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荒俣宏『福翁夢中伝』

1898年(明治31年)7月1日~1899年(明治32年)2月16日、日刊新聞『時事新報』(時事新報社)に、福沢諭吉(ふくざわ・ゆきち、1835年1月10日~1901年2月3日)の自伝『福翁自傳』が連載された。

1899年(明治32年)6月15日、時事新報社編『福翁自傳』(時事新報社、40銭)が刊行された。

インディアナポリスの怪奇小説月刊誌『怪談集(Weird Tales)』(Popular Fiction Publishing Company)1935年(昭和10年)12月号から、29歳のロバートゥ・E・ハウアドゥ(Robert E. Howard、1906年1月22日~1936年6月11日)の小説『ドゥラゴンの時間』The Hour of the Dragonの連載が始まった。

滅亡した古代アトゥランティアン人の末裔で、現代のケルトゥ人の祖先にあたる蛮族キンメリアン人のアクイローニアの王コナン(Conan)のアクイローニア王国が東のネメディア王国に征服されるが、コナンは逆襲し、再び王位に就く。

怪談集』1936年(昭和11年)4月号で、30歳のロバートゥ・E・ハウアドゥの小説『ドゥラゴンの時間』The Hour of the Dragonの連載が完結した。

1950年(昭和25年)10月、ニュー・ヨークで、ロバートゥ・E・ハウアドゥ著『征服者コナン』Conan the Conqueror(Gnome Press)が刊行された。
ドゥラゴンの時間』Hour of the Dragonの改題・再編集版だ。

1970年(昭和45年)8月31日、「ハヤカワ文庫SF」、ロバート・E・ハワード著、「英雄コナン・シリーズ」、23歳の団精二荒俣宏、1947年7月12日~)訳『征服王コナン』(早川書房)が刊行された。

カバー、口絵、挿絵は56歳の武部本一郎(たけべ・もといちろう、1914年4月24日 ~1980年7月17日)だ。

1984年(昭和59年)11月1日、福沢諭吉の肖像をデザインした一万円札が発行された。

2002年(平成14年)4月20日、53歳の北岡伸一(1948年4月20日~)著『独立自尊福沢諭吉の挑戦』(講談社、本体1,900円)が刊行された。

2003年(平成15年)5月、ランドゥンで、ロバートゥ・E・ハウアドゥ著『キンメリアのコナン全集第2巻』 Complete Conan of Cimmeria: Volume Two (1934)(Wandering Star Books)が刊行された。
装画はギャリー・ジャンニ(Gary Gianni、1954年~)だ。
ドゥラゴンの時間』Hour of the Dragonの新編集版を収めた。

2011年(平成23年)2月25日、「中公文庫」、北岡伸一著『独立自尊福沢諭吉の挑戦』(中央公論新社、本体857円)が刊行された。
解説は65歳の猪木武徳(いのき・たけのり、1945年9月22日~)だ。

2011年(平成23年)9月30日、34歳の小川原正道(おがわら・まさみち、1976年9月24日~)著『「官」との闘い福沢諭吉』(文藝春秋、本体1,619円)が刊行された。

2012年(平成24年)4月30日、35歳の小川原正道著『福沢諭吉の政治思想』(慶應義塾大学出版会、本体4.500円)が刊行された。

2013年(平成25年)5月31日、「創元推理文庫」、「新訂版コナン全集」6、中村融(なかむら・とおる、1960年~)訳『龍の刻(とき)』(東京創元社、本体1,100円)が刊行された。
装画は鈴木康士(すずき・やすし、1974年~)だ。

2016年(平成28年)3月22日、YouTubeチャンネル「Keio University <ita Campus」で、39歳の小川原正道出演「法学部 小川原正道 - 近代日本を代表する思想家・福沢諭吉の政治思想研究」(4分)が公開された。

2018年(平成30年)9月10日、「ちくま学芸文庫」、北岡伸一著『独立自尊福沢諭吉と明治維新』(筑摩書房、本体1,300円)が刊行された。
解説は47歳の細谷雄一(ほそや・ゆういち、1971年8月13日~)だ。

2019年(令和元年)7月25日、『ハヤカワミステリマガジン』(早川書房)9月号「特集:探偵と名言」(税込み1,320円)が刊行された。
福沢諭吉の功績を題材とした、72歳の荒俣宏の長篇小説『夢中伝福翁余話』の連載が始まった。

2021年(令和3年)1月25日、『ハヤカワミステリマガジン』3月号「特集:クイーンのライツヴィル」(税込み1,320円)が刊行された。
73歳の荒俣宏著『夢中伝福翁余話』が第10回(最終回)で完結した。

2021年(令和3年)4月10日、「ちくま学芸文庫」、「近代日本思想選」、53歳の宇野重規(うの・しげき、1967年6月13日~)編『福沢諭吉』(筑摩書房、本体1,600円)が刊行された。

学問のすすめ(抄)
文明論之概略(抄)
民情一新
尚商立国論
分権論
通俗民権論
国会論
脱亜論
明治十年 丁丑公論
瘠我慢の説
帝室論
尊王論
日本婦人論

2022年(令和4年)8月24日、YouTubeの「チャンネルくらら」で、45歳の小川原正道、40歳の渡瀬裕哉(1981年11月2日~)、48歳の倉山満(1973年12月18日~)出演の「政府の介入・税金の不公平を議論して訴えよ 『福沢諭吉「官」との闘い』」(14分)が公開された。

2023年(令和5年)1月13日、「講談社学術文庫」、46歳の小川原正道編『独立のすすめ福沢諭吉演説集』(講談社、本体1,360円)が刊行された。


2023年(令和5年)8月3日、「ちくま新書」、46歳の小川原正道著『福沢諭吉 変貌する肖像文明の先導者から文化人の象徴へ』(筑摩書房、本体940円)が刊行された。

2023年(令和5年)12月5日、76歳の荒俣宏著『福翁夢中伝』上・下巻(早川書房、各巻税込み1,980円)が刊行された。

2023年(令和5年)12月11日、慶應義塾大学三田キャンパス北館ホールで、
76歳の荒俣宏と74歳の鹿島茂(かしま・しげる、1949年11月30日~)のトークイベント「『福翁夢中伝』刊行記念講演会」がおこなわれた。


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