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女性の半数が経験⁉デリケートゾーンの病気と予防策!

こんにちは!
laugh.スタッフのMIKAです。

本日は、デリケートゾーンの病気についてのお話です。
デリケートゾーンは名前の通り繊細で敏感な部分。


清潔に保っていたい部分だからこそ、正しい知識を持っていたいですよね。

デリケートゾーンの病気にはどんなものがあるのか、そうならないためには何をしたらよいのか、本記事ではご紹介いたします☝🏼


是非、最後までお読みください♪


デリケートゾーンの病気


デリケートゾーンに多いのが「かゆみ」「ニオイ」の症状!

常に多湿で温かいうえに、下着やナプキンに触れるためムレやすく、菌が繁殖しやすい環境なんです。

そのため、デリケートゾーンのトラブルは、女性なら誰にでも起こる可能性があります。

今回は、かゆみとニオイで想定されるデリケートゾーンの病気をご紹介いたしますので、一緒に正しい知識を付けていきましょう!


【デリケートゾーンの病気:その①】
腟カンジダ

腟カンジダとは:
腟の中にいるカンジダ菌が増殖して起こる病気のこと


主な原因:

・免疫力の低下(風邪や疲労、抗生物質などの薬の使用)
・ストレス
・ホルモンの変化(妊娠中はかかりやすい)
・持病(糖尿病など)          など


主な症状:

・腟およびその周辺のかゆみ
・白色でヨーグルト状、酒粕状のおりもの


予防および対策方法:

・デリケートゾーンを清潔に保つ
・タイトな服装を避け、コットン素材の下着を使用する(通気性の良い環境をつくる)
・規則正しい生活習慣をする
・治療中は性行為を控える

カンジダ菌自体は、健康な女性でも皮膚や口の中に存在する常在菌で、正常な腟内フローラの一部です。


この菌が過剰に増殖すると外陰部膣炎を引き起こし、75%の女性が生涯で少なくとも1回は経験すると言われている女性特有の病気でもあります。


【デリケートゾーンの病気:その②】
細菌性腟症

細菌性腟症とは:
腟の中の細菌のバランスが崩れたときに起こる病気のことをいいます。
性成熟期女性の3~5割が経験すると言われる一方で、
17~70歳までの幅広い年齢層の女性が経験するとも報告されています。

主な原因やリスク:
・性行為(新しいパートナー、あるいは複数のパートナーがいる)
 ※性行為がなくても感染することも多い
・喫煙
・肥満
・妊娠      など


主な症状:

・オフホワイト/灰色っぽい、さらさらしたおりものの増加
・匂いのするおりもの
感染者の50〜75%が症状を感じないとも言われています。


予防および対策方法:
腟カンジダと共通しています。
・デリケートゾーンを清潔に保つ
・タイトな服装を避け、コットン素材の下着を使用する(通気性の良い環境をつくる)
・コンドームを使う
・治療中は性行為を控える

幅広い年代で発症する一方、半数以上の人が症状を感じないといわれているので要注意!

原因やリスクを考えると誰にでもなりうるものだからこそ、
日頃からデリケートゾーンを清潔に保つ意識が重要です!


【デリケートゾーンの病:その③】
性器ヘルペス

性器ヘルペスとは:
ヘルペスウイルスによって、性器周辺に水ぶくれや
ただれなどの病変を生じる感染症のこと。
再発を繰り返すことも多いが、再発の場合は症状が軽いことが多い。

主な原因:
・性行為による感染
・母子感染


主な症状:

・性器周辺の水ぶくれ、赤いぽつぽつ
・ただれ、かゆみ
・激しい痛みが伴うことも


予防および対策方法:

・コンドームを使う
・病院できちんと治療を受け、治療中は性行為を控える

主な原因は性行為ですが、感染者の使用したものを使いまわすことで感染するケースもあります。

無症状でも相手を感染させてしまうこともあるため、コンドームを使うなど予防が大切です。


【デリケートゾーンの病気:その④】
腟トリコモナス症

腟トリコモナス症とは:
トリコモナス原虫が性器内に入り、炎症を起こす性感染症のこと

主な原因:
・性行為による感染
・下着、タオル、便器、浴槽での感染

主な症状:
・あわ状の悪臭の強いおりものの増加
・外陰部や腟の痛みや強いかゆみ

予防および対策方法:
・コンドームを使う
・病院できちんと治療を受け、治療中は性行為を控えましょう

感染者の20〜50%が症状を感じないとも言われています。
放っておくと不妊症や早産、流産の可能性もある恐ろしい病気です。



いかがですか?

自分には関係ないと思っていても、中には約半数の女性が気づかずに発症している病気もあります。

「こんな病気があるんだ…」と分かるだけでも、もっとデリケートゾーンに気を遣おうという気になりますよね!

ここからは、デリケートゾーンの病気にかからないための、そしてかかってしまった場合の正しいケア方法をお伝えいたします♪


病気にかからないための予防策


デリケートゾーンはとにかく清潔に保ってあげることが大切!

今日からできるお手軽ケア方法ですのでデリケートゾーンに悩んでいてもいなくても、一緒に正しい知識を付けていきましょう!!


【簡単ケア:その①】
下着選び

先ほどお伝えしたように、デリケートゾーンはムレやすいため、吸水性や通気性に優れた、綿やシルクの下着を着用することをおすすめします!

おりものシートやナプキンをこまめに変えることも重要です!


【簡単ケア:その②】
優しく丁寧洗い

デリケートゾーンを洗う際は、ゴシゴシ洗いはNG!!

しっかり洗おうとゴシゴシしてしまう女性、意外と多いんですよね…


デリケートゾーンは自浄作用があるので洗いすぎも良くありません。
専用ソープで優しく丁寧に洗ってあげるのが基本です!


【簡単ケア:その③】
顔にしないことはデリケートゾーンにもしない!

先ほどのゴシゴシ洗いも当てはまりますが、顔をボディソープでゴシゴシ洗ったりタオルでこすったり、かきむしったりすることはないですよね?

そうすると肌トラブルにつながることが分かっているから…

デリケートゾーンも同じです!
むしろデリケートゾーンの方がトラブルにつながりやすいんです!

というのも、何度かお伝えさせていただいていますが腕の経皮吸収率を1とした場合、頬の吸収率が13なのに対してデリケートゾーンの吸収率は42倍!

良い成分も悪い成分も吸収しやすい部位なんです!

顔のような見える部分だけでなく、見えないデリケートゾーンにこそ気を遣ってくださいね。




いかがでしたか?

ご紹介させていただいたデリケートゾーンの病気は、誰にでもかかる可能性があります。


今回は、性器ヘルペスや膣トリコモナス症など、いわゆる性感染症と呼ばれるものも含めて、デリケートゾーンの病気をご紹介いたしました。

一概にデリケートゾーンの病気と言っても、いろいろな種類があることが分かりますよね。

まずはできることから!

普段から正しくデリケートゾーンをケアし、清潔に保って病気を予防していきましょう!


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