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ブロックチェーンについて

想像しているより進んでる「5G時代の4種の神器」の技術、AI、IoT、ビッグデータ、ブロックチェーンの状況について気づいたことを記載いたします。

1.ブロックチェーンとは

ブロックチェーンとは、暗号技術を使ってリンクされた「ブロック」と呼ばれるレコードのリストを使い、2つの当事者間の取引を効率的かつ検証可能で記録することができる「オープンな分散型台帳」です。

AI、Iot、ビッグデータに比べて、その重要性がジワジワと広まりつつある状況かと思いますが、暗号化したデータを分散して管理することで、オープンで、システム障害が少なく、不正や改ざんができないサービスを運用できることが特徴です。

2.ブロックチェーン事例


ブロックチェーンを活用した事例を紹介します。

ビットコイン
ブロックチェーン技術を活用した暗号資産(仮想通貨)です。BTCという単位の仮想のお金です。
デジタル空間で、お金のやり取りができるぐらい不正や改ざんができない技術であることが分かります。

NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)
NFTとは、ブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位です。画像・動画・音声などを一意なアイテムとして関連づけることができ、所有者を証明することができます。

3.新たな「ビジネス」が生まれる

3-1.デジタルでの「価値」と「所有」

これまでデジタルビジネスの特徴として、リアルなものを「共有」することで価値を生むビジネスが生まれました。「所有」から「利用」への流れです。次は、ブロックチェーン技術を使うことで、デジタルデータに価値が生まれ、デジタルデータを「所有」するビジネスが生まれます。

例えば、ツイッターの元CEO ジャック・ドーシー氏が、2006年3月21日、自らのアカウントから初めて「just setting up my twttr(自分のtwttrを設定中)」と投稿したつぶやきにNFTをつけオークションしたところ、約3億円で落札されました。
ブロックチェーンの技術で、デジタルの世界でも価値を生み出すことができるということです。

ジャック・ドーシー氏

3-2.トレーサビリティビジネス

ブロックチェーンの技術は、オープンな分散型台帳ですので「トレーサビリティ(追跡調査可能)」があります。これを応用して、ある商品が生産されてから消費者の手元に至るまで、その商品が「いつ、どんな状態にあったか」を追跡し把握することが可能となります。
これにより、食品や物流の偽装防止で「生産者のブランドを保護」したり、「消費者への信頼を保証」をすることができます。

現時点では、安定した仮装通貨「ステーブルコイン」が必要だったり、「メタバース」のようなデジタル空間ができることで、デジタルでの「所有」が価値を生むなど、まだまだ成長中ではありますが、ブロックチェーン技術は、「第2のインターネット」と呼ばれるぐらい可能性がある技術です。技術だけでなく、新たに生まれるビジネスにも期待しましょう!!

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