【学生の特権】大学の図書館、フル活用のすゝめ。
突然ですが、大学生の皆さん。
大学の図書館、有効利用できていますか?
個人的な話になってしまうのですが、私はかなり活用させてもらっています!
図書館は、
「友達との待ち合わせに使っているだけ」
「昼休みにうたた寝するだけ」
という大学生の方が、結構多いのではないでしょうか??
実はこれ、かなりもったいないことだと思うんです。
せっかく学費を払っているのだから、大学の施設やサービスをフルに活用した方が絶対お得ですよね?
・・・というわけで今回は、大学の図書館ラブ!な現役文学部生の私による、「図書館有効利用のススメ」をまとめさせていただきました◎
この記事では、本が大好きという方に向けて図書の楽しみ方をシェアするだけでなく、本が苦手という方にも楽しんでいただけるように、「図書館」という空間としての楽しみ方もシェアさせていただきたいと思っております。
図書館の規模や構造、サービスの違いは、それぞれの図書館によって差があると思いますが、その居心地の良さであったり、不思議な魅力というのは共通しているところが多いかと思います。
この記事で、皆さんのキャンパスライフを少しでも豊かにすることができたら幸いです!
それでは、ぜひ最後までお付き合いください▼
01:電源カフェとしての役割◎
まずは、図書館の王道の使い方からご紹介。
私は大学の図書館を、自習室・電源カフェの代わりとして利用させてもらっています。
「自習室として利用するのはわかるけど、電源カフェとして使うってどういうこと?」
と、思った方が多いかもしれません。
電源カフェとは、コンセントやWi-Fiスポットのあるカフェのこと。
大学の図書館は、この2つを当然のように無料で使うことができますよね。
また、こちらはそれぞれの大学によって違うかもしれませんが、私の大学の図書館は蓋付きの飲み物であれば持ち込みOKなんです。
そのため、お気に入りの水筒や蓋付のタンブラーに、レモネードやアイスラテ、スムージーなどなど・・・自分の勉強や作業が捗るような飲み物を入れて持っていくことができちゃいます…!
するとあら不思議、一瞬で大学の図書館が至高のワークスペースに早変わり!!
(現在はコロナウイルスの影響で、飲食NGというところが多いかもしれませんが…)
お昼時や共同会議室などを除けば、大学の図書館は基本静かな空間ですし、綺麗な机と椅子、豊富な資料が集まっているので、勉強や作業をするには最高の場所と言えるでしょう。
「ただの図書館」「本を読むための場所」
・・・なんて退屈な認識をするのはもう時代遅れ。
物は考えようとはまさにこのこと、大学の図書館=最強環境の電源カフェとして利用してみてください。
その際にはもちろん、館内マナーや飲食マナーなどをしっかり守って利用してくださいね!
02:話題の本を¥0でチェック。
お次は、本が好きという方にオススメしたいポイント。
ズバリ、最新の雑誌や新聞、話題の小説などをタダで楽しむというものです!
「大学の図書館って研究とかで使うような資料しかなさそう」
「卒論が始まるまでは、無縁の場所」
というように、大学の図書館というと、ゼミの研究や卒業論文に使うような難しい学術書や辞典などがずらりと並んでいる・・・というイメージですよね。
確かにそのイメージも正解です。
しかし、意外にも大学の図書館というのは、ありとあらゆる種類の本が揃えてあるんです!!
例えば、小説。
夏目漱石や太宰治など昔のものはもちろん、私の大学には、湊かなえさんや東野圭吾さんなど、今も活躍している作家さんの作品がたくさんあります。
最近のものですと、第164回芥川賞を受賞した宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』なんかも置いてありました。
私もこちらの作品を読みましたが、とても素晴らしい作品だったので、気になっているという方は是非レビューをチェックしてみてくださいね▼
「図書館=古臭い」
そんな考えの方が実は、古臭いという事実。
大学の図書館にはどんどん新しい本も増えているんですよ。
あなたが今買おうとしている本も、もしかしたら図書館で無料で借りることができるかもしれません。
これは、探しに行ってみる価値アリですね!
03:他大学の図書館を使うには?
最後は、「山手線コンソーシアム」という、自分の大学だけでなく他大学の図書館も利用できるという制度について少し触れてみたいと思います。
これ、本当にありがたい制度なんです…
山手線コンソーシアムとは・・・
山手線沿線私立大学図書館コンソーシアムは、山手線沿線の私立大学図書館による相互協力協定。/Wikipedia引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%89%8B%E7%B7%9A%E6%B2%BF%E7%B7%9A%E7%A7%81%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%A0
つまり山手線コンソーシアムとは、「この協定を結んでいる大学の生徒は皆、加盟校の図書館を自由に使うことができますよ!」という制度なんです。
私は以前あまり研究としてメジャーではない地域の歴史を学ぶ際に、自分の大学の本だけでは足りず、こちらの制度を利用して本を借りたことがあるのですが、本当に便利で画期的な制度だと感じました。
「自分の大学の図書館にない=実費で買うしかない」と思い込んでいたので、思わぬ救済でしたね・・・。
「自分の大学は、この制度に加盟していないな・・・」
と、そう残念に思った方もいらっしゃると思います。
…しかし落ち込むのは、まだ少し早いですよ!
今ご紹介した山手線コンソーシアムに加盟していない大学でも、大学生の特権というものは非常に大きいもので、大体どこの大学でも、勉強のために他の大学の図書館を使うことが可能なんです。
その場合には、推薦状や個人での連絡が必要になるので、多少柔軟性が落ちてしまうという問題もあるのですが、それでも「学生である」というだけで、無料でさまざまな本に触れる機会が開かれているんですね。
・・・まさに、学生の特権!!
高い学費を払っているのだから、こういった制度はどんどん使っていくべきですよね・・・
しかしここでひとつ注意点が。
コロナ禍の現在、山手線コンソーシアムは、大学の入場規制などで少し使いにくくなってしまっているみたいなんです・・・。
私はこの期間にもこの制度を利用したので、近いうちにその体験レポートも記事にしてまとめたいと考えています。
是非そちらも参考にしていただけたら嬉しいです!
04:最後に・・・
今回は、大学の図書館について語らせていただきましたがいかがでしたか?
他にもLEADでは、本に関する記事をたくさん書いていますので、あなたの読書ライフを豊かにするお手伝いができたらと思います!
本に関するオススメ記事はコチラ!▼
今ある学生の特権を大事にしたいですね。
それでは、現役文学部生による図書館フル活用のすゝめでした・・・!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
よろしければサポートよろしくお願いいたいします!