ラウラミーカ_miyou

「努力と思考を手放そう」 ー 自分で自分を100%愛する、愛したい、愛そう! 努力なしで自分を愛するためのプロダクト作り、オラクルセッション、アート活動をしています。

ラウラミーカ_miyou

「努力と思考を手放そう」 ー 自分で自分を100%愛する、愛したい、愛そう! 努力なしで自分を愛するためのプロダクト作り、オラクルセッション、アート活動をしています。

最近の記事

空高まり、言の葉の降る

秋ですねえ。 夏の激烈を過ぎ、命の循環が収束に向かっていく静けさが、わたしは大好きです。 読書の秋といいますが、たしかに秋は読書が進みます。 紙の匂い、手触り、めくる音とここではないどこかを紡ぐ言葉の連なり。実りの季節と相まって、気持ちもどこか深まっていく感覚の中で本の世界に入っていく時間は、なんと甘美なのだろうと思います。 言葉とはなんでしょうか。 わたしたちは「音」や「色」といった無限のグラデーションを「言」で区切り、分節を与え、「言」によって限定された世界を見

    • 色とリズムの無限性に身を浸す

      「テキスタイル作家」という言葉の響きが好きです。 製品が生まれる前の源である「布」に、 色とリズムの息吹を吹き込む人。 布に色彩を与え、布の上でパターンという音符を生み出し、 音楽を奏でる人。 「その者 青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし」 とは大婆様が放った忘れ難い名台詞だけど、 青の光を布から放つナウシカが一面金色の野の中で一際美しく輝いていた、その様がたまらなく高貴で、子供心に青の静謐な力に、強く心惹かれたのでした。 「衣服とは風と色を纏う行為だ」と感じて

      • 旅の記憶を宿す器

        JUNKO UMEHARA。 陶芸家。 通称うめちゃん。 拙サイトにて8月10日まで(記載は7月31日なのですが延長しました)、ONLINE EXHIBITIONとしてご紹介しているアーティストさんです。 この地球の悠久の歴史に、トロバドゥールとして、占い師として、旅芸人として、ダンサーとして、祈祷師として、はたまた一国の主人として、おそらくはその名を刻んできたであろう、 大胆で繊細で、仙人で少女で、ああ、そうだ、時に少年のようでもあるその人の器が、私は大好きで、折に

        • 丹羽健一郎さんの器

          6月20日から、Online Exhibition 『BLUE GREEN - Ceramic As Art - 』 がスタートします。 初夏の葉の色 海の色が輝く夏の少し手前、 ブルーでグリーンな世界。 そんな大好きな色の世界を皆さんと楽しみたくて、 6月はターコイズブルー、ピーコックブルーが象徴的な、 うつわ作家の丹羽健一郎さんをお招きしました。 彫刻としての器 丹羽さんの器に出会ったのは多分10年くらい前でしょうか。 佇まいがまるでコンテンポラリーアートの彫

          衣服ってなんだろう。これから。

          昨日は撮影のための事前フィッティングでした。 モデルさんもカメラマンさんもプロの方ではなく、たまたま居合わせた人たちと一緒にトライしてみたら、私の脳内イメージをみなさんが見事に具現化してくださったので、 「ギャーー!これ!これですーー!」 と盛り上がってしまい、「やってきた波には一気に乗るべし!」とばかりにみんなで勢いでそのまま撮影を続行したという、 本当になんというか、必然でしかない偶然の連なりで物作りをしています。 こちらの写真は、 無農薬の薔薇と紫根で染めた

          衣服ってなんだろう。これから。

          ぼんやりして、いいもの食べて、いい服着て暮らそっと。

          最近そう思うんですよねえ。 わたしぼんやりして、いいもの食べて、いい服着て暮らしてようって。 もう、、、だってなんだか頭で考えても仕方ないことばかり世界中で起きるし、その規模が、「さっきまで元気に笑って遊んでたのにいきなり熱出て号泣?ほんと予測不能だよ‥。」みたいな子育てアルアルの日常レベルじゃない、私の小さな頭ではおよそ予測不可能な壮大なことばかりなのだから、あれこれ考えても無駄だわって。今後のことも、今目の前のことも。 というか頭で考えればどうにかなった時代は終わる

          ぼんやりして、いいもの食べて、いい服着て暮らそっと。

          自分を冒涜(ぼうとく)してはいけない

          息子が5歳の時に死産を経験しました。安定期に入っていて妊娠7ヶ月まであともうすぐという時のことでした。助産院でのエコー検診、何度試みても心音が聞こえなくて、夫も息子も私も言葉を失いました。そのまま大きな病院に行き、検査をしたのですがやはり呼吸はしておらず、とはいえ大きく育っていたので「入院してお産をしてください」と言われました。 お産はかなり大変で、陣痛促進剤を打ち、点滴をしながら、産気づくのを待ちましたが、何日経っても強い陣痛がやってきませんでした。そのためバルーンと呼ば

          自分を冒涜(ぼうとく)してはいけない

          犬を飼い、育児をする。淡々と。ケの作業って大事だ。

          写真は、我が家の犬で、引き戸が開けられないために無言の「開けてアピール」をしているところです(掃除中なのでこっちに来ないでほしい私)。 家事。育児。犬の散歩。 私はこれらを適当にすることが出来ないタチで、特に子どもたちと話すことや、一緒にくつろぐこと、犬の散歩にたっぷり時間を注ぎたいので、仕事に集中できる時間がとても少ないです。1日よくても3、4時間くらいでしょうか。 1人めの赤ちゃんを産んだ時は、あまりのフットワークの重さに耐えがたくなる時もありました。 比較するこ

          犬を飼い、育児をする。淡々と。ケの作業って大事だ。

          衝動のままに突き進んだ5年前の起業体験は無謀だったけれど正解だったと思う

          新春最初のnoteは、5年前の起業体験を書こうと思います。 起業というとかっこいいイメージがありますけれど、私の場合はかっこよさなど皆無です。 無謀、どたばた、滑稽でしかない体験談ですが、もしかしたら読んでくださった皆様の中には勇気が出たり、やる気になったりしていただけるかもしれません。 ラウラミーカはたくさんの方に助けていただき、今年で6年目を迎えることができました。そして、やっと下の子が小学校に上がって子育てがやや落ち着くため、事業として向かう先も新たに見えてきまし

          衝動のままに突き進んだ5年前の起業体験は無謀だったけれど正解だったと思う

          起業を支えてくれたのは家事だった

          家事と育児をしながら起業をするって、ちょっと大変そうですよね。 家事育児と一言で言うけれど、その実、なかなかにたいへんな仕事で、 まずもって家事がこんなにもエンドレスなものだとは、やってみるまでわかりませんでしたし、美しく整えたそばから破壊されていく諸行無常ぶりは砂曼陀羅をゆうに超えるのではと本気で思いますし、 育児もまた万人に通用する方法などない世界、自力でひねり出す最適解で突き進むより他ない待った無しの命とのやりとりという、これまた一級品の人間関係構築トレーニングな

          起業を支えてくれたのは家事だった

          はじめまして、ラウラミーカです。

          note worldにお住まいの皆さん、 はじめまして。 薔薇で染めたシルクで下着を作っています、ラウラミーカの工藤未葉(くどうみよう)と申します。 5年前、資金も実績も経験も人脈も何もない分野に、何が何だか分からないまま飛び込んで、起業しました。(2021.1.4リンク追加↓) 本当に何もなくて、あるのは想いだけ。 当初は「なんで私こんなことやってるんだろう」と、疑問や不安、心配がいっぱいでしたが、5年経った今、事業も少しづつ安定し、それとともに、私がなぜこの事業を

          はじめまして、ラウラミーカです。