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土曜日といつかの日記

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毎週土曜日と、気が向いた日に書きます! 今思っていること、小さなできごとなど。
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#エッセイ

あたらしい年が来た

2018年が終わってから、はや数日。 1年ってどうしてこんなにあっという間なんだろう。 終わってみると、これまで仲良くしていた2018という文字列が、一瞬で昔のものみたいに見えてくる。 2018年はとにかく色々大きな出来事があった年で、結婚を決めて、転職を決めて、大事な家族に大きな災難があって。でも、そのほとんどを、これまで、ここでは書いてこなかった。 noteは、見れば見るほど「誰が書いているか」が明確な場所に思えて、そんな中で特に認知されていないわたしが、パーソナルで

なんでもない11月11日(日)の日記

noteに何か書こうとすると、なんだか素敵なことや、ひらがなの多い文や、なんてことはないけれどちょっとした気づきなんかを書かなくちゃいけないような気持ちになって、時々フリーズしてしまう。 わたしはそもそもフォントや紙面を整えないと気持ちが入らないタイプなのだけど、そうやってよくわからない霞のようなものが増えていくんだとしたら、素敵な画面も考えものだ。 ということで、本当になんでもなかった今日(もう昨日だけど)のことを書いて、その気持ちをリセットしてみる。 金、土と広島に行

ほんとうの10月

この日記を書くのを1ヶ月間サボった。ちょうど、10月の1ヶ月間。 9月の下旬にちょっと大きな出来事があって、それを無視して何かを進めるのが難しかったから、かもしれないし、ただ単に、ちょっと気が進まなかっただけかもしれない。 今、所属しているあるコミュニティで、「近況報告を月に一度する」という課題がある。毎月月末が締め切りなので、10月も、つい先日、つらつらと書いて送ったのだけれど、そのどれも、ほんとうの10月ではないな、と思ってしまう中身だった。 ほんとうに大事なことは、

夏の終わりの詩

青春を支えてくれた人の一人に、森山直太朗さんがいる。 そのことを普段は忘れているけれど、この間の関ジャニ∞の音楽番組「関ジャム」が夏の終わり特集だったので、その瞬間テレビの前でフラッシュバックするかのように思い出した。 「さくら」「夏の終わり」、それから「生きとし生ける物へ」なんかはすごく有名な曲だったと思うけれど、当時わたしの周りで、アルバムまで借りて彼の曲を聴きこんでいる友達はいなかった。みんなaikoや、BUMP OF CHICKENなんかを聴いてた。わたしも、ai

楽しく美しく生き延びよう

今出ているお題の #8月31日の夜に を見ていて、わたしはどうだったかなと考えると、「学校が始まる」こと自体は、そこまで嫌ではなかった気がした。 それでも、自殺を考えていたり、家から出たくなかったりする子以外の子、8月31日を何も言わずに過ごして9月1日の朝に靴をはける子でも、全てが楽しかったり良いことばかりかというとそんなことないんじゃないか、と思う。 死にたくなくても、いじめられていなくても、もやっとしたり、傷ついたりする。そういう部分こそを、わたしはいつまでも見つめて

2018年の夏休み、南イタリアの旅 後半

旅の後半。前半はこちら。 アマルフィ2日目、船に乗ってカプリ島へ! わたしはとにかく水辺と船が好きなので、この辺りはずっと嬉しくて仕方がなかった。全身でうれしいと思える場所。こんなかわいい船も通る。 この日乗った船はたまたまカプリ島の周辺をぐるっとするもので、こんな洞窟みたいな岩の中も通った。 カプリ島に行ける日は3日あったけど、目当てだった青の洞窟はどの日も波が高くてCLOSEだった。波が高いって言っても、素人目にはわからない素敵な晴れの日だから悔しい……。いつかまた

2018年の夏休み、南イタリアの旅 前半

先月早めに夏休みをとって南イタリアに行ってきました。どこもとっても美しくて、大満足だったので写真中心の旅行記を。 ローマで乗り換えてナポリに2泊。着いた日は夜だったのでそのまま寝て、翌日はいきなり電車に乗ってポンペイへ。 この日は本当に炎天下で、遮るものもあまりない遺跡は結構辛かった……。一瞬で消えてしまった古代都市。その物語はすごいと思う。 かなり昔のものなのに、建築はすごく装飾も美しくて、人間の文化的な面は変化がないんだなと思った。ただ、そう思いはしたものの、ここで

宿題はいつも31日かそれ以降

東京駅へ向かう電車の中でこれを書いている。土曜日が当番で、いつも夕方に腰をあげるけど、今日は飛行機に乗ってしまうから。 本当は家で書き終えるつもりで、でかけるまでのやることをTwitterにつぶやきながら進めていたのだけれど、でかける1時間前になってもこのありさまだった。 思えば、よく話題にされる小学校の夏休みの宿題もこんな感じだった。最初は計画できることがかっこいいなと思って、8月の頭くらいまでは、自分で決めた分量を毎日こなす。 それで、ふむふむこのまま行けば終わるな

捨てられないものだらけの暮らし

わたしはものすごく片付けが苦手で、この間の日曜日に、ついにプロの「整理収納アドバイザー」に初回お試し価格で来てもらった。 部屋を見ながらカウンセリングをして、着手する場所を決め、一緒に片付けていく。ちょっとビフォーアフターに使えるかも……なんて考えながら事前に写真を撮っていたのだけれど、結果として、それはあまりピンとこないものになった。 終わった後、「アフター」の写真が、そんなに「キレイ!」とはならなかったから。 クローゼットの中身を全て取り出して見直す。 いらないものを

自分を怖がらせる嘘

最近ずっと、心臓の動きが早い。それは、嘘をついているからだ。ずっと頭と胸がざわざわして、緊張でなんとなく落ち着かない。 「みんなやってる」「仕方ないし、当然だよ」と多くの人が言ってくれる。仲のいい友達も、尊敬する先輩も。 頭ではわかっているし、納得もしているし、自分で選んだことなのに、口を開いて嘘をつくたび、ずきり、と傷ついてしまう。もっと自分は神経図太いと思っていた。同じことを友達に相談されていたら、「嘘ついても仕方ないよ、それは」なんて言うのに。 こういうとき、自分が

隕石のような6月のこと

6月が今日で終わる。 2018年の6月が、まるで隕石が落ちてきたみたいな、ものすごいミラクルな変化の連続で、わたしにとって忘れられない月になった。つい、有名な星占いをいくつか見直したほど。 平成最後というフレーズ、中二病みたいかもしれないけれど、平成元年に生まれたので、やっぱり少し特別に思う。平成が終わろうとしているこの年に自分の中で区切りがやってこようとしていることは、たとえ偶然でも覚えていたい気がする。 こんな風にもったいぶって書いたのに、6月に起きたほとんどのことは、

交換日記と悪友

日記みたいなものを書きたいな、とずっと思いつつうまくやれずにいたら、同じことをフォロワーのまほぴさんがつぶやいていて、サチコさんも加わって、励まし合って書いてみよう!ということになった。なんだかうれしい。 わたしは土曜日を選んだのだけど、おかげでずっと、「土曜日は何を書こう?」と思いながら過ごしていた。それで思い出したのが、交換日記だ。友達に渡す瞬間にはすでに、「次は何書こう?」と思っていた。ちょっと早まりすぎている。でも、あんな感じのわくわく。中身は繋がっていなくても、や