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年収2000万円くらいまではノキ弁が最適解ではないだろうか
弁護士業界にはノキ弁と呼ばれる弁護士がいる。
軒先弁護士の略称で、他の弁護士事務所に間借りしている弁護士のことだ。
イソ弁との違いは事務所から毎月給料をもらっているかどうかである。
ノキ弁は事務所の一部を転貸してもらっているような立場なのでむしろ経費負担をしなければならない場合が多い。
僕が修習生のころは、ノキ弁は即独に次ぐ負け組扱いの就職先であった。昔はひまわり求人でもよくみかけた記憶があ
【法律事務所】最初の月5万の顧問先5社と契約するまでの実践
顧問先を増やして顧問料で経営を成り立たせようと考えている弁護士は多いと思います。顧問先の数や規模などはその弁護士のブランド価値にも大きく影響してきます。
ただ、現実は顧問先を持っている弁護士は6割を切っていて、登録5年未満の若手では約2割です(「弁護士業務の経済的基盤に関する実態調査報告書2020」自由と正義第72巻第8号(2021年))。
統計上の数値からすれば弁護士をやっていれば誰でも普通
【法律事務所】結局事務員って雇用した方がいいの?
独立する際、事務員(秘書)を雇用するかは一つの悩みのタネとなります。
ひと昔前は事務員はいて当たり前くらいの感覚でしたでしょうが、最近は電話代行等の秘書サービスの普及により事務員なし弁1あるいは弁複数の事務所が増えているようです。
私は事務員なしで即独しましたが、今は雇用しています。事務員ありなし両方を経験した私のこの問題に対する答えは、断然あり派!というものになります。
事務員雇用をためら
法律事務所、どこで開業するか
弁護士が独立する際に最も重要な選択の一つとして開業地があります。
私の中のこの選択に関する回答としては、「できる限り都会」というのがあります。
ぶっちゃけていえば、独占業務である弁護士業ではよほどの過疎地でない限りどこでも食えないことはないと思うのですが、数ある制約の中、より都心のA都市とそれよりは田舎のB都市と選べるなら、迷わずA都市で開業すべきだと思います。
私自身は、地方区分内の中では
独立弁護士のストレス対策
独立弁護士のストレス対策について、noteにまとめてみました。
独立している弁護士は自由な反面、ストレスが強い環境にあります。
弁護士の自殺率が平均よりも高いことからも弁護士がストレスの強い職種だということが分かります。
独立弁護士のストレスの発生源はおおまかに分けるとお金、人間関係、事件処理に分けることができると思います。家庭の問題もストレスの発生源ではありますが、弁護士業とは関係ないので