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人には人の乳酸菌。

今朝起きたら腹が減っていた。
なぜか健康的な気がして悪くない。
これが腹が減って目が覚めたなら少し問題な気がするが、そうじゃないから悪くない朝だ。
顔を洗って水を飲み、朝食。
ニュースを見ながら休憩。すると、お腹が痛くなってきた。
これも不思議と、悪い痛みと健康的な痛みの違いがなんとなく分かる。

「腹」とは、何なのだろうか。
食べ物を貯蔵し、栄養を取り出す。
壊さないように腹巻きをする。
でも、意味もなく叩いてリズムを刻むことがある。目や口をペイントして、顔に見立てる人もいる。
歩きながら命を育てることができる。
辛い物が好きで、刺激物を自ら入れることもある。
見せ方で、魅力的に見える。
殴られると苦しい。だから、一発いれて倒したときのドヤ顔は格好いい。
丹田に気も溜める。
九尾の狐を封印もする。

腹が減ると腹が鳴ることがあるけど、あれが一番おかしなことだ。
たまたま、本当にたまたま、腹が減ると音が出てしまう構造になっているのだろうか。それとも、警告音をさせてまでピンチを報せないといけない程、人間の欲望が凄いのか。
音を出しているのが腹主体なのだとしたら、人間は「腹」という生き物に分類されるのかな。

今も大事な腹を守るように、体育座りでこの文章を入力して生きている。

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