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家族に背中を押されUターン転職!大企業からスタートアップ&地方IT企業に入社した理由とは?

こんにちは!learningBOX広報PRの佐藤です。
私たちは「世界の誰もが、いつでも、どこでも、自由に学べる未来を創る」というパーパスを掲げ、学習管理システム「learningBOX」を開発している兵庫県たつの市のIT企業です。

前回に引き続き、今年入社したメンバーのインタビューをご紹介します✨
今回は、大企業から当社へ「Uターン転職」という一大決心をして入社してきてくれたメンバーが登場!なんでもデキるジェネラリストが、なぜ地方企業の当社に入社を決意されたのか?インタビューしました😊


企画部 PRマーケティング課 大谷 智朗

【プロフィール】
兵庫県出身ですが、生まれてすぐに父親の仕事の関係で福岡県に移住。小学生になる頃に再び兵庫県に戻り、大学を卒業するまでは関西圏内で過ごしてきました。大学院では、主に流体力学を専攻し、「カルマン渦列」に関する基礎研究を行っていました。
大学時代に予備校講師をしていた頃に出会った「物理基礎問題集」に感銘を受け、出版業界を目指し、株式会社増進会出版社(現:株式会社Z会)へ入社。教材編集、添削支援、コールセンター等の業務を経て、DTPオペレーター、フロントエンジニア、UI/UXデザインに約13年従事しました。
家庭環境、業務の転換期等が重なり、結果的に約20年お世話になったZ会を退職し、2024年4月にlearningBOX株式会社へ入社しました。

ー まず、大谷さんについて教えてください!

好奇心旺盛で、あれこれと経験を積んでいくことを楽しむ性格だと感じています。芸術大学を目指して勉強してきた絵画は、現在のデザインの原点にあると思っています。当時はインターネットでの情報収集もできなかったため、芸大卒業した後の就職先を心配した両親から受験を反対され、高校2年の時に方針転換をしたことを今でもちょっとだけ心残りではあります。
そんな絵画は、今では子供からのリクエストで、いろんなキャラクターを描くのに役に立っています。描くのも楽しいですが、特に塗り絵にハマってもいます。これが、意外と奥が深く、あれこれ試行錯誤しています。
その他にも、お菓子を作ることにハマり教室に通い全過程を修了したり、結婚を機に義理の父に誘われて始めたロードバイクにハマったり、子供ための洋裁をしているうちに衣類を作り始めたりと、あれこれ手を出し過ぎて時間が足りず困っています。

娘さんとの2ショット

これまでのキャリアについて

ー 前職ではどのようなお仕事をしていましたか?

前職では、通信教育教材編集に始まり、添削管理部門、コールセンター部門を経て、教材制作部門で業務を行っていました。教材制作部門では、DTPをはじめ、デジタル関連のフロントエンジニアとしての業務、UI/UXデザイン、データ分析なども。さらには、デジタルデータ制作のためのレギュレーションの構築、判読性・可読性を考慮したフォント選定、CUD(カラー・ユニバーサル・デザインの略称)を意識した配色などデザインに関する業務も幅広く手がけてきました。
他にも、データ分析つながりでICT CONNECT21のSWG(サブワーキンググループ)にも参画させていただき、特にスタディ・ログに関して、日々研究も行っていました。

Z会で教材編集部として活躍していた頃

ー 転職を考えるようになったきっかけを教えてください

コールセンター在籍時、ずっと一緒に働きたいと慕っていた先輩がいました。その先輩から様々なことを学びたいという思いから、先輩が在籍する教材制作部門への異動が叶いました。先輩が2023年2月の定年退職を迎えられるまで、約10年近く苦労を共にしてきましたが、その後、師匠・同士とも呼べる先輩がいなくなってしまい、どこか心にぽっかり穴が開いてしまった感じでした。
会社で2024年度の中期経営計画を立てている頃、2023年5月に、両親から旅行の誘いがありました。その旅行中に、両親から「終活」をしているという話を聞き、開いた穴がさらに広がっていきました。当時はコロナ禍もあり、全く実家にも戻っておらず、両親の状況もほとんど把握できていませんでした。
この先、両親のこと、家族のこと、仕事のことなどどうすればよいのかとあれこれと悩んでいた時、「悩んでるくらいなら、地元に戻って挑戦したらどう?」という妻からの一言で、新しく一歩を踏み出してみようと決断しました。

learningBOXとの出会い

ー learningBOXを知ったきっかけは何でしたか?

前述のフロントエンジニアの業務を始めるとき、学生の頃にHTML、CSSをダブルスクールで習ったくらいの知識しかありませんでした。
そんな私が、いきなり会社全体のデジタル教材制作の統括を任され、右往左往していたときに、クイズ生成ツール「QuizGenerator」を目にしました。当時は、もっとシンプルな作りで、四択を選んで次々に進んでいく仕組みだったと記憶しています。

JavaScriptも覚えたばかりでしたので、仕組みそのものをよく理解できていませんでしたが、デジタル教材のお手本にしていました。
その後、転職活動時に地元兵庫で「教育業界」かつ「IT企業」で検索していると、「QuizGenerator」を開発された方が立ち上げた会社があることを知り、その会社がlearningBOXでした。

大企業からスタートアップ地方企業へのチャレンジ

ー なぜ大企業からスタートアップに?入社の決め手は何でしたか?

入社の決め手は、人事の方とのメールのやり取りでした。正直、給与に関しては下がってしまう部分は仕方がないと思っていましたが、メールでのやり取りの中で「Z会での水準まで上がったら、またお声かけさせていただいてもよいですか?」と記載されていました。
転職活動の際、最終で給与面の折り合いがつかないこともありましたが、そのようなことを提案されたことはありませんでした。その一文を見たとき、会社の雰囲気や会社の方針の解像度がものすごく上がったのを今でもはっきりと覚えています。
それまでは、これまでの業務実績とのすり合わせばかりに目を向けてしまっていた気がしますが、自分で水準を上げていくんだ!という思いが強くなり、入社する決断をしました。

ー 大企業からスタートアップへの転職に不安はありましたか?

正直に言うと、不安半分、期待半分でした。
これまでは、部署が変わったとしても会社が変わるわけではなく、社内の人脈もほぼそのままのため、環境が少し変わるくらいでした。
転職するとなると、これまで会社で築いてきた人脈も新しく構築していかなくてはなりませんし、これまでのやり方が通用するのかも全く不透明で、自分が磨いてきたスキルは他社で通用するのかもわかりません。1社に長く勤めていると付きまとう不安なので大丈夫と思いつつも、実際に入社するまでは不安は拭いきれませんでした。
一方で、森取締役、西村取締役と面談時、私の話をとても興味深く聞いてくださる姿勢がとても印象的で楽しくて。会社に入った時の期待を膨らませてくれ、その期待の方が不安より大きかったです。

ー 大企業とスタートアップ 入社後のギャップはありましたか?

入社して初日の15時頃、衝撃が走りました。隣で音なしラジオ体操が始まったのです。これは声をかけるべきなのか、どうしてよいか戸惑ってしまいました(笑)。しかし、各々できちんと休憩をとっているところにも、これまでとは違う小さなギャップはありました。
真面目な話をすると、決裁者や決裁ルールがすべての業務に対して整備されていない、つまり職務権限規程が整備中であることにギャップを感じました。
これまでは、整備されたルールで働くのは不自由だと感じていた部分もありましたが、逆にルールがあったからこそ、迷わずに業務ができていたんだなと、ルールのありがたみも感じました。同時に、これからルール整備に携わることができるのではないか、というワクワク感もありました。

learningBOXについて

ー learningBOXってどんな会社ですか?

一言で表すと、「強い個性が、何か知らんけど、いい具合に混じり合った会社」でしょうか。
メンバーとお話をしていると、様々な経歴をお持ちの方がたくさん在籍していて、話の引き出しも多く、とても刺激的です。純粋にエンジニアやデザイナーとして歩まれた方のほうが少ないことも珍しいなと感じますが、それが故に、いろいろな発想が生まれ、開発やデザインにも生かされているのだと感じます。
「違う視点でモノを考える」といっても、個人の持つ違う視点には限界があると私個人は思っています。また、いろんな意見を集約するにしても、似たような経験を積んできた方からの意見も、どこか心地よい意見の集約になってしまいがちです。
しかし、全く異なる環境で経験を積んできた方の視点は、自分では思いつかなかったようなアイデアをいただくことも多く、自分自身を成長させていただいていると感じています。
そのような状態が日常であふれている、そんな会社だと私は感じています。

メンバーとのランチの一コマ

ー learningBOXでやりたいこと、実現したいことについて、聞かせてください!

これまで社内外のプロジェクトに参画させていただき、いろいろなアイデアが生まれました。
現在もいろいろな業務に携わらせていただいていますので、会社全体の戦略、プロダクトの整理をはじめ、デザインの統括など、やりたいことはたくさんあります。
なかでも、スタディ・ログに関しては力を入れていきたい分野です。ログの扱いは様々な企業様の横連携があってこそ生きてくるものと考えていますので、ご協力いただける企業様と協力してデータ蓄積・分析ができれば、学ぶ人にとって最適解を提供できるシステムへと昇華できるのではないかと考えています。
あれこれと考えてはいますが、娘のスタディ・ログを線で追っていきたいというのが一番実現したいことで、その最適なシステムとしてlearningBOXを活用していきたいと思っています。

さいごに

今回は4月に入社した新メンバー大谷のインタビューをご紹介しましたが、いかがでしたか?
論理的思考力が長けていて、インサイドセールスからデザイン、エンジニアなど幅広い知見を持つジェネラリスト。私の周りにはいないタイプで、とても新鮮で一緒にお仕事をしているとものすごく刺激になっています!そして、プライベートでも器用さが伺えるほどの趣味の幅広さに驚愕。「時間が足りない」と仰るのも納得です(笑)。

弊社には個性豊かなメンバーが自然豊かな兵庫県たつの市に集結しています!そして、大谷の他にも、全国津々浦々からたつの市へ移住&入社をしてくれた人が24人(2024年8月現在)もいます。

👇自然に囲まれた兵庫県たつの市についてはこちら

さらに、大谷が話していたように、純粋にエンジニアやデザイナーとしてキャリアを歩んでいる人だけでなく、異業種からのキャリアチェンジのメンバーも多いのも弊社の特徴です(例えば、土木技術職、大学の事務職員からエンジニアにキャリアチェンジしたメンバーも!)。

そんな一風変わった地方IT企業は、全国にとどまらず世界を目指してクラウド型eラーニングシステムを開発しています。前回ご紹介したマーケターの箱田、ジェネラリストの大谷がメンバーに加わったことで、今までできなかったマーケティング施策にどんどんチャレンジしていけそうです!

👇箱田のインタビュー記事はこちら

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