リコリス・リコイル 第4話の考察
ネタバレ注意!
第1話~第3話までの感想・考察はこちら
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なるほど、原作:Spider Lilyも、ヒガンバナ(=リコリス)からなのか(遅
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リコリス・リコイル、第4話「Nothing seek, nothing find」を視聴しました。第1~3話で見せた千束(ちさと)とたきなの華麗なガンアクションは、いったんお預け。休暇を楽しむ二人の日常回、楽しかったですね。
買い物に水族館にと、千束に振り回されるたきな、ほどよく肩の力が抜けたんじゃないでしょうか。実質デートと言っても過言ではない。最初は、チンアナゴの真似してた千束に文句言ってたのに、落ち込む千束を励まそうと「さかなー」とおどけて見せるところ、めちゃくちゃ可愛かったなあ。とにかく、たきなの笑顔がいろいろ見られて、確実に人間性を回復しつつあるようで良かった。
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千束の非殺傷弾についても、旧電波塔以来なんですね。先生(=ミカ)に作ってもらった……と言っており、10年前からミカと共に行動してるのは確定。旧電波塔の事件で非殺傷弾を使っていたのか、それとも事件後から非殺傷弾を使うようになったのか……おそらく後者。
「他人の時間を奪うのは気分が悪い」という理由が全てというわけでもなさそう。詳しい背景を語ってないし。「命大事に!」を信条としておいて博愛主義でないとは言わせませんが……どうも千束は自分の手の届く範囲をわきまえて(しまって)いるし、自覚して抑制している節まである。そこで抑えられた気持ちの代償行為が、ふだんの千束の奔放な振る舞いとして表れている……と考えるのは穿ちすぎでしょうか。
あと、非殺傷主義をDA主流の中で貫くのは、色々軋轢を生むから無理そう。遅かれ早かれ、孤高のポジションに行かざるを得なかったと思う。
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ミカとシンジの一幕からわかること。
吉松シンジはミカの旧友というだけでなく、アラン機関の一員であり、千束(ちさと)にフクロウのペンダントを渡して支援した経緯がある。それから10年間、千束の前から姿を消していた。結果として、千束は探し人がシンジであると分かっていません。
ほんと、ミカではありませんが、なぜ今さら戻ってきたのか……と問いたくもなります。「〈殺しの天才〉として見出した千束を世界に届ける」ため? しかしミカとも「千束が〈殺しの天才〉である」認識を共有しているのなら、どうしてミカは千束に非殺傷弾を与えているのでしょうね。それがミカとシンジが結んだ「約束」なのかな? だとすると、過去のシンジは千束の〈殺しの天才〉を封印することを望んでいた? なんだか今のシンジが言っていることと矛盾するなあ。
しかもアラン機関は、支援対象に直接関わっちゃいけない訳でしょう。それなのに千束と接触するような動きを見せたりして……これは機関側からペナルティを受けないんでしょうか。シンジ自身がアラン機関の上級幹部的な地位にはありそうなので、そこは大丈夫なのか。
ミカの立ち位置も、良く分からない。シンジがアラン機関の人間で、千束を支援していることも、千束がシンジを探していることも知ってて、10年間も隠し通している。少なくともDA上層部には報告してなさそう。アラン機関とDAの関係性が背後にあるんでしょうけど。
第1話でシンジは千丁もの銃取引に関わり、第2話ではウォールナットをロボタに追わせて抹殺を指令しています。第4話での真島のテロ活動を見れば、これがDAを相手取った作戦行動なのは分かります。シンジは探りを入れてきているが、ミカはシンジが敵対行動をとっているとは気づいてない。10年ぶりに接触してきたシンジを怪しんで調査してないのだから、ミカにはシンジとの間に密約があったのかもしれません。さすがに、シンジのDAへの敵対がバレたら敵同士でしょうけど。
ではなぜシンジは、真島を使ったテロ活動で治安を悪化させて、DAの存在を炙り出そうとしているのか……背景にアラン機関の思惑があるのか、別の国の計略があるのかは情報が無いので何とも。しかし、シンジの個人的目的かもしれませんが、千束の〈殺しの天才〉を世間に知らしめるため、舞台のお膳立てをする……という狙いもありそうです。
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真島も、あれだけ適当なノリ任せの作戦を敢行したあげくに、ひとりだけ生還している。無茶苦茶です。こいつもアランチルドレンの可能性がある。たとえば〈生き残る天才〉とか。千束にぶつけるために、シンジが用意した駒という可能性もあるんだよなあ……
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いろいろ書きましたが、どれもこれも私が適当ぶっこいてるだけの可能性は十分あるのでご注意くださいw 次話が楽しみ!
第5話以降の考察はこちら
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