きおくのうた
遥かむかし
天のヒト 地のヒト 水の人が在った
ある日 虹の国は失われた
天のヒトは煌めく星をちりばめた
自分自神を知り辿れるように
地のヒトは石と植物に記憶を宿した
7つの光で仲間を想い出せるように
水のヒトは生きのこった
はじまりとおわりの刻をまち
歌いつづけている
深く深く静かに響く
小さく満ちる
道標のうたを
太古からの智慧が
詠まれ 巡り 伝わり
時空を超えて
いまをつなぐ
光と闇は交じり合う
目をつむり
目をあけるとき
虹の約束は果たされる
きおくのうた
それはあの日誓った
なつかしい約束
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