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交換日記と悪友

日記みたいなものを書きたいな、とずっと思いつつうまくやれずにいたら、同じことをフォロワーのまほぴさんがつぶやいていて、サチコさんも加わって、励まし合って書いてみよう!ということになった。なんだかうれしい。

わたしは土曜日を選んだのだけど、おかげでずっと、「土曜日は何を書こう?」と思いながら過ごしていた。それで思い出したのが、交換日記だ。友達に渡す瞬間にはすでに、「次は何書こう?」と思っていた。ちょっと早まりすぎている。でも、あんな感じのわくわく。中身は繋がっていなくても、やっぱり楽しい。1週間を見る気持ちも変わりそうな気がする。

何書こう?と考えていた割には、すごく大きなテーマみたいなものには出会わなかった。でも、久々にnoteを開いたら、「みんなのフォトギャラリー」という機能に出会った。いつの間に。いつも、自分で撮るか無料のを探すか、うーん、となるところだったから、あまりにもうれしい。選びながらずっと見てしまって、これだけで十分楽しい思いをしてしまった。誰かと約束をしたり、こうしてサービスを使ったりと、ちょっとした変化でも、随分スタートが気楽になるように感じた。

ここ数年、ずっと考えているのは、あだ名でもハンドルネームでもいいから、自分の名前で生活する部分をつくらないと、ということだ。じゃないと、所属が変わった瞬間に、自分がやってきたことを手放さないといけなくなる。組織にいたとしても、個人として信頼されるにはどうしたらいいのかな、ということをしばらくは考えていきたい。あと、社会人だからこそ、仕事の依頼・発注じゃない友達をつくりたいなあ。

交換日記と友達といえば、大昔、一人の悪友と交換ノートをしていたことがある。書いていたのは日記じゃなくて、小説だった。交互に書くから、「えー!なんでそうなった!」ってことが出てくる。でも、その次を考える。帰り道も一緒で、ずっと「次はどうする?」とか「あそこ面白かった」みたいなことを喋りながら歩いていた。なんであの頃の帰り道って、永遠に喋っていられたんだろう。
最高だったな。彼女はまさしく悪友で、わたしの今の道を定めた人の一人だ。今またやったら面白いだろうなと思っているけれど、恥ずかしいから本人には言わないし、言ったら多分「ないわー」と言われると思う。そんなことを想像すると、つい頰がゆるんでしまう。

いつまでも楽しんで文章が書けたらいいな。

読んでくださってありがとうございます!あまくておいしいものか、すてきな本を探しにゆきます。