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次世代の神主さん

今週のひと言を書いていただいている、大阪の服部天満宮の神主・加藤大志さんは、次世代を担う新しい感性をお持ちの神主さん。

Clubhouseが盛り上がっていた初期に出会い、お話が面白かったのですぐにInstagramからDM。辛酸なめ子さんと一緒に開催した「神主さんを質問攻め!」というルームに登場いただいたのをキッカケに、仲良くさせていただいています。

神主さんは「言挙げせず」という文化があり、人前で多くを語らない風潮があるそうで、確かにお寺・お坊さんのイベントやワークショップなどは多々見かけるが、神社・神主さんのそういった活動は聞いたことがない。

そんな中、加藤さんは、これからの時代は人々の心の拠り所やウェルネスという観点からも、神道について積極的に伝えていくことが大切だと考えられているのです。神道をイギリスの大学で学び、グローバルな観点から「日本の神道とは」を捉えることができるのも頼もしい。西洋占星術家の鏡リュウジさんとも親交が深く、お二人の会話は非常にアカデミックで機知に富み、人類の歴史とウェルネスを心豊かに学べてしまうのです。

社員のメンタルヘルスをサポートする取り組みのひとつとして、神主さんと話したりトークイベントを開催するなんて素敵なアイディアだと思いませんか?ぜひ次世代の神主さんとツナガッてみてください。

Instagram:https://www.instagram.com/taishikato_shintopriest/

Twitter:https://twitter.com/taishi0926

note:https://note.com/taishi0926/

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Landerのおともだちから今週のひと言
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辛酸なめ子さん
外部刺激が少ないときは、思考がループしがちです。未練を断ち切りたいと思ったら、大自然の中に少しでも身を置くのがおすすめ。海を見たり、牧場で動物と戯れていたら、ポジティブな情報で上書きされて、いつしか悶々とした思いもリセットされているはずです。

服部天神宮 神主加藤大志さん
日本では箸を横に置きます。これは、神聖な領域と俗な領域の境界を示す結界を意味します。

食べ物というのは、大自然の命から生み出され、その命をいただきながら私たちは生きています。箸の向こうは大自然の恵みを表している神聖な領域であり、箸がその境界線として、結界の意味を持つようになりました。

だから、私たちはいただきますと自然の恵みに感謝するのです。

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世界のリアルライフ
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Landerメンバーが住む都市からリアルなアレコレ

ロサンゼルス by Mutsumi
ヨルダン人の友達の家に行くと、シーシャやミイラの棺があり彼のアイデンティティを感じて面白かった。友人たちとお酒を飲みながらワイワイ話していると、後からかわいらしい女性がやってきた。ヨガに行った後のようなカジュアルなスタイルで、オリエンタルな雰囲気の白人女性。タタールスタン共和国からバカンスで来ているそう。どうやらお国では有名な歌姫らしいが、誰も気にしないどころか自分はドラムをやっていると自己アピールのほうが長いLA人。彼女を知る人がいない土地で、気兼ねなく心のバカンスを楽しんでいることでしょう。

サンフランシスコ by Akiko
先日、友人のお母さんに会った時に、「Hi!」っと、手を差し出されたのですが、握手が久しぶりすぎて挙動不審に。なんと、家族以外と握手したのは、1年半ぶり!これがパンデミックカルチャーってやつですね。温かくて柔らかい“ママン”って感じの手に、ギュッと握られて、初めてコロナの状況が良くなっているのを肌で実感しました。(ぶり返しつつありますが…)

パリ by Elie
「衛生パス」が導入され始めました。飲食店、文化施設、都市間鉄道の利用の際にワクチン接種or72時間以内の陰性結果or陽性からの回復を証明する「衛生パス」の提示が必須に。「自由の侵害」として16万人の反対派のデモで週末は変に賑わうパリ…。熱波少なく薄暑な今夏ですが、熱気を帯びた対立は続きそう。

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代表 Mutsumi Leeの気になるコト
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欧米での成功に必須?人の信頼ネットワーク
アメリカに住んで意外だったのは、日本よりもずっとコネ社会であること。そしてフランスはアメリカ以上だとよく聞く。キーパーソンに直接コンタクトできるかどうかで、ビジネスは雲泥の差なのである。

日本で昔はよく飛び込み営業をしたり、今でもタイアップの交渉などで取引のない企業にコンタクトを取ることがあるが、話を聞いてくれないとか、担当者につないでもらえないということはほとんどない。日本は面識がない相手にオープンな国なのである。

しかしアメリカではこうは行かない。ある日本のクライアントから、映画スタジオA24と商談がしたいのでコーディネートしてほしいというオファーがあった。A24にとっては願ったり叶ったりの内容で、話さえ聞いてもらえれば取り引きは成立するだろうと思っていた。しかし直接知り合いがいない。コンタクトメールなぞしても決して返事は来ないので、NYオフィスに直接向かった。

ビルの受付セキュリティをなんとかごまかして突破し、オフィス入り口まで辿り着く。受付の若い女性に事情を説明すると、興味がなさそうに担当者に伝えておくと言われた。伝えてもらえないのは見え見えなので、彼女の電話番号だけなんとかもらった。受け付けの女性と仲良くなってキーパーソンに繋いでもらう作戦。その後何度か受付にいったり電話して彼女と仲良くなり、キーパーソンに我々の情報を伝えてもらえた。そうなればもうあっという間で、すぐに快諾の返事が貰えた。

誰の知り合いなのか、という人の信頼ネットワークは、ここでは最強なのだ。だからLA生まれの大人達でさえ、未だにLAでネットワーキングに勤しんでいる。人好きな私としては大きな苦労はないが、来る人拒まずな日本の優しさが恋しくもある。

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クリエイティブプロデューサーMutsumiのロサンゼルスでの活動を辛酸なめ子さんがnoteとハフポストで連載中です。そちらもよろしくおねがいします。 https://note.mu/nameko_la