知らない人と仲良くなるには?

学校や職場で、新しい人間関係が生まれることは誰にでもあるでしょう。
場合によっては、そこから仲良くなる必要もあるかもしれません。

今回は知らない人と仲良くなる方法について書いていきます。

実は、人間は知らない人とすぐに仲良くなれるようにはできていません笑
脳には『脅威』を察知するシステムがあり、未知のものに関してはこれがオンになっています。
これはもとからそういう構造になっているのであって、性格や気質はある意味で関係ありません。
例えば、見たことのない獣に
「敵意はあるか?」
「爪や牙は鋭いか?」
「襲われたら逃げきれるか?」
と、昔の人は警戒していたのかもしれません。
未知に対する脅威とはそういう類のものです。

知らない人も「見知った人」になれば徐々に警戒は薄れます。
この警戒が薄れる条件が、おおむね10~20回の接触だと言われていて、仲良くなるにはそこから200時間程度いっしょに過ごす必要があるようです。

もちろん、すぐに意気投合することもあるかもしれませんが、短い時間で信頼関係を築くことは、生理的には難しいようです。
急に距離をつめすぎると、心理的な衝突が起きることもあります。

しかし、時間さえかければ相手の警戒は解けるとも考えることができます。
年齢や性別に隔たりがあっても、いつもいっしょにいる方とは自然と距離が近づくのかもしれません。
そのうえで、お互いのことを知っていけると誤解も少なくなると思います。
見知らぬ人ほど、関係を焦る必要はないのかもしれません(笑)

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