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いい進学先の選び方(第7章)#2

入学願書を出願する前に、最終確認すること(その2)

必ず通学経路を体験しておこう(番外編)

 本来なら、教員にとって学生が遅刻しても出席管理を厳格にし、遅刻とすれば済む話です。その学生が、単位を落とそうがなにをしようが、関係ありません。本来はそういうものです。
 しかしながら、学校組織によっては毎月の学部別(クラス別)出席管理を事務部門が把握し、出席率、欠席率、遅刻率などから、欠席率、遅刻率の高い学生はどうなっているのか。どのようにフォローしているのかなどの理由を求めてくるケースもあります。もちろん言われる前に指導はしているのですが、数字だけ見て教員の指導が足りている、いないを判断されては本当に困ります。
 偏った考えと取られてしまうかも知れませんが、事務管理職の中には、お金のことしか考えていない方もいます。教育機関、特に私学は、正直な話し営利企業です。利益を確保しなければ成り立ちません。一般的に言うプラマイゼロの”トントン”ではいけないからです・・・。
 話しが少し逸れてしまいましたが、事務部門からすれば、学生に退学されてしまえば次年度の学費は入ってきません。だからこそ口を出してくるのです。私学によっては、進級率などを人事評価にしているところもあります。評価があるからしっかりやる。人事評価制度があるから頑張る。というわけではありませんが、確かに評価は必要です。その気持ちを理解したうえで、でも、人間を教育機関だとも考えて頂きたいと、個人的には思います。
 
〇ひとこと
 徹底的な利益追求のところには、個人的に入学してほしくありません。


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