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4:15am_夜明前の#朝活

大学3年生の夏休み、イギリス_オックスフォードへ #英語 #留学 するため、前期の平日は毎朝5時に起床して、朝6時から正午まで渋谷のカフェでアルバイトをしていました

4ヶ月程度で、50万円近く貯めて

3ヶ月弱、海外の学校へ初めて通った21歳の夏

あの日々で経験したことすべてが、これまでの人生ずっと、僕を突き動かしているように感じています

およそ15年ぶりの昨秋、その学校へ妻と子供たちを連れて旅をしました

変わるものと、永久不変のもの

言葉にならない想いの振動が、全身を駆け巡りました

#スイス に家族で来たことを誇りに感じた瞬間でもありました

#Tokyo2020  というケジメ

#IELTS の試験に向けた3ヶ月間の夏、猛烈に勉強することを心に誓いながら、もうひとつ自分との約束をつくりました。それは、この2019年度の大学院申請で不合格になった際は、 #ローザンヌ#国際スポーツ組織 で働くという夢を諦めることでした

大学院の授業は9月末に始まり、翌年の12月に卒業できる15ヶ月のカリキュラムです。2019年度の場合、2018年9月25日が初日で、2019年12月には卒業できることから、2020年の年明けからは、その夏に開催されるTokyo 2020に向けて、ローザンヌで就職活動ができるという算段でした

オリンピックイヤーになれば、多くの国際スポーツ組織が集うオリンピックキャピタルで、日本で開かれる #オリンピック のために、日本語が話せる人材の需要が増えるだろうと見込んだのです。言い換えれば、この年度がTokyo 2020の前にローザンヌのネットワークに入り込む最後のチャンスだったのです

このタイミングを逃すと、Tokyo 2020という機会や日本人である希少性が役立てられないこと、そしてなにより家族や自分の年齢を考慮しても、更にもう1年、あるいはもっと先まで延長して、この夢を追うことへの真価が見出せなかったのです

Tokyo 2020をきっかけに転職を実現した僕にとって、Tokyo 2020をフックに新しい別の目標が実現できない場合、残念ではあるけれども、そこには縁がなかったと潔く諦めることを誓ったのです。悔いのないように、ありとあらゆる努力を惜しみなく注いで、この夢にチャレンジにすることを決意しました

これを最後と決めることで、夢をだらだらと先延ばしにしないよう_ #英語学習 にも本気で取り組むよう、自分に発破をかけたのです

たとえ、この夢に破れたとしても、当時議論が始まっていた2026年の冬季オリンピックが札幌に決まるなら、その時にはまた違うストーリーが待っていると、心のバックアップも用意していたように想います

家族が支えてくれた  #朝活

当時の平日ルーティンでは、6:30に妻と起きて朝食を準備し、7:00に子供たちを起こして、食事と支度を済ませたら、7:40には自転車で家を出て、長男を指定のスクールバスの停留所へ送り届け、今度はそのまま3km近く離れた保育園まで娘を送り、中目黒から神谷町まで日比谷線で通勤し、9:00から17:00まで働いていました。妻が残業するときは、時間きっかりに退社して、18:15までに_延長料金が掛からないように、娘の保育園と長男の待つ自宅近くの学童保育所の2ヶ所を猛スピードで回って、18:30過ぎに帰宅するというライフスタイルでした。車を所有していませんでしたので、今思い出しても、よくやっていたなと感心してしまいます。雨の日なんかは、本当に最悪でした

このタイムフレームに、英語学習の時間を割くとなると、朝に早起きするか、子供を寝かしつけた後の夜しか考えられませんでした

日常の疲労具合を考えると、6時間以上の睡眠は必要です。また、我が家は家族全員、ひとつの部屋で川の字になって寝ていたので、子供を寝かしつけるために布団の中に一緒にいると、起きて勉強するつもりだったのに、そのまま寝落ちして目覚めたら朝だったということが多々ありました。こうなると、自責と後悔の念に苛まれてしまいます

だったらいっそのこと、21:00には子供たちと一緒に眠って、翌朝ひとり早起きして、そこから妻が起きてくる時間まで勉強する方が、実現性が高いと考えました。学生時代に早朝バイトをしていた頃、時間を有効に使えていたことを思い出しました

「朝活」という言葉の流行も相俟って、僕はAM4:15に起床し、4:30から勉強できるように動き始めました。こうすることで、妻が起きてくるまでの2時間、早起きの爽快な気分で、静かな環境のもと学習することができ、かつ集中力もかなり研ぎ澄まされたものでした

前夜には、事前に翌朝の学習計画を組み立てて、必要なテキストをデスクに準備することで、椅子に腰掛けたと同時に、スムーズに学習が始められるという効率性も編み出しました

こうして、真夏でもまだ薄暗い朝の2時間を、毎日英語学習に充てがっていました。1ヶ月も続けていると、アラームがなくても、自然と4:15になれば、目が覚める体になっていました

この他にも、通勤中や昼休みの間にも、苦手な #リスニング の教材を聞き込んで、コツコツ学習を進めていました。1日あたり3時間は勉強できていたと振り返ります

ちなみに、週末などの休日も起きられる時は朝早く起床し、勉強を続けていました。疲れていた時や集中できない時は、いつもより長く寝たり、家族との時間を大切にして、自分を追い詰めないように心がけました

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こんな朝活が継続できたのは、家族の理解と協力があってのことです

子供たちは、僕が朝にひとりで勉強することを理解してくれて、一緒に目覚めたりすることはほとんどありませんでした

妻も、僕のアラームに気づいて目を覚ましていたようですが、勉強しているリビングに降りてきて、邪魔するようなことは全くありませんでした。また、毎朝欠かさず起きて勉強することについて時折褒めてくれたので、その優しさも、継続の原動力になっていたことには間違いありません

終りの見えない闇の向こう

今でも切に感じるのですが、語学の習得に終りはありません

ネイティブレベルまで話せるようになるには、癖の強いアクセントも聞き取れるようにならなければなりませんし、忘れがちな単語や専門用語も使い熟せるようにならないといけません

同じ、あるいは類似の失敗を幾度となく繰り返し、自分の知識に変換していくという作業は、本当に弛まぬ努力と根性が必要です

小さな、あるいは僅かばかりの前進、時には変化の見えない現状維持に一喜一憂しながら、朝活を終える度、壁のカレンダーにマークしたX-Dayをカウントダウンして、言い聞かせるように唱えていました

夏の朝陽がこの闇を照らして、荊の路の向こうまで導いてくれると信じて

大丈夫

きっと、うまくいく


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