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#222 謙遜しすぎて印象が悪くなる理由

誰かに褒められるのは嬉しいことです。

私のように、「自分は褒められて伸びるタイプ」
な方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際に褒められたとき、
あなたはどのようなリアクションをとっていますか。

 日本人は「謙遜する」人が多いですが、
謙遜の仕方によっては、相手に失礼になることもあります。

今回は、なぜ謙遜しすぎてしまうのかと、
褒められ上手になるための方法についてお伝えします。

1.過剰に謙遜して見える理由

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誰かに褒められたとき、
謙遜するのが礼儀だと考えている人は多いです。

しかし、謙遜しすぎるとかえって失礼な態度に見えたり、
相手に不快な思いを与えてしまう可能性もあります。

例えば、
誰かに褒められると素直に嬉しいと思う反面、
恥ずかしさや照れくさくなること、ありませんか。

また、褒められたからといって
舞い上がって見えないよう、
表情をおさえてしまうことなどはありませんか。

照れくささから、少し居心地が悪く感じたのが
無意識のうちに表情や言葉に出てしまうことがあります。

そのような表情や言葉が重なると、
少し過剰な反応をしている様に見えます。

ですので、褒められた側としては、そこまで謙遜した
つもりがなかったとして、相手から見ると
憂鬱そうに見えたり、萎縮してみえたりするのです。

2.過剰な謙遜は相手を否定する

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謙遜が繰り返されると、相手がマイナスの気持ちに
なってしまうことがあります。

何度も謙遜されると
「褒めてるのに、そこまで否定しなくても…」
とがっかりしてしまうからです。

あなたが謙遜する姿が、相手からすると
「自分の言っていることを否定されている」
と取られてしまうことがあるのです。

私は以前、謙遜はしすぎる位がちょうどいい
と思っていましたが、上司から指摘されてから
自分が間違っていたことに気づきました。

謙遜しすぎると、相手の顔が苦笑いしている
ように見えることがあったのです。

それ以来、謙遜しすぎないよう、
相手にお礼を伝えるようにしています

また、同じくらい気をつけた方がいいのは、
反射的に相手を褒め返すことです。

義理や体裁で褒められて、嬉しく思う人はいませんからね。

3.褒められたときの対応

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では、褒められた時に
どのような対応をすればいいかというと、

謙遜したあとに一言付け加えること

をおすすめします。

例えば、
「先日のプレゼン、見事だったよ」
と大先輩から褒められたとします。

その時に
「いえいえ、私なんてまだまだ未熟で…」と
終わらせるのではなく、

「私はまだまだ力不足ですが、尊敬する○○さんに
褒めていただいて嬉しいです。」

のように、謙遜はしながらも、相手が褒めてくれた
ことに感謝の気持ちを伝える
と、この後の
コミュニケーションも円滑に進めることができます。

相手に、

✓ 謙遜の気持ち
✓ 褒めてくれたことへの感謝

この2点を伝えるというのがおすすめです。

4.まとめ

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いかがですか。

人から褒められるのは嬉しいことです。

でも、恐れ多かったり照れくさかったり
という気持ちが先行して表情や言葉に出ると
相手との関係性がギクシャクしてしまうことも。

褒められたことに対しては感謝の気持ちを伝えて、
自分も相手も気持ちよく付き合える関係性を
築きましょうね。

今回はこれで終わりにします。

ではまた。

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