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#247 伝わる言葉、伝わる文章

一体何を伝えたいのだろう…

話を聞いて、文章を読んで、
こんなことを感じたことはありませんか。

言葉を使う時に大切なのは、
相手に「伝わる」ことです。

いい情報をもっていても、
いい仕事をしても、
伝えたい想いがあっても、

相手に伝わらなければ意味がありません。

今回は、相手に「伝わる」言葉について考えてみました。

1.自分の言葉を振り返る

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相手にあなたの言葉が届かないとき、
届かなかったのは、全てが相手のせいではありません。

なぜなら、100%自分の想いを伝えることができる
という人はいないからです。

例えば、
セミナーで前に立って話すとき、
友人と話をするとき、日記を書くとき。

「今、自分の想いが伝えられていないな」
と感じる瞬間があるのではないでしょうか。

思い起こしてみると「言葉足らずだった」「言い方が悪かった」
と感じることはきっと少なくありません。

例えば、
仕事に前向きに取り組んで欲しいときに、

「仕事には前向きに取り組んでほしい。」
「世の中には多くの仕事があるが、この仕事には
 〇〇な魅力があるから、前向きに取り組んでほしい。」

言葉を少し加えるだけで、
相手への伝わり方が大きく変わります。

うまく伝わらないと感じたら、
自分の言葉に過不足がなかったか振り返ってみてください。

2.伝わる文章のポイント

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口頭で伝える場合、その場で相手と
コミュニケーションがとれるので、気になる点は
その場で解消することができます。

一方で、文章で相手に伝える場合は直接伝えることが
できない分、直接話す以上に、言葉や文章の書き方に
気を付ける必要があります。

✓ 一文を短くする
✓ 主語と述語を正しく書く

(1) 一文を短くする
相手に伝わりやすい文章は、

・ 一文が短い
・ 一文の中にひとつの情報だけが書かれている

文章です。

一文に盛り込む情報が多くなればなるほど、
読みにくさが増して、相手の理解度が下がります。

そして、読点でつながれる文章は長くなるので、
読む気力がなくなっていきます。

仕事で文書を作成する場合、多くの情報を
できるだけ詰め込もうとすることがあります。

でも、真っ黒で、切れ目のない文章。

これまでに見かけて事はありませんか。

見かけて、テンションが上がったこと、ありますか。

もしあなたが、げんなりした記憶があるなら、
文章を短くしてみてください。

それだけでも、ずいぶん読みやすくなります。

(2) 主語と述語を正しく書く
主語と述語を正しく書く。

文章を書くうえで守るべきルールです。

小学校の時に習うはずなのですが、
私たちは無意識のうちに、
色々な言葉を省略して文章を書いています。

例えば、

「〇〇について、事前に議論した上で資料を提出する。」

こんな文章があったとします。

普通に読み流すこともできますが、
これを読んだ当人は、

「誰と議論するの?」
「誰に提出するの?」

などと、首をかしげてしまうかもしれません。

特に主語は無意識のうちに省略されてしまうので、
意識をしておくといいかもしれません。

3.まとめ

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いかがですか。

今回は相手に「伝わる」言葉の使い方について
お伝えしました。

中には当たり前のことすぎで拍子抜けした、
という方もいるかもしれません。

ですが、自分は本当にできているかを振り返ると、
意外とできてなかったと感じるのが
言葉の使い方、文章の書き方です。

年を重ねるとそれだけ多くの言葉、
中には美しい日本語やカッコいい表現も
たくさん知る機会があります。

でも、美しい日本語やカッコいい表現よりも大事なのは、
相手に確実に伝わることです。

伝わる言葉を使う、文章を書くことは、
社会人の「みだしなみ」であると同時に「武器」にもなります。

今回の記事を通して、
改めて相手に伝わる言葉、文章について
振り返っていただけたら嬉しいです。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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