ぼんやりして、いいもの食べて、いい服着て暮らそっと。
最近そう思うんですよねえ。
わたしぼんやりして、いいもの食べて、いい服着て暮らしてようって。
もう、、、だってなんだか頭で考えても仕方ないことばかり世界中で起きるし、その規模が、「さっきまで元気に笑って遊んでたのにいきなり熱出て号泣?ほんと予測不能だよ‥。」みたいな子育てアルアルの日常レベルじゃない、私の小さな頭ではおよそ予測不可能な壮大なことばかりなのだから、あれこれ考えても無駄だわって。今後のことも、今目の前のことも。
というか頭で考えればどうにかなった時代は終わるんじゃないかしら。。。うーん。。。終わるという肌感覚はあながち間違っていない気がする。。。
大脳で賢しくあれこれ苦心惨憺しても、はるか天の銀盤より来たるヒューマノイドがまたたくまに根こそぎ世界を変えることだってあるかもしれないのだし、というか、そんな仰々しいことでなくても、目に見えないミクロの世界の微生物が、かのようにして世界を変えてしまうのだから。
だから、最低限のことをして、あとはぼんやり。良い部屋着を1組だけ揃えて。少しでもいいからいいもの食べて。
執着を超えた世界のドアを開くための小さな儀式を、愛する人たちと日々行いたいと、
そんな風に思っています。
そういえば、うちの近所の食品屋さんにものすごく美味しそうなチョコが売られていて、それが1箱2800円が賞味期限間近ということで500円だったらしいんですよ。
うそでしょ、と思った夫がそれを買ってきてくれて一緒に食べたのですが、甘さ控えめなチョコの中にデーツ丸ごと、そして素晴らしくクリスピーなアーモンドが入っていて、デーツの甘みが計算された上でのチョコの甘みもさることながら、アーモンドが薄くスライスされているのが心憎いんですよね。なぜって当方咀嚼担当としては、高い粘度がそのまま硬化した真冬のデーツのおかげで既にけっこう顎を酷使してるので、その上アーモンド丸ごとの咀嚼もお願いしますとなると疲れるけれど(現代人の顎)、薄くスライスされていて、更にクリスピーなので、「美味い!」「おいしいわあ」と夫婦で唸るわけなのです。ウィスキーと合わせたら最高でした。
もうほんと、そんなんでいいんですよね。おいしいもの。自分が嬉しいと思える衣服。
あとはぼんやり、まったり。
良い下着と良い部屋着と嬉しい食べ物は、まるでスプリットステップのように、相手のボールがどこから飛んできても反応できる日々のバネ作りになるのかもしれないと、そんなことをボンヤリ考えながら、今日は静岡の金目鯛が安かったので、煮付けを作ろうと思います。
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