「俺より仕事ができると言いたいのか!」と罵声を浴びました。

私は常に、ただ会社を成長させるために合理的だと思う選択をして実行してきただけなんですが、それが上司の選択と違えば、たとえ誰もが認めるような成果を上げても、左遷されたり、クビにされそうになったりという経験があります。

この話を聞いて「きっと他にも原因があったんじゃない?」と思う方も多いと思います。
私自身も「私もしかして人に嫌われる性格なのかな」「持って生まれた呪いなのかも」とかなり落ち込んで、かなり自己分析をして反省を繰り返しましたが、それ以上の結論を導き出せませんでした。
それがある本のレビューを発見してまったく違う視点を考えはじめ、テストを受けて人生観が変わりました・・・

違和感を持っていた事象

私が過去の職場でよく起こりがちだった違和感を感じてしまう事象をいくつか取り上げておきます。

のっけからマウンティング

前述のように、上司に噛みつかれることは多かったです。質問しているのに『指摘』と捉えられて、以降は危険因子のように扱われ、仕事を取り上げられたり。
私はその理由がわからなずぎて・・・だって私が活躍すれば上司の評価にもつながるのに・・・キャリアのある上司を尊敬していた分、ショックも大きかったです。
同僚から足を引っ張られたりすることもありました。外資系にいたので、虚栄心やライバル心があるのは仕方ないのかなと少し理解できるも、とても無益なことだと思います。
私としては、序列は関係なく、全員が最高のパフォーマンスをすることが最善だと思っていましたが、あまりにも序列マウンティングを受け続けたので、本来の目的『会社を大きくすること』を実現させるためには序列の上位に入るしかない、と役職にこだわった時期もありました。

Acompanyには、肩書きを捨てて入社してきた人も多く、全員が相手に敬意を持って接していて、非常に心地よい人間関係だと思いました。
『意見』に対してウェルカムで、これからも成長する会社だと思っています。

❸個人ではなく、チームで成果を最大化する
パイの取り合いではなく、パイを大きくする努力をする

❼批判ではなく、提案する

より良い提案なしの意見は、批判と捉えられても仕方ない

アカンガードレール =アカンベクトルを最大化するための10個の行動指針

人間は感情の生き物なので論理的な話は通用しない?

とある会社のマネジメント研修で『人間は感情の生き物なので正論では動かない、感情に寄り添って相手をやる気にさせる必要がある』ということを教えられ、そうじゃない人もいるのでは?この研修って完全に決めつけじゃない?と違和感を感じました。
でも、その会社では、それが正でした。私が感情的にならずに冷静に正論を説いても反発されることが多く、私は「なんで仕事なのにお願いしないとやってくれないんだろう?」と理解ができませんでした。

Acompanyには、合理的に物事を考える人が多いと感じています。
感情論でやる気を左右されたりはせず、みんなが成果を出すことを当たり前に働いています。普通のことだと思っていましたが、これは、ベンチャー企業だから?

Be Cool.
自分を大切にしつつ、他人を思いやれる姿勢。
自己犠牲や邪悪な方法、他者に攻撃的な態度を取る人はCoolではない。
Be Hacker.
価値あるものを作るために、合理的に改善を繰り返す姿勢。単に技術力が高いという意味ではなく、積極的に世の中の問題を解決しようとする人がHackerである。

Value -Acompanyで共有する価値観

質問や発言の意味がわからないと言われる

これは完全に私の問題ですが、先回りして考えてしまう癖があり、いま議論していることについて自分の中で解を導き出してしまっていたりする場合に、すっ飛ばしてその先の疑問や結論を相手にぶつけてしまうことがあります。
また、質問しながら自己解決することがあり、途中からその先の質問をかぶせてしまうので、文脈がおかしいことも多々あると思います。

Acompanyで、同じような状態で質問してしまったことがありますが、私の冗長な質問に対しても的確に理解して回答してくれる人が多いです。
私が「賢いなぁ」と思っている人が、他の人を「賢い」と言っているのをよく見るので、賢い人が多いのだと思っています。

Acompany会社紹介カルチャーデック(P18)
Acompany会社紹介カルチャーデック(P23)

ある本の読者レビューがヒットして・・・

過去の職場では、あまりにも理解されないことが多かったので「私って思考回路おかしいのかな」と悩みに悩みました。
そしてWeb検索をしまくっていたとき、ある本の読者レビューの中に私と同じ状況で悩んでいる人たちを発見しました。
本の概要を見たら、少し上から目線で嫌な感じがしましたが、自分の置かれてきた状況に似ていると思い、いくつかのレビューを読みました。
私と同じく苦しんでいた人で「この本を読んで気持ちが晴れた」というコメントが多かったので、少し期待を込めて電子版を購入しました。

その本には、私が悩んできたことについて、このように書いてありました。
以下、本の内容をマイルドに要約します。(私が共感できた人達のことを”マイノリティ”と表現します)

  • マイノリティは、マウンティングを受けやすい
    序列意識が高い人は、本能が希薄なマイノリティに対して本能的に攻撃をしてしまう。

  • マイノリティは、序列を意識せず本質や根本原因を追求してしまう
    だから、上司からは『挑戦的』と見られ、同僚からは『波風を立てる面倒な存在』だと思われてしまう。

  • マイノリティは『心遣い』や『曖昧さ』を除いて会話をしてしまう
    だから、相手に『無礼』や『不愉快』だと感じられてしまう。

  • マイノリティは、自分に対する思いやりのない言動をまったく気にしない
    だから「相手の気持ちになって考えなさい」と言われても、相手にとってそれが不快だということに気づかない。

  • マイノリティは、文脈を考えず本質だけの話をしてしまう
    相手は、感情を無視されたことが気に障り、話の内容に集中できず『意味がわからない』と感じてしまう。

  • マイノリティの意見は多数派からすると理解できない
    そもそも少数派なので、同じ思考回路をしている人自体が少なく異端な扱いを受けるのは当たり前の流れ。

ここからはカミングアウトですが、私は、前職で少々働きすぎており、それに加えて飼い猫(6歳)が瀕死の急病で要介護状態になるなど諸々が重なって、メンタルクリニックにはじめて通いました。そこで昔からの悩みでもあった職場でのコミュニケーショントラブルについても相談してみました。
そのときに、医師から「テストを受けては?」と勧められて、前述の著書をかじっていたこともあり、簡易テストを受けてみました。
結果は、0.05%のマイノリティでした。
この結果を知ったとき、どうしても他の人に合わせられないのは私の性格に難があるからとかじゃなかったんだと『心が救われた』という感覚でした。

会社選びの基準

その後、病気の猫が回復せず亡くなってしまい看病もなくなったので、ガッツリ働ける状況に戻ったのですが「たぶん今の会社は私の居場所ではない」と思ってしまったこともあり、転職活動を始めました。

そして、じつはAcompanyに入社を決めたのは、完全に勢いでした。
他社のオファー面談を調整中のタイミングだったにも関わらず、Acompanyのオファー面談中に入社を決め、その場で応諾しました。
理由は単純で、3回の面接を対応してくださった方々の印象がとても良くて、『何をやるかよりも誰とやるか』だと思ったからです。(上司ですが忖度じゃないです)
とても好感が持てる面接で、私はリラックスして素のままで臨むことができました。意思決定までのリードタイムも短く、即決で私を選んでくれたことが単純に嬉しく、「期待に応えたい」と思いました。
もちろん、プライバシーテックというまだまだ未開拓の市場に魅力とやりがいを感じています!

さいごに

Acompanyは、自由だけど成果主義だと思います。そして、多様性を違和感なく受け入れてくれる温かさがあります。これって、なにより全員が感情で動くのではなくCoolでHackerだからなりたっていると思います。
自由だけど成果主義というのは、US系の外資企業にも共通する良さだと思っていますが、Acompanyは、それだけではなく、協力する文化が根付いているということも大きいと思います。そこもまさに、合理的だと思います。
まさに、『Acompanyはマイノリティにも居心地のよい会社』だと思っています。

こう見えて、私は本当に悩んでいました。どんなに社内のコミュニケーションを積極的にとる努力をしても、仕事で成果を出しても、なんでこんなにトラブルが多いんだろうと。こうなったら、自叙伝を出そうかと思っていたほどでした。
でも、こんなにステキな会社に出会えたので、著作権を放棄して投稿させていただきました!

私と同じような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
きっといろんな努力をして成果を上げてきたのでは!
そんな方には本当に居心地のよい最高の職場だと思います!一緒に世界No.1の偉大なプライバシーテックカンパニーを創りましょう!

おまけ・・・♪

これは完全に余談ですが、私はカラオケが大好きで、Acompanyでは音楽部に入っており、毎週カラオケのレパートリーをSlackチャンネルで布教する活動をしております。
年に3回、社員が全国から名古屋に集結する会議があるのですが、その後の懇親会の2次会でカラオケに勧誘したところ、なんと15人も参加してくれました。そして、私もビックリするほどの大盛り上がり!
こんなに人数いたらバラバラに話してるなんてこともよくある話ですが、みんな全曲で一致団結していました!
つまり、思ったことは、Acompanyのチームだったら何でも一緒に実現できるんじゃない!?(最強か!)

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