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【全選手紹介:DF編】リーズ・ユナイテッド

こんばんは、リーズ・ユナイテッドサポーターの Takuro です。
前回の記事をいいねしてくださった方、ありがとうございます!

Takuro って何者?
なんでリーズを好きになったの?
今シーズンのリーズはどう思ってる? などは全選手紹介が終わった後で…

それでは今回は DF 編です!

ルーク・エイリング(Luke Ayling)

今年で31歳となったエイリングは現在5部に所属する「ヨービル」というクラブでキャリアをスタート、そのヨービルは先日の FA カップ4回戦で、サッカー解説者のベン・メイブリーさんが熱烈なサポーターでお馴染みの「トーントン・タウンFC」に1-0で敗れてしまいました。
右SB、CB それぞれでプレーのできる選手ですが、守備が特徴というよりは、攻撃面で違いを生み出せる選手です。
昨シーズンの終盤ウルブス戦でも、値千金の決勝ゴールをマーク、ロビー・キーンのゴールパフォーマンスであるでんぐり返しを披露し、話題となりました。

今シーズンはクリステンセンにポジションを奪われていますが、そのユーティリティ性と明るいキャラクターで、今シーズンも活躍を期待しています。
個人的には、対人守備の際に躊躇なくチャレンジするスライディングが少し怖い…


ジュニオール・フィルポ(Júnior Firpo)

フィルポはドミニカ生まれ、スペイン育ちという選手です。
レアル・ベティスで頭角を現し、2019年にバルセロナへ5年契約で移籍。
しかし当時レギュラーであるジョルディ・アルバの壁は高く、2年後に新天地としてリーズを選択しました。
自身もインタビューで答えていますが、攻守の切り替えが非常に速いこと、そして、いくと決めたら大胆に攻撃参加をすることが特徴です。
実力は間違いないのですが、昨シーズンは怪我があり24試合出場にとどまり、今シーズンも怪我で出遅れ、ストライクにスタメンの座を譲っています。

攻撃面では間違いなくストライクより武器を持っている選手ですので、怪我から完全復調し、リーズの攻撃的サッカーにさらに花を添えてくれることを期待しています。


ロビン・コッホ(Robin Koch)

コッホ、イケメンです、男である私も惚れるほどのカッコよさ。
カイザースラウテルン → フライブルク を渡り歩き、2020年にリーズへ移籍してきたドイツ代表経験のある26歳の CB です。
加入のきっかけは、前監督ビエルサの熱狂的な勧誘でした。

対人に強い、フィードが正確、ビルドアップの起点となれる、など現代の CB に必要な資質を兼ね備えており、怪我さえなければ間違いなく不動のレギュラーです。
今シーズンは序盤、クーパーがゲームに出ない際はキャプテンマークを巻くほどにチームの軸となっており、クーパーのようにリーズを長く支える DF リーダーになることを期待しています。


リアム・クーパー(Liam Cooper)

リーズ・ユナイテッドの現キャプテン、14-15 シーズンより在籍し、チームを支える DF リーダーです。
ハル・シティのアカデミーで育ちトップチームデビューを果たすもその後はレンタルで他クラブを転々、2014年夏にリーズへやってきました。
プレースタイルはというと、セルヒオ・ラモスのようだ、と表現されます。
堅牢な CB である彼は、時にファイターとなり、中盤までボールを刈り取りにいくこともあります。

また彼は人格者としても知られており、ラッシュフォードが貧困の子どもたちの支援を表明した際、自身も340万円を寄付し、貧困を終わらせよう、とメッセージを発信しました。
リーズの本拠地であるエランド・ロードの壁には歴代キャプテンの名前が彫り込まれているのですが、その最新の記述が「Liam Cooper」である間に、現地観戦に赴いてみたいものです。


ディエゴ・ジョレンテ(Diego Llorente)

レアル・マドリー出身の29歳 CB。
W杯のスペイン代表に選ばれるか?選ばれないか?の当落線上の選手です。
マドリーではトップチームの出場機会はほとんど与えられませんでしたが、
その後ラージョ・マラガ・ソシエダでは主力として活躍、2020年にリーズにやってきました。
スペインの選手らしく足元の技術が高く、ビルドアップ時のプレス回避にも長けている選手です。
また昨シーズンは CB ながら3得点を記録しており、セットプレーでもターゲットとなれる選手です。

しかし今シーズンはブレントフォード戦で5失点して以降、クーパーに先発の座を譲っており、正念場ともいえる状況。
持ち前のセットプレーの強さとビルドアップ能力をアピールし、再度先発争いに加わってくれることを願っています。


スチュアート・ダラス(Stuart Dallas)

あれ?ダラス DF 登録?公式ホームページを見たときそう思いました。
登録上は右 SB の選手ですが、左 SB や中盤センターもこなすユーティリティープレーヤーです。
北アイルランド代表の選手ですが、キャリアのスタートはクルセイダーズ FC というクラブ、デビュー時はウイングポジションでプレーし、なんと年間で16ゴールを記録しました。
その才能を見出されたダラスは2012年にブレントフォードへ移籍、加入直後のシーズンはほとんど出番がありませんでしたが、14-15シーズンは40試合に出場し6ゴール2アシストを記録、2015年にリーズへとやってきました。

プレースタイルはユーティリティーという言葉が非常に似合う、元インテルのサネッティを思い起こさせます。また、20-21シーズンはプレミアリーグで8得点を記録するなど、得点力も兼ね備えている選手です。

今期は新加入選手たちにポジションを奪われていますが、そのユーティリティ性で誰かが離脱した際にハイレベルでカバーする役割、また、古参として
チームを纏める役割を担ってくれることを期待しています。


パスカル・ストライク(Pascal Struijk)

オランダ出身の23歳、本職は CB ですが、現在は左 SB のレギュラーとしてプレーしています。 
ストライクは昨シーズン、VSリヴァプール戦でエリオットに対しタックルを仕掛けた際、エリオットが全治6か月の重傷を負ってしまうという不運に見舞われました。
落ち込むストライクに対し、エリオットは SNS で、「珍しい事故であり、ストライクは何も悪くない」と擁護、この2人のやり取りには、私も心を打たれ涙したのを覚えています。
その出来事を引きずらず今期も堂々とプレーしており、22-23シーズンのプレミアリーグのデータによると、デュエル勝利数が全選手の中で5位、タックル成功数は2位にランクインしています。

ストライクはデータ通りの対人の強さがウリです。
個人的な主観ですが、リーズがストライクのサイドから崩されることはほとんどない印象です(守備的な選手であり、オーバーラップをほぼしない影響もありますが)。
この守備の強さに、アーセナルで冨安が披露しているようなビルドアップ能力も加われば、間違いなく世界基準の DF になっていくと思います。
そう考えると、冨安選手ほんとすごいな…


ラスムス・クリステンセン(Rasmus Kristensen)

林陵平さん一押しのデンマーク人右SB。
今シーズンは開幕からスタメンに定着し、印象的な活躍を見せています。
彼のフルネームは「ラスムス・ニッセン・クリステンセン」というのですが、大半の方がクリステンセンと呼ぶのに対し、FIFA23 実況の西岡明彦さんは、「ラスムス・ニッセン」と実況しています、何かこだわりがあるのでしょうか…

デンマークの古豪ミッティランでデビューしたクリステンセンはアヤックス、ザルツブルクと渡り歩き、今期よりリーズに加入しました。
リーズ加入後にプレーを初めて見たのですが、第1節のウルブス戦ではこれでもかというくらいオーバーラップしていて、超攻撃的な選手なのかなと思っていました。ただ、だんだんと加減を覚えてきた(笑)のか、第2節以降は守備とのバランスを考えながらプレーができるようになっています。

サイドバックながら 187cm と長身、強靭なフィジカルを活かした守備の強さと、要所で見せるオーバーラップは必見です。
またデンマーク代表でもスタメンに定着しつつあり、既にネーションズリーグでフランスを2度も倒しているデンマーク代表が本大会で旋風を巻き起こせるか、こちらも楽しみです。


レオ・フューア・イェルデ(Leo Fuhr Hjelde)

ノルウェー出身、2003年生まれのイェルデですが、その才能に最初に目を付けたのは、スコットランドの名門、セルティックでした。
15歳でセルティックと契約した彼はトップチームでの出番こそなかったものの、セルティックからレンタルされた先であるロスで、17歳ながら11試合に出場、1得点を決めています。
当時ロスのジョン・ヒューズ監督は、「次世代のファン・ダイクだ!」と彼を称賛していました。
18歳の誕生日の週にリーズと契約、現在トップチームでの出場機会は限られていますが、貴重な左利き CB でもあるので、今後の成長に期待です。


コーディ・ドラメ(Cody Drameh)

フラムのユース出身のドラメは2020年にリーズにやってきました。
攻撃的 SB という言葉が似合う、若手有望株です。
昨シーズン後半は2部のカーディフにレンタルで加入しましたが、そこで3アシストを記録、最優秀若手選手の称号を手に入れました。
今期もレンタル生活が予想されましたが、残留し、虎視眈々と定位置を狙っています。
攻撃面が魅力的とはいえ、対人守備や戦術理解はまだまだ伸びしろがあるため、そこが伸びてくれば、スタメン争いに割って入ることは可能だと思います。
また、フットボールと同じくらいバスケットボールが好きなようです。


長々とご覧いただきありがとうございました!
次回は MF 編です!お楽しみに!

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