メルカリでのちょっとしたやり取り
メルカリで、本を売っている。
フリマの楽しさは、自分の好きなものだけ並べて、売れることにある。
好きな本を並べて、売っている。なんでも売るわけじゃなくて、好きな本だけ。「好き」が共感されると、とても嬉しい。
こないだ、嬉しいやり取りがあった。
「出品されている本は、全部ご自身で読まれているものですか?気になる本や、好きな本が似ていて、とても気になります」
と訊かれ、そうと答えると、「どこで買ってます?」とか「ぜひフォローしますね」といったやり取りが続いた。
そう、メルカリには「フォロー」という機能があって、フォローすると、その人が新しく出品したときに通知がくる。そうやって、ファンができていくにつれて、どんどん売れるようになる。
淡々としたやり取りだけでなく、個人と個人どうしのちょっとしたやり取りがあると嬉しい。フリマの楽しさが、アプリで実感できる。
対面でなければそういうやり取りがなかなか生まれないのだけれど、もっと気軽にそういう会話ができたらいいな。やり取りの画面、チャット形式なUIにしたほうがもっといいんじゃないかな。
「ちょっとしたやり取り」が生まれやすい状況を作ることで、ネットで何もかもができてしまう世界に、少しだけ「その人」や「温かさ」を感じられる。それが、続ける意欲を保たせてくれて、「またの機会」を作っていく。
「好きなものを売る」って、すごくいい。あんまりお金にならなくても、それでいい。
読んでいただいて、ありがとうございます。お互いに気軽に「いいね」するように、サポートするのもいいなぁ、と思っています。