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現在採用中のメタバースディレクター職のご紹介

こんにちは。メタバース開発部でプロデューサーをやってます、伊藤です。
現在、私たちの部署では一緒にメタバース・XR開発を担ってくれるディレクターを継続して募集しています。
しかしディレクターというポジションは定義が難しく、業界や会社によって業務内容が異なることが多いようなので、今回は掘り下げてポジションや業務内容などをご紹介したいと思います。

担当プロジェクト

LATEGRAのメタバース開発部にディレクターとして入った場合、直近では主に「S-PACE」開発に携わっていただきます。

S-PACEを超簡単に説明すると、LATEGRAと小学館にて共同開発をしている、コンテンツファーストのメタバースです。 メディア体験型の仮想空間として、小学館のもつ雑誌・書籍などのさまざまなメディアコンテンツに触れることができるようになります。
1stフェーズでは「すべての読者さまに届けること」「既存のコンテンツをより多く投入して連動を図ること」を目的としているため、スマホでみられるWebGLの形式で制作しています。

所属部隊

LATEGRAのメタバース開発チームは大きく3つの部隊に分けて日々開発を進めており、今回の採用では「1」と「2」のディレクターを募集しています。

1. S-PACE基盤開発

S-PACEの作りとしては、ポータル機能を担うメイン空間があり、そこから個別の空間や体験に遷移するような形となっています。

ポータルとなる空間から様々な個別施策やプラットフォームへの行き来を想定

「S-PACE基盤開発」部隊では、S-PACE空間で共通となるようなアバターや空間サイネージをはじめとした基盤機能を開発、運用しています。
オープンなプラットフォームとして、今後VRMアバターの乗り入れや、他企業さまのスペース参画を見据えてインフラを準備しています。
また、ポータルといってもただのロビーではなく、イベントや機能もある魅力的な空間となるように、ビジュアルや体験づくりにも注力をしています。
世界観の異なるスペースが入り混じることも1つの魅力になっています。
採用に際して、S-PACE全体の集客、回遊、リピート、コミュニケーションといったことを意識した機能だったり施策を考えていただくことを期待しています。
個人的な印象ですが、もともとゲーム業界にいたプランナーやディレクターと経験者の方は相性がよさそうです。

2. 個別施策開発

個別施策では「美的」や「コロコロ」など、1つのメディアやコンテンツに特化した体験や空間を独自に開発しています。
世界観も体験も、施策ごとに別となりますので制作チームは別となることも多いです。
平行していくつかの開発や運用が走りますし、今後どんどん増えていきますので、メンバーは担当プロジェクトをいくつか持ち、複数の制作チームとともに進行しています。

個別施策へと繋がっている誘導スペース

採用に際して、まずは個別施策にともなうコンテンツの理解をしていただいたうえで、既存のファンに喜んでいただきながら新規ファンの獲得を目指すような企画を期待しています。
個人的な印象ですが、リアル・デジタル問わず、特設キャンペーンや中規模以上のイベントを実施担当したことがある方が望ましいと思います。

3. R&D

こちらは今回募集をかけていないので簡単な説明となります。
盛り上がりを見せているメタバース界隈での日々のニュースや新たな技術の検証をしています。(実はこちらもすごい稼働しています)

ディレクターの業務範囲

自社メタバース事業には、まだまだ進め方が確立されているようなタスクは少ないです。
目的を達成するために必要なタスクを定義しながら、トライアンドエラーを重ねて実現にたどり着く必要があり、様々なメンバーを巻き込みながら一丸となってプロジェクトを進めています。
そのため、ディレクターポジションにおいて重要視しているのが
「企画書の作成」「設計」「進行管理」の3つです。

企画書の作成

S-PACEは共同事業として、各種ステークホルダーや制作関係者が一定数いるため、企画や仕様を企画書に落とし込んで共有をスムーズに図ることが必要となります。

設計

設計については私自身も手探りな部分が多いのですが、仮想空間やXR体験における設計では、早めにプロトタイプに近いものを作って検証を進めることが多いです。
そのため、Unityやblenderといった既存のソフトやツールを使ってビジュアルを作ったり、外部サービスを使って体験のデモを作ったりします。もちろん、自分ひとりでできないことも多いので、制作部隊と協力しながらデモ開発を進めます。

進行管理

こちらは、いわゆる一般的なディレクター業務となりますが、複数のプロジェクト、制作部隊を管理していただくことになるので、スケジュール制作や進行管理は経験されている方を希望しています。
進行管理の手段は問いません、LATEGRAでもそれぞれが使いやすいプロジェクト管理ツールを使っています。(伊藤はgithubを使っています)



少し長くなってしまいましたが、以上が現在募集をかけているディレクター職のイメージです。
気になったこと、もう少し掘り下げて聞きたいこと、他にリクエストなどありましたらいつでもご連絡ください。

あまり気負わずに気軽なご応募お待ちしてます!



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