見出し画像

音楽の可能性について思うこと。〜趣味や娯楽の先にあるもの〜

「音楽」そのものが、時代の変化に合わせて多様化し、多くの役割を担うようになってきたと思います。

私が敬愛するシーモア・バーンスタイン(アメリカのピアニスト、作曲家、ニューヨーク大学音楽教育部の副学長)は従軍時代、前線で戦うアメリカの兵士たちのために、戦地を転々としながらピアノとヴァイオリンのDUO演奏会を敢行し、傷つき疲れた兵士たちの心を慰め、大反響を呼んだそうです。しかも兵士たちは、それまでクラシック音楽など聴いたこともない人たちばかりだったとか・・・。

フェンダーローズという電子ピアノは、現在では一つの楽器として揺るぎない地位を確立していますが、元々はハロルド・ローズ博士が第2次世界大戦中に戦場の兵士をいやすために発明したものです。

ローズ博士は、野戦病院で、足を爆撃で失ったり、酷く傷ついた兵士たち多くを目にし、音楽療法用の楽器としてエレクトリックピアノを使用するというアイディアを思いつき、入院中の負傷兵がベッドに寝ながらクリエイティブな活動ができるように、航空機の部品を使用してそのプロトタイプを製作したそうです。

参考サイト↓


このような逸話を聴くにつけ、音楽には、娯楽や趣味の域を超え、人をいやす力が秘められていて、それを再発見していくことは、私自身の音楽人生をより豊かにしてくれるという想いが湧き上がってきます。

話は飛びますが、先日カーラジオで聴いた、<杏子と政哉のSpice of Life Gold>では、ゲストで「呼吸アドバイザー」の椎名由紀さんが出演されていました。

椎名さんは、16歳から31歳まで、起きている時間中ずっと頭痛に見舞われていたそうで、「私は呪われている」と思いながら生きてこられたそうですが、あるきっかけで、白隠(江戸時代の禅僧)の呼吸法を行なったところ、ぞれまでしつこくつきまとっていた頭痛から解放されたそうです。

呼吸というのも、当たり前にできているからこそ、見過ごされがちですが、健康な人ほど呼吸が深く、病気になると呼吸が浅くなるというのは、東洋医学では通説になっています。

私自身の体験からも、漠然とした不安、心配などを感じている時、体の中をよく観察すると、呼吸が止まりかかっているか、非常に浅くなっています。

呼吸は意識を失ったり、眠っている時も自然に続くので、呼吸そのものに意識を向けることはほとんどないですが、随意的にコントロールすることで、心理状態も良い方向へと変えることができます。

7/31の<音の瞑想体験レッスン>では、呼吸と発声とをクロスオーバーして、上記のような心理的不安や、息苦しさを解放する日々のメディテーション・メソッドをご紹介します♪

奈緒子シャンティさん手作りのお菓子(マレーシアのバナナケーキ)と、お茶(マレーシアの甘いミルクティー「テタレ」)がついた、大変お得な体験レッスンです♪

日時:2022年7月31日(日)14時~17時
場所:space Bastet~スペース・バステト~
住所:広島県広島市中区境町2丁目4-15 境町Yビル203(小網町電停から徒歩1分)
参加費:4千円(奈緒子シャンティのお茶・お菓子付)
お問い合わせ・お申し込み:
leelamusic.info@gmail.com(リィラ音楽教室)

↓詳細は以下のページよりご覧いただけます♪


ケージのお掃除中は、お風呂場で待機。ジャングルカーペットパイソンのラビュリンス♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?