読書記録:共感という病
ビジネス、政治、恋愛、趣味ー至るところで重要視される「共感」。その負の側面を明らかにし、あるべき向き合い方を考察する。
とカバー裏にありますが、
考察部分は最初の50ページに満たない部分のように感じました。
ここで述べているのは、認知的共感が、いわゆる普段使いされている「共感」の大部分、という説明で、その他は、著者の活動するフィールドでの対応方法、現状の問題など。
240ページのうち、80ページが対談で、内田樹のコメントは、読者が自身で「共感」について考えるのに有意義かも