見出し画像

#229 自信をもてない人の特徴

いつになったら自信がもてるのだろう

こんな風に思ったことはありませんか。

どれだけ意欲的に働いていても立ちはだかる、
「自信」という壁。

仕事ができる人なのに自分の能力を低く見積もり、
挑戦や昇進に臆病になる人にたくさん出会ってきました。

あなたは、あなた自身を過小評価、していませんか。

今回は、自分自身を過小評価してしまう
「インポスター症候群」についてお伝えします。

1.インポスター症候群とは

画像1

インポスター症候群とは、

客観的に高い評価をもらえても
自分の能力や達成したことを肯定的にとらえられず、
自分自身を過小評価してしまう心理状態になること

で、別名「詐欺師症候群」とも呼ばれています。

仕事で結果を残せたにもかかわらず、
成功体験ができた理由を
「運がよかった」「周りの協力のおかげ」
と思ってしまう
のです。

時には成功に対する正当な評価を、
重荷に感じてしまう場合もあります。

自分の実力を過小評価しがちな女性に多くみられる
と言われており、その思い込みに根拠がないことが多いです。

女性が実力を過小評価しがちになる理由は、
別の記事でお伝えしますね。

2.インポスター症候群になる理由

画像2

インポスター症候群に陥ってしまう理由を2つに分けてお伝えします。

✓ 心理的なもの
✓ 家庭環境によるもの

(1) 心理的なもの
与えられた仕事に成功や失敗をした結果、
周りからの評価が変わり、
「周囲から嫌われてしまうのではないか」という
不安から自分を過小評価します。

何かが変わっていくのが怖くなり
「自分は今のままがいい。変わってしまってはいけないんだ」
と考え、インポスター症候群に陥ってしまうのです。

よく「ほめられて伸びる」といいますが、
それを苦痛に感じてしまう人もいるんです。

「ほめられること自体が嫌」という訳ではなくて、
「ほめられた」という行為の裏に隠された期待を重責と感じ、
成長をストップさせてしまうのです。

(2) 環境によるもの
育ってきた環境が原因になる場合もあります。

例えば、家庭や学校で、女の子は男の子に比べて
聞き分けのある「良い子」であることを求められがちです。

また、社会的にはまだ、補佐的な役割に女性がいるイメージが
多い状況で育ってきた女性は、「良い子」で「補佐的な役割をする」
ことが前提となってしまう場合があります。

すると、ある日リーダーを任されそうになった時に、
自分の能力について疑いを持ってしまいます。

これがインポスター症候群の原因になってしまうのです。

なお、このような状況に陥りやすいのは、
「仕事に完璧を求めてしまう人」や
「周りの空気を読むのが得意な人」と言われています。

3.インポスター症候群からの脱却

画像3

インポスター症候群にならないためには、

✓ 人と比べない
✓ 理想の自分と比べない

ように日頃から意識をすることが大切です。

例えば、人と比べないために
「SNSを見ないようにする」「SNSと少し距離を置く」
のも、対策のひとつです。

成功している人と自分を比較してしまうと、
自分の無力さを感じて、自己肯定感が下がることもありますからね。

また、理想の自分と比べないために
「自分をほめる」「完璧主義をやめる」
のもいいでしょう。

自分をほめると自己肯定感が高まりますし、
他の人からほめられても、その言葉を素直に受け止める
ことができるようになります。

100%ではなく、80%を目指すこと。
こんなルールを作ってみると、理想の自分に
苦しむことは少なくなりますよ。

4.まとめ

画像4

いかがですか。

今回は、自分に自信がもてない理由や、
自信をもつための方法をお伝えしました。

インポスター症候群になる人は、先ほどもお伝えした通り
「仕事に完璧を求めてしまう人」や
「周りの空気を読むのが得意な人」と言われています。

そんな方は、時には誰かの手を借りてみてください。

「分からないことは周りの人が教えてくれる」
という環境があると、心的負担が軽減されますよ。

ずっと力を入れていると疲れてしまいますから、
時には誰かに甘えながら、
バランスよく生きていきましょうね。

今回はこれで終わりにします。

ではまた。

👉次に読むなら

過去のオススメ記事を紹介
#227 頭がパンクしそうになる理由
#222 謙遜しすぎて印象が悪くなる理由

この記事が参加している募集

noteでよかったこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?