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『わかる。』の効力

『わかる。』
この一言には大きな効力がある。


辛く苦しいときの『わかる。』

理解しようと親身になって
受け止めてくれたときの『わかる。』

好きなものや好きなことを話して
共感してくれたときの『わかる。』


もちろん、前提として

言ってくれる相手との関係性や
言い方もあるけれど

初対面の『わかる。』で
急に親近感を覚えて距離が縮まったり

信頼してる人の『わかる。』で
心から安心したり
不意に涙が出たり。

仲間の『わかる。』で
めちゃくちゃ盛り上がったり。


ちなみに

心から湧き出た『わかる。』は最強。

なんだかわからないけど
うまく説明は出来ないけど
相手と一瞬で気持ちが繋がる。


私は今まで何度となく
その場面に遭遇してきた。

老若男女、初対面の人から
信頼関係がある人含め数えきれない。


今、私は教員という立場にいるが

学生たちはいつもひそかに
『わかる。』を求めていると思う。


この場合の『わかる。』は

【一旦、受け止める】
『わかる。』も多用に含まれる。

コロナ禍を過ごした影響で
人との関わり方が希薄なまま
距離感がわからない学生が多い中、

その『わかる。』で

一歩すすめたり
なにかを思いとどまれたり
心がほぐれて救われたり...

それぞれに作用し浸透する姿を
たくさん見てきてそう感じた。


noteを休止していたこの3年は
ずっと主担任で(現在も)

その中で運命的な出逢いをした
学生たちに言われたことがあって。

『先生はさ、注意や指導の時に
必ず一度受け止めてくれるじゃん。
「わかるよ。」って。

自分たちも子どもじゃないから
わかってるからさ。ある程度。

だから、一度受け止めてくれてからの
言葉は全然ちがうのさ。

ちゃんと入ってくるし響く。』

なるほど。

学生たちは
そんな風に理解してくれてるんだ。

その学生の言葉は、
改めて自分の中の大事な指針になった。


振り返れば、保育士だった頃も

子どもたちへの『わかる。』
保護者への『わかる。』

毎日、たくさんの人の話を聴きながら
その言葉を大事につかってきた。

この場合は
『わかりたい。寄り添いたい。』
という思いも多用に含む
『わかる。』だったけど。

そんな私も
『わかる。』に、どれだけ救われたか。

保育園の子どもたちや学生、
保護者からの『わかる。』に
救われ、癒され、勇気付けられたし

身のまわりの大事な人の
『わかる。』に支えられて
ここまできた部分も大きい。


だから

これからも
人として、教員として

必要な時
心から湧き出た時に

誰に対しても真摯に
『わかる。』を伝えていけるよう
過ごしていきたい。

決して
知ったかぶりや押し付けではない
相手の想いを大切にした『わかる。』

大事につかいたい言葉。


..なんて改めて思った
今日この頃なのでした。

みなさんは大事にしている言葉
ありますか?

最後まで読んでくださり 本当にありがとうございます✨ 貴重なサポートは大切に大切に 遣わせていただきます🙊💗 これからもnoteを通してたくさんの 人と繋がっていけますように🍀