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#232 職場でコミュニケーションがとれないとどうなるか(後編)

前回はこのような話をしました。

今回は、コミュニケーションを円滑にとる方法について
お伝えします。

これからお伝えすることは当たり前のことのように
聞こえてしまうかもしれません。

ですが、この当たり前のようなことを
意識して話をするようにしてみてください。

意外とできていなかったかもしれない、と
思うことがあるかもしれません。

1つずつ紹介しますので、できるだけ早く実践してみてくださいね。

1.相手を基準に話す

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最も大切なことです。

特にあなたが後輩や部下に話をする場合、
相手の立場になって、できるだけ丁寧に話しましょう。

あなたにとっての常識が、
相手にとって常識とは限りません。

例えば、私の上司は
「こんなの当たり前だ」という言葉をよく使います。

これは、NGワードです。

実際に上司からすると当たり前なのでしょうが、
私からすると未知の話だったりすることがあります。

一度や二度なら構いませんが、これが続くと
相手はあなたから距離をとりたくなってしまいます。

例えば、
「そうなんですか」と聞き流すことが多くなったりします。

「分からない」と言えば、「なんでこんなことが分からないの」
と言われるだろうと思い、話したくなくなるのです。

このように、自分を基準にして話をすると、
自分はコミュニケーションをとれていると思っていても、
相手はコミュニケーションがとれていないと思っているかも
しれません。

自分ではなく相手を基準に話す。

これは徹底してあげてくださいね。

2.不明点がないか念入りに確認する

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コミュニケーションをとる時は、
要所で不明点を確認しましょう。

特に業務の流れや期日など、お互いの理解がずれると
後々困ることは確認すること、そして
復唱することをオススメします。

少しでも不安に感じるような表情をしていた場合は、
すぐに相手に確認しましょう。

これも当たり前のことのように聞こえますよね。

でも、意外とうまくいっていないことがあります。

例えば、「14時から打ち合わせ」と聞いたけど
「何の打ち合わせ」かがうまく伝わっていなくて
違う資料を読み込んでいた、とか。

お互いに違うものを思い浮かべながら準備をしていたら
打ち合わせが有意義になることはありません。

このような小さい出来事が、お互いの不信感に繋がりますので、
しっかりと確認してすれ違いが起こらないように心がけましょう。

3.リアクションを取る

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リアクションを取ることはとても重要です。

というのも、相手に対するリアクションが少ないと、
相手に不満や不安を持たせてしまうからです。

タイミングよく反応したり質問するなどして、
相手の話を聞いていること、理解していることを
伝えるようにしましょう。

あなたの何気ない反応で、相手は喜んだり落ち込んだり
します。

相手が安心して話をできる環境づくりの一環として、
リアクションをとることを忘れないであげてくださいね。

このようなことを日々実践していくと、
会話しやすい雰囲気を職場に作り出すことが
できるようになります。

4.まとめ

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いかがですか。

今回はコミュニケーションを円滑にとるための方法を
お伝えしてきました。

コミュニケーションを円滑にとる方法は、当たり前に
聞こえたかもしれません。

だからこそ、今すぐに実践できることばかりだったはずです。

まずは相手をよく観察して、話をしてみてくださいね。

他にも、スタッフ同士が会話をしやすい雰囲気を作るために、
コミュニケーションスペースを設けたり、
ビジネスチャットなどを取り入れてもいいかもしれませんね。

会話がしにくい職場では、お互いのアイデアを
出せなくなってしまったり、仕事についての相談が
しにくくなったりと、ビジネスにも影響を与えかねません。

お互いが楽しく、そしてやりがいのある仕事をするためにも、
今日からぜひやってみてください。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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