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EMからもう一度エンジニアへ。どちらも経験したからこそ築けたキャリアを糧に、リーナーで強い組織とプロダクトを育てたい!

こんにちは!リーナー広報担当です。

2023年3月に入社をし、エンジニアとして活躍する島田さんに、入社後の思いを語っていただきました!EMとしての経験を持ちながら、もう一度エンジニアとしてのキャリアを選んだ背景とは?過去を振り返りながら、島田さんの決意に迫りたいと思います!!


■自己紹介


-- 島田さんの今までのキャリアを教えてください!
社会人としては過去2社経験してきていて、リーナーは3社目になります。
大学は文系で、いざ就活となった時に、当時の自分は世の中や社会に対する解像度が低く、何になったらいいのか決められなかったんですね。公務員になるか?営業になるか?くらいの選択肢で、どちらもピンとこないなと思って。色々考えて、IT関連は元々好きだったし、ものづくりにも興味があったので、それであればIT業界に進んでプログラムを書こうと決めて、プログラミング未経験の状態からSEの道に進みました。当時はSEはブラックなんて言われていた時代でしたが、新卒で入社したSIerは完全私服のフレックスで、すごく自由な環境でした。全然社会人ぽくない見た目をしてるけど、実はきっちり仕事してる、みたいなギャップがいいななんて思ってましたね(笑)。

-- エンジニアとしての社会人スタートはいかがでしたか?
同期もプログラミング経験者はほとんどいなくて、みんなで0からエンジニアとしてのスキルを習得していきました。最初は研修に出ても、何を言ってるかわからないというか、何がわからないかもわからない状態で(笑)。それなりにハードではあったので、残る人、辞めてしまう人は綺麗に別れました。この会社は、とある領域においては一定の世界的シェアを持っていて、グローバルカンパニーとの取引もある環境だったんですが、自分は受託開発の配属になって、色々な案件を経験しました。
大きく携わってきたプロジェクトだと、太陽光発電のシミュレーションシステムです。太陽光パネルメーカーがお客様に提案する際に使用するシステムで、土地や屋根の形状とパネルの数から、どのくらいの年間発電が見込めるかをわかりやすく示すものでした。自分は裏側のパネルの設置枚数計算や発電量計算の部分をメインに開発をしていましたが、計算がずれてしまうと信用問題につながるので、かなり慎重に開発を進めていました。
プログラムも書いていましたが、お客様との要件定義にはじまり、設計からテスト、導入サポートに至るまで、システム導入に関する工程はすべてやる環境だったので、受託開発における必要なことは一通り経験してきました。

-- 2社目を考え始めたきっかけはなんだったんですか?
タイミングで言うと、上の子が産まれる時ですね。この会社には7年ほど在籍していたのですが、気づくとチームで上から数えた方が早いようなポジションになっていました。
ただ、入社以来ハードに働く期間も一定続いていたので、子供が生まれた後も引き続き同じ環境でやっていけるかという思いと、受託開発のように作って終わりではなく、作ったその先を考えられる、サービスを育てるような環境に行ってみたいという思いが強くなり、転職を選びました。

-- 2社目はどんな会社に入られたんですか?
自社プロダクトを持つ企業で、技術スタックが合っているところ、という軸で企業を探していて、そこで出会ったのが2社目のマニュアル作成・共有システムを開発するスタートアップ企業でした。入社をしてみて、1社目の文化とスタートアップという環境の違いに驚くことも多かったですね。障害が起きた時の昼夜問わないスピード対応も、ここまでやるのか!と、初めは驚きました。
受託開発の場合、よくも悪くもお客様がニーズを言ってくれて、それにいかに応えていくかが基本でしたが、SaaSの場合、ニーズが正しいかもわからない中で機能を作るところがスタート地点なので、起点の違いのギャップは大きかったかなと思います。課題を特定して、どういうアプローチで解決していくか、という一連のプロセスを考える力は、2社目でかなり鍛えられました。

-- EM(エンジニアリングマネージャー)をされていた時期もおありだったんですよね。
はい、エンジニアとして入社をしたのですが、途中からEMになり、またエンジニアに戻って、最後辞める時はEMという感じに、役割を変えながら活動してきました。かなり好きにやらせてもらえていたので、非常にありがたかったです。EMとしては、採用・目標設定・評価にはじまり、あとはチームで起こりうるこぼれ球をひろうような役割で、チームがなめらかに活動するために必要と思われることは何でもやろうとしていましたね。チームにスクラムを導入して、スクラムマスターとして活動していたこともあります。

-- 順調にキャリアを歩む中、なぜ転職を?
当時の上長から、これから色々な権限を渡していきたいと言われていて、そういった期待をいただけるのは素直に嬉しかったのですが、一方で、マネジメントに徹したキャリアの一方通行になってしまうかもしれないという感覚があり、それがどうしても受け止めきれなかったんです。2社目では細かい開発は色々やってきたけど、お客様の行動を変えたような手応えやアウトカムがあったかというと自信がなくて。ただ、EMとエンジニアを行き来したことで、それぞれが見ている世界の違いを認識できるようになりました。その上で、EMとしての経験を活かしながら、エンジニアとしてお客様にアウトカムを届けられるようなプロダクト開発にチャレンジしたいという思いが強くなり、転職に踏み切りました。

■リーナーとの出会い

-- リーナーのことはどういう経緯で知ったんですか?
ころちゃんとカジュアル面談をさせてもらったのがきっかけでした。
リーナーのことは、小久保さんのnoteを通じて知っていたので、面白そうな会社だなというイメージは元々持っていました。
toBのプロダクトで、泥臭く実直なカルチャーの会社がいいなと思いながら転職活動はしていて、EMとしてスカウトをいただくこともあったのですが、エンジニアとして転職するという軸はぶらさずに活動していました。果たして直前までEMをやっていた自分を、エンジニアとして受け入れてくれる会社はあるのか?という不安は大きかったですね。

-- 元々持っていたリーナーのイメージと実際話をきいてみての印象はいかがでしたか?
リーナーはとにかく情報発信が多く、Podcastやnote等、色々目を通していたので、どのような組織なのかは選考を受ける前から、ある程度イメージできていました。エンジニア組織が素晴らしい!という発信をしている会社は多いですが、リーナーのようにエンジニア組織外も含め、全社的な組織文化に言及しているような会社は少ないので、BizDevMix※という概念も、情報発信から伝わっていた部分もありました。転職にあたり、開発組織だけが素晴らしくても良いプロダクトは生まれないし、Bizとの連携がなければお客様に価値を届ける事ができない、と考えるようになっていたのですが、選考を通じて、職能問わず1つのチームとして課題に向き合っているという印象が非常に強くなりました。

※1 ビジネスサイドとエンジニアサイドが協業して開発を進めていくスタイルの総称です。詳細はこちら

-- リーナーへの最終的な決め手はなんだったんですか?
最終的な決め手は、選考時にいただいた、とある動画の中で出てきた大平さん(CEO大平)のコメントだったと思います。動画の中で大平さんが、「自分の役割は庭師で、みんなが遊ぶ庭をつくるのが自分の仕事」という話をされていて、このスタンスが凄く自分には響いて、心が大きく動いたと思います。その後、最終面接で直接大平さんとお話しして、動画の印象そのままだったという事と、大平さんが作っている組織、事業ならば一緒に遠くまでいけそうだなと素直に思えた事が、入社の決め手になりました。大きな挑戦をしている会社だからこそ、長く一緒に働くことを大切にしているリーナーの価値観も自分のスタンスも凄く合っているなと思いました。EMとしての経験をプラスと捉え、エンジニアとして受け入れてくれた事も素直に嬉しかったです。

■これからの展望について

-- 入社してみていかがですか?
雰囲気のイメージは持っていて大きなギャップもないのですが、ひとつだけずっと不思議だった事があって。それは、どう見てもBizとDevでノリが違う人が集まっているのに、どうしてこんなに結束強く連携できているんだろうという事でした。Devはリモートの人がほとんどだし、どのようにしてこの組織は動いているんだろうと。
これは入社してすぐに謎が解けたのですが、お互いのノリを強要しないし、タイプの違いを理解して双方にリスペクトがあるという事なんですね。リスペクトが前提としてあって、お客様の課題に向き合っているというのが、組織に入ってみて凄く実感できました。

あとは、チーム対課題の構図をうまく作れていると思います。何かうまくいかない事があると、チーム対チームの構図になりがちだと思いますが、リーナーはそれが全くないんです。課題をきちんと正しく受け止めている証拠であり、みんながコトに向かっている表れでもあると思います。
Bizはお客様からの声やフィードバックを日常的にDevにシェアをしてくれるので、自分たちがつくっている、プロダクトを育てている、という気持ちも強くなりますし、お客様の業務を変えていっている事も実感できます。それに伴い、プロダクトで解こうとしている課題の解像度も上がりますし、やりがいにもつながっていますね。

– 最後に今後の意気込みをお願いします!
プロダクトを作る側の話で言うと、要望を受け取った時に素早くそれに応えていけるようなプロダクトやチームを作っていきたいです。サービスを提供してから直しにくい箇所を放置していると、いざ改修が必要となった時に、どうしても骨が折れるというか、くじけてしまう事ってあるんですね。そうならないように、ニーズがあればすぐにアウトカムを届けられるような、そんな体制作りとプロダクトの育て方をしていきたいなと思っています。

まずはエンジニアとして頑張りたいと思ってますが、割と変化を好むタイプでもあるので、リーナーにとって必要な役割には積極的に取り組んでいきたいです。今後、事業や組織が大きくなれば、もっとITツールを駆使するような社内エンジニアリングのような役割もいつかは必要になると思っています。例えば、今は人力で頑張っている顧客サポート業務も、今の仕組みは残しつつも、システムが入る余地は凄くあるな...など。リーナーの成長に合わせて自分も役割をフィットさせていくように、事業成長を支える存在になれたらと思っています!

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