ここが私のターニングポイント #2 荒川奈津美
自分の「転機」をぱっと答えられる人は、変化や新しい環境にポジティブな人。
転職や転身を経験した女性へ人生のターニングポイントをきく企画「これが私のターニングポイント。」
第二回目のゲストは、カフェトラベラー兼SNSプロデューサーの荒川奈津美さん。
悩んでるだけ、考えてるだけでは変わらない、自ら行動を起こすことがターニングポイントにきっかけになったとか。転機を、自分の成長・キャリアアップに繋げるための心得とは?
◆Profile◆
荒川奈津美(@cremenatsu)/カフェトラベラー兼 SNSプロデューサー/30代
拠点:東京
Q1:あなたの人生の『ターニングポイント』は何歳頃?
「27歳頃。」
Q2:『ターニングポイント』となった出来事をできる限り具体的に教えてください。
「WEBプロデューサーのアシスタントからフロントポジションに自ら志願し、ポジションチェンジしたこと。未経験の業界だった為、初めは営業のアシスタントというポジションで仕事をしていましたが、企画立案やディレクションなどのクライアント対応をフロントでできるようになりたいと思い、20代後半にさしかかったタイミングでポジションチェンジを志願しました。それから新しい仕事を与えられ、幅広い経験を積むことができ、今のキャリア形成につながっているため、ポジションチェンジが私の『ターニングポイント』です。」
Q3:『ターニングポイント』で感じた不安、恐怖、悲しみをどのように乗り越えた?
「同世代の友人達が仕事を頑張っている中、私はずっとアシスタントというポジションで仕事をしていて良いのか、モヤモヤと悩む日々が続いていました。転職も頭をよぎりましたが、まずは今いる環境でできることはないか、変えられることはないかを考え、ポジションチェンジを申し出たんです。新しい環境に変わってから、がむしゃらに目の前の仕事に全力で取り組んでいると、悩みや不安は解消されました。」
Q4:『ターニングポイント』を機に、キャリアアップするために必要な要素とは何だと思いますか?
「『挑戦』だと思います。自分のスキル以上のことを求められる度に「自分にできるのだろうか」と後ずさりしてしまうこともありましたが、機会をチャンスと捉え、現状のスキル以上の仕事や未経験の領域に敢えて『挑戦』することで経験も増え、それがキャリアアップに繋がると信じています。」
Q5:前職Web広告代理店から転職し、SNSプロデューサーというより専門的な職業になることで、自身の生活や暮らし方に変化はありましたか?
「仕事だけでなく、プライベートでもSNSの利用頻度が増えました。元々SNS(特にInstagram)が好きだったので、自身の体験を仕事にも活かせることがとても楽しく充実感があります。プライベートの延長線上に仕事があるので、プライベートと仕事の境目が分からなくなることもありますが、好きなことなので全く苦にはなりません。 また私は「カフェ×旅」をテーマにSNSをしているのですが、旅に行く機会が増えたことが一番の変化です。仕事もなかなかなハードワークなのですが、旅をモチベーションに頑張れます。」
Q6:『ターニングポイント』を過ぎ、最も得た学びとは?
「思っていること、悩んでいること、やりたいことは口に出して人に伝えないと伝わらないし、何も変わらない。機会を作り出すのは自分しかいないんだなということを学びました。」
次回バトンを受け継ぐのはパリで活動するファッションジャーナリストElie Inoueさん。(@elieinoue) 11月8日更新予定。
クリエイティブプロデューサーMutsumiのロサンゼルスでの活動を辛酸なめ子さんがnoteとハフポストで連載中です。そちらもよろしくおねがいします。 https://note.mu/nameko_la