「ひととなり」part9.5 自作小説

はじめての復習が成功した日、私は尋常じゃないほどの達成感に包まれていた。
翌日の目覚めは最高で、朝は珍しく明るい顔で登校した。

朝礼前、女子トイレに入るとお腹に衝撃が走った。
そこには幸子がいた。またいつものいじめだ。

「今日....は............何の...よ.......う.....?」
「ハハハ!痛そうな顔してるね~いつもどうり私たちが遊んであげてるだけよ」
「じゃあ今...そういう気分じゃ......ないから...よそで........やって..くれ.....な...い?」
「チッ!」
幸子は軽く舌打ちをして澪の頬をビンタした。
「あんたが私に口答えをするんじゃないわよ!」
「あんたたち、今に見てなさい....いつか必ず....罰が下るわよ」
「あんたをいくらいじめたって罰なんかくらわないわ」
「大口叩けるのも今のうちよ」
その後十数分暴力を受けた後、幸子たちは罵声を浴びせて教室に戻っていった。

「幸子...私.......は.....あ....なた....を....ぜ...ったいに...許さない!」
澪は痛みに悶絶しながら復讐の意思をより強固なものにしたのであった。


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