見出し画像

#106 メール…口頭…どっちがいい?

仕事をする上で、必ず誰かとコミュニケーションをとりますが、

メールするか直接声をかけるか…どうしよう…

こんな風に迷うことはありませんか。

すぐそばにいるのにメールをするのはよそよそしいし、
だからといって忙しい時に声をかけるのもな…

考え始めるとキリがありません。

最後には、「メールか口頭、どっちがいい?」なんて
相手に聞いてしまうなんて話も耳にします。

そこで今回は、「仕事の効率が上がるコミュニケーション」
についてお伝えします。

1.うまく使い分けると効率が良くなる

画像1

全てメールで済ませる
全て対面で済ませる

こんな方もいらっしゃると思います。

この方法が悪いとは言いませんが、
使い分けることによって、仕事の効率が上がるので
私は使い分けることをオススメします。

例えば…

✓ 感情重視:対面(直接口頭で伝える)
情報重視:メール

正確により多くの情報を伝えたい場合はメールの方が確実。
顧客とのコミュニケーションなど、直接顔を見て話したい時は対面。

このように何を目的にコミュニケーションをとりたいかによって、
取る手段を変えると仕事の効率が上がります

2.目的に応じた使い分け方(ご参考)

画像2

どのコミュニケーションが、どの目的に合っているか、
また、どんなデメリットがあるかを私の経験も含めてご紹介します。

メール
○ より多くの情報を相手に読んでもらいたい時
○ 急ぎの要件でない時(相手の時間を拘束しない)
△ 相手に見落とされる可能性
△ メールばかりだと冷たい印象をもたれる

ビジネスチャット
○ リアルタイムで会話やファイルのやりとり可能
○ グループ内での情報共有も可能
△ 会話を長時間続けるには向かない
△ 短文になりがちで、誤解を招く原因になることも

電話
○ 急ぎの用事やリアルタイムで連絡を取りたいとき
○ 手軽にコミュニケーションを取れる
△ 相手の手を強制的に止めてしまう(生産性低下の恐れ)
△ すれ違いなどの時間ロス

対面(口頭)
○ 部下の教育や取引先とのコミュニケーションが必要なとき
(相手の信頼を得やすく、仲間意識をもたせたいとき、など)
△ 相手の手を強制的に止めてしまう(生産性低下の恐れ)
△ 情報量が多いと、伝わりきらない可能性

どの手段が最もよいということはなく、
それぞれの目的に合った手段を上手に選ぶ必要があります。

また、私は相手の状況によりコミュニケーションのとり方を
変える
ことが多いです。

私の上司は私の真向かいで仕事をしていますが、
私はほとんどの場合、メールを活用します。

なぜなら、私の上司はめちゃくちゃ忙しそうだからです。

小難しい文書を読んでいたり、細かい数値をみながら唸っていることが
多いので、声をかけて中断させてしまわないように気をつけています。

この様に、相手の状況がある程度分かっていたら、
相手の負担が少ない方法を選択するのもオススメ
です。

3.オンラインとオフラインの向き不向き

画像3

また、対面といっても、疑似対面(オンライン会議)も優れた
コミュニケーション手段ですよね。

とはいえ、例えば会議をするといっても、これまた
目的によって向き不向きがあると考えています。

対面会議
○ 関係者を一堂に集めて物事を決める
(正式な会議として関係者の承認を得られる)
○ アイデア出し、活発な議論をしたい
△ 実施頻度が高い会議(仕事の生産性低下の恐れ)

Web会議
○ コスト削減、時間の有効活用(遠方からの参加者がいる場合)
○ 情報共有や意見交換など重要度が低い会議
△ 物事を決める、密なコミュニケーションが必要

Web会議ツールなどは、顔をみながら会話することができるので、
ある意味で対面している部分もあり、活用範囲も広い
ですが、
物事を決めるための場にはイマイチ向いていなかったりします。

4.まとめ

画像4

いかがですか。

仕事をする上で様々なコミュニケーション手段があるのはいいことです。

しかし、手段が多いので何を用いて相手とやりとりするか、
迷うこともありますよね。

でも、どの手段が最もよいということはありません

それぞれの目的に合った手段を上手に選ぶと
それだけ仕事を効率よく進めることができます。

✓ 日常の連絡手段はチャット
✓ 本社と支社の会議はWeb会議
✓ 重要な決定事項を伴う話し合いは対面の会議

のように、目的に合った手段を上手に使いわけましょう。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

👉次に読むなら

過去のオススメ記事を紹介
#28リモートの疎外感からの気づき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?