見出し画像

【全選手紹介:FW編】リーズ・ユナイテッド

こんにちは、リーズ・ユナイテッドサポーターの Takuro です。
全選手紹介の最終回となる今回は FW 編です、早速いってみましょう!

パトリック・バンフォード(Patrick Bamford)

ミドルズブラ時代のバンフォード

バンフォードですが、文武両道な選手としても知られています。
フォレストのアカデミーで選手として成長しつつ、私立高校でも成績は超優秀、なんとあのハーバード大学から特待生で入学しないか、というオファーを受領しました。
しかしあくまでフットボールが第一であったバンフォードは、その誘いを断り、フォレストでトップチームデビューを果たします。

その才能に目を付けたチェルシーが2012年に彼を獲得、そこから MKドンズ → ダービー → ミドルズブラ(1度目) → パレス → ノリッジ → バーンリー → ミドルズブラ(2度目)と渡り歩きました。
2度目のミドルズブラ在籍時は、WG として活躍していました。
しかし当時エースであったジェストゥードが負傷した影響で、彼はストライカーに抜擢、そこからストライカーとしてのキャリアが始まります。
2018年に前年自身がハットトリックを決めた相手であるリーズへ加入。
昨シーズンより怪我に悩まされ出場時間があまり伸びていませんが、彼は間違いなくチームのエースストライカーです。

バンフォードは、万能ストライカーという言葉が似合う選手です。
裏への抜け出し、ヘディングなど多彩な得点パターンを持っています。
先日のアーセナル戦は運に見放された部分もありましたが、これからも頼れるエースとして、(怪我なく)活躍してほしいと思っています。


ロドリゴ・モレノ(Rodrigo Moreno)

ジョレンテと同じくレアル・マドリー出身のロドリゴは2020年にリーズにやってきました。
"ペリオディスタ" 小澤一郎さんが「バレンシアの柱がまさか昇格チームに引き抜かれるとは…プレミアリーグはやはりすごい」と番組で発言されていたのをよく覚えています。

そんな彼の出身はブラジルであり、10代前半でスペインに移住、セルタのアカデミーで4年過ごしたのち、18歳でレアル・マドリーに移籍しました。
トップチームでの出番はなくベンフィカへと移籍、移籍1年目は、ボルトンへとシーズンローンで貸し出されています。
2014年からはバレンシアに所属、ゴールがなかなか決められずに苦しんでいましたが、2017年、バレンシアの監督にマルセリーノ、GM にアレマニー(現バルセロナ SD)が就任したことで、彼の才能は開花しだします。
トップを支えるセカンドストライカーとして17-18シーズン、16ゴール4アシストと素晴らしい結果を残しました。

今シーズンはバンフォードの怪我もありトップでの起用が増えていますが、セカンドストライカーの役割が最も得意な選手です。
また、ブラジル仕込みのテクニックを見せたかと思えば、少々強引にでもシュートに持ち込む姿勢があったり、泥臭さも兼ね備えている選手です。
ロドリゴがゴールした際にむちゃくちゃユニフォームのエンブレムを指さして喜んでいるところ、ほんとにチームを愛してくれている感じがして、良いよな…

ジョー・ゲルハート(Joe Gelhardt))

ウィガンのユースで育ったゲルハートは、2020年にリーズへ移籍します。
リーズが獲得に興味を示していた際、エヴァートンや、他のビッククラブも彼の獲得に興味を示していました。
その理由として 175cm とあまり背が高くないが、パワーがある…
誰かを連想させませんか?そう、エヴァートンからマンチェスター・ユナイテッドにわたり、イングランドの英雄となったウェイン・ルーニーです。
彼のプレースタイルは、しばしばルーニーと比較されます。
強烈な左足を武器とする選手ですが、前監督のビエルサはゲルハートを、「チャンスを作るのではなく、掴む選手」とインタビューで表現しており、よりゴールに近い位置でプレーするストライカータイプの選手と言えます。

現在は U-23 が主戦場であり、トップチームの出番はほぼ途中出場です。
昨年のノリッジ戦で劇的な決勝ゴールを決めはしましたが、ゲルハートは「出てきたら怖い選手」を目指してほしいなと思っています。
日本代表がコートジボワールと対戦した際、ドログバが出てきたらラスボス出てきた…!みたいな雰囲気ありましたよね?今のゲルハートは、出てきても相手にとってあまり怖さがなく、無難な働きで試合を終えているように見えます。
(他リーズサポーターの方、違う意見であればごめんなさい)
と言っていますがまだ20歳で成長真っただ中のため、リーズでコンスタントに出場し、いつかルーニーのような英雄になってほしいものです。


サム・グリーンウッド(Sam Greenwood)

私は FIFA をプレーしているのですが、なぜかグリーンウッドにはレアル・マドリーから獲得の打診がいつも来ます(笑)
という空想上の話は置いておいて、グリーンウッドです、マンチェスターのグリーンウッドとは違う人物なのでお間違いなきよう。
サンダーランドのユースで育ったグリーンウッドは、2018年にアーセナルのアカデミーへ移籍します。
この移籍の際は、リヴァプールや、シュトゥットガルトなども彼を狙っていたようですが、先にアーセナルが確保することに成功しました。
その後、2020年にリーズへと加入。
また、U-17 のイングランド代表でもプレー経験がありますが、その時の U-17 イングランド代表の指揮官は現フォレスト指揮官のスティーブ・クーパーです。

グリーンウッドはウイングもセンターもできるプレイヤーですが、最近はセンターでの起用が増えており、左右両足から質の高いボールを蹴ることができることと、守備時も全くサボらず献身的にプレーできることが特徴です。
ゲルハートと同じく現在はU-23 を主戦場としていますが、トップチームの出番もありそうなので、今後も活躍に期待しています。
グリーンウッド、ゲルハート、サマーヴィル、8月に契約延長した3人衆…チームを助ける働きをほんとに期待…(切実)


ウィルフリード・ニョント(Wilfried Gnonto)

イタリア代表のニョント

あれ!?公式ホームページのチームメンバーにニョンちゃんいない!?
と困惑気味ですが、私はニョントのことを「ニョンちゃん」と呼んでいます。
というのも、加入時にマーシュへ挨拶に行くときの動画がかわいすぎて。
マーシュが陽キャすぎて、困惑と緊張してる感じがほんとにかわいい…

気を取り直して。
ニョンちゃんはインテルのユースで長い期間を過ごした後、トップチームでは出場機会がなかなかないと考え一念発起、なんとスイスリーグのチューリッヒに移籍します。
チューリッヒでは大活躍を見せ、21-22 シーズンにはタイトル獲得に大きく貢献しました。
そんなニョンちゃんですが、なんと今年イタリア代表に初招集、デビュー戦となったドイツ戦で右サイドを切り崩し、アシストまで記録してしまいました。
実力が足りていないのか、それとも見ていないのか、川辺選手もスイスリーグでは大黒柱で活躍しているはずですけどね…森保監督…
そう考えると、スイスリーグまでチェックしているマンチーニ監督はあっぱれです。

身長は170cm弱と小柄ですが、体格も割とがっしりしています。
前線のポジションはどこでもこなすことができるのですが、バンフォードやゲルハートのような「ストライカー」というよりは、もう少し動いてボールを引き出したり、独力で突破したりすることができる選手です。
今シーズンはプレミアリーグでまだ出番がなく、なんでマーシュ試さないの?思っていますが、早く出場を勝ち取って、得点を決めて、ロドリゴやエイリングにもみくちゃにされるかわいいニョンちゃんを見たいです。


ということで、FW 編は以上となります!


あとがき

拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の全選手紹介は、公式ホームページにトップチームメンバーとして記載のある選手 + ニョンちゃんを紹介させていただきました。
今後もリーズの魅力をみなさまに伝えるため、さまざまな記事を書こうと思っておりますので、ごひいきのほどお願いいたします。
ちなみに今後は、下記記載のような記事を書くことを想定しています。

・エランド・ロードの歴史
・アメリカのヤングスター ブレンダン・アーロンソンについて
・我らがボス、マーシュとは何者か?
・移籍市場で獲得してほしい選手(妄想と現実と2パターン)etc…

最後までご覧いただき、ありがとうございました!!!

GK 編はこちら ↓

DF 編はこちら ↓

MF 編はこちら ↓


この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?