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【アラフィフエッセイ】No.16 献立に悩む私がもらった言葉

毎日の献立、悩みませんか?

かれこれ10年以上台所に立っていますが、
たま〜に悩みます。

献立表を作成したり、
作り置きをしたり、
その時々なりに工夫をしているものの、
感触のよい着地点には至っておりません。

① 週末に希望のメニューを聞いた


最近、子ども達から
『コレ、飽きたかも』
『この前の味が好き』
などと、作り手の気持ちを無視した
自由な発言が目立っていました。

せっかく作っても、
あまり箸が進まないのも勿体ない。
子ども達に
食べたいメニューや好みを聞きました。

『ナンプラー唐揚げ食べたい』
『鶏の照り焼きがいい』

好きなメニューが出てきます。

すると、

『パパが作るご飯も食べたい』

娘がこぼしました。


② 私に言う???


私は毎日献立に悩んでいるため、
娘の言葉が嬉しいような、悲しいような・・・

『え? 今それ言うの?』

『だって、パパのご飯、美味しいから』


おいお~~~い!!!


夫よ、喜べ~~~!!!



③ 子ども達の気持ち


娘は、絶賛反抗期(思春期)です。
ここ数年、夫とは距離を置いており、
夫の片思いが続いています。

『あのね、私は何かとパパ嫌い、嫌だって言うけどさ。
パパのご飯が大好きなんだよね。ヘヘ

娘は、照れながら言いました。

単身赴任の夫君、
気持ちは届いているようだよ(≧▽≦)
やったじゃん💗


『僕は、パパのエビマヨ好き!』

息子も気持ちをアピール。

『そっか。パパのご飯、美味しいもんね』


④ 平野レミさんが伝える「ベロシップ」だわ


これって、平野レミさんが著書で伝えていた「ベロシップ」
のことかしら。

夫は仕事人間なこともあり、
どちらかと言えば
スキンシップは少ない方だったと言えるでしょう。

けれど、たまに作ってくれるご飯はチョー美味しいのです。

『パパのカレーが一番!と言われたいんだ』

子どもが幼い頃に言ってました。


カレーの玉ねぎは飴色まで炒めるし、
甘口が好きな娘のために
リンゴのすりおろしや桃の缶詰シロップを入れるのです。

他にもエビマヨや唐揚げ、
トンカツやハンバーグ、
子どもの心をガッツリ掴むご飯を作ります。


子どもって
うるさいなと反抗しても、
ほっといてと言ったとしても、
パパが作る美味しいご飯の味は覚えているのですね。

夫の気持ちは届いているようです。



⑤ 私は私なりに作ろう


夫はとことんこだわるタイプです。
いわゆる、職人タイプですね。


材料も調味料もしっかり揃えるし、
かなり煮込んだりするので
とても美味しいのです。

たまにしか作らないのが、
ワタシ的には
ちょっとモヤモヤするものの、
全くしないよりはマシと割り切っています。


一方の私は、
料理はほぼ毎日のことで、
あり合わせの物でも作りますし、
食費や光熱費を考えながら作ります。

代用できるものは代用し、
レンジや圧力鍋も活用します。

本当に
主婦料理ともいう家庭料理ですね。

肉ばっかりと偏らないように、
野菜や海藻、豆類も交えた
献立を考えているつもりです。


私との「ベロシップ」はどうなのかしら?

目立たずとも
母の味があると願いましょうか。

最近は、魚のホイル焼きやクリーム煮を
してなかったな。

今は時間に追われているワケではありませんから、思いつきで作ってもいいか。

子ども達のリクエストも交えつつ、
たまには私が食べたいものを作ろう。

献立に悩むくらいなら、
自分の好きなものを作っちゃおう。



献立、悩みますよね。

子ども達に献立を聞くことは、
会話のネタになるから、いいかも。

今回は
夫とのベロシップがリアルにわかり、
嬉しい発見となりました。

早速、夫に報告しよっと。(^_^)/


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